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七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに なきぞ悲しき
いい歌ですね。 素浪人199さんから教えていただきました。 山吹伝説 道灌が父を尋ねて越生の地に来た。突然のにわか雨に遭い 農家で蓑を借りようと立ち寄った。その時、娘が出てきて 一輪の山吹の花を差し出した。道灌は、蓑を借りようとしたのに 花を出され内心腹立たしかった。後でこの話を家臣にしたこところ、 それは後拾遺和歌集の 「七重八重 花は咲けども 山吹の実の(みの)一つだに なきぞ悲しき」 の兼明親王の歌に掛けて、家が貧しく蓑(みの)ひとつ持ち合わせがない ことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。 古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励んだという。 豊島区高田の神田川に架かる面影橋の近くにも山吹の里の碑があり、 1kmほど東へ行った新宿区内には山吹町の地名があり、 伝説の地に比定されている。 また、落語にこの故事をもとにした『道灌』という演目がある。 今日は心が少し、利口のなりました。 では、皆さん、良い週末を・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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