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Khushi Shanti 愛しの花ぱん

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Nov 16, 2023
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カテゴリ:ドラマ感想


ウィリアム・メイクピース・サッカレーの名作として何度もドラマ化されてきたそうですがおばちゃんは初見でU-Nextで観ました。





上流社会でのし上がっていく悪女で主人公ベッキーの、こ憎たらしいメギツネ具合の中にも、
くすっと笑っちゃうような小気味いい感じで視聴者にカメラ目線を配ったりする辺り、憎み切れないわ。



メギツネベッキーを演じてらっしゃるのは、オリビア・クックさん。
おばちゃんが今観ている「ハウスオブザドラゴン」でも重要人物をやられていらっしゃって、
今旬な方なのでしょうね。おばちゃんもファンになりました。


ベッキーが悪女になり切れない(それでもさんざん利用したり犠牲にしたりはしてますが)相手は、
親友のアミーリア。

ベッキーとは正反対と言える素直で優しい人。
演じていらっしゃるのはクローディア・ジェシーさん。「ブリジャードン家」にもご出演されているそうです。



あまりにも純粋で無垢(でお馬鹿さんな)なアミーリアに対して、
愛を知らないといわれている狡猾なベッキーが本当に本当に悪女だったらとことん踏みつぶしてやろうとするところ、
持ってないとされている愛情から踏みつぶすどころか守ろうとする気があるのがさりげなく描かれているのがエモいところでした。


男性陣の中で唯一まともな方はこの写真右側のウィリアムさん。


この方、まともというか、もう、最高です!


ドラマ冒頭でサッカレーさんが視聴者に語り掛ける
「ここは虚栄の市(ヴァニティー・フェア)。空虚で不道徳 そして滑稽な世界です。
詐欺やウソや見かけ倒しに満ち 節操などありません。」
という世界観の中で、この方の一途さ、スパダリぶり、生き様そのものを観るためにこのドラマを観たといっても過言ではない!



ありがとう、いいドラマですぽっ







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最終更新日  Nov 16, 2023 01:16:21 PM
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