Khushi Shanti　愛しの花ぱん

去年の今頃のナナちゃんです。

一緒に育てた春菊と記念写真・

こちらも去年の写真。

今年の桜は間に合わなかった。

２月２７日　ナナちゃんが天に召されました。

東北大震災の時に南相馬の人間が入れなくなった地帯に何か月間も置き去りにされていた犬や猫や羊たちの中にいて頑張って生き抜いてきて、どんなに怖い思いをしてきたことか。

愛護団体に保護されて、私はそこを少し手伝っていたご縁でナナちゃんとハナちゃん（ナナちゃんの妹か子供）を東京に連れてきて、うちはナナちゃん、ご近所さんがハナちゃんをお預かりすることになって、

そのうち元の飼い主さんと連絡が取れなくなって、、、

いつの間にかすっかりナナちゃんは「うちの子」になっていました。

どこへ行くにも何をするにもほとんどナナちゃんと一緒でした。

一緒にお世話をしてきた猫たちも、たまに機嫌が悪いときはナナちゃんに猫パンチをしてましたが、

基本的にはみんなナナちゃんのことが大好きで、

ナナちゃんが最後の数か月間の闘病生活では毎日こうやって

こうやって

こうやって　誰かがナナちゃんに寄り添ってくれていました。

そのおかげかナナちゃんは本当によく頑張りました。

最後は呼吸が止まって体が冷たくなって、それでも体をなで続けていると息を吹き返して、というのを数回繰り返して、本当に頑張りました。

「もう頑張らなくていいよ、楽になって」と私がお願いするくらいでした。

大自然の中でのびのび暮らしていたところ震災によって置き去りにされ、保護されて窮屈な都会生活を強いられて、ナナちゃんを幸せにしてこれたのかどうかとても疑問です。

それでもナナちゃんは大きすぎる愛を私に注いできてくれました。

本当にありがとう、ナナちゃん。

これからは天国を好きなだけ走り回って、ぱんぱんや花ちゃんやみんにゃたちや神様にいっぱい甘えてね。

そしてできることなら私を待っててね。ずっと愛してる。

ナナちゃんを応援してくださったみなさん、ありがとうございました。