dans la maison

昨日から流れ込んだアポイントがキャンセルになりました。
これを通称アポキャンというのだけれど、このアポ、実は先方の都合で今夜の１２時のアポでした。
ちなみに終電は１２時３１分・・・。契約のためなら終電のひとつやふたつと思って冒険のアポだったんですが、やられました★
電話かけても、出ないんですね～。
こ、このやろぉ～・・・と、思いたいところですが、まぁ、アポ取るときのニーズアップとクローズが甘かったってところですかね。無理はいけません。良い勉強になりました。

当然ながら終電には間に合わなかったんだけど、このままただで終わるのはもったいないじゃん？
どうせタクシーで帰るし。
丁度、私のチームのリーダーが私のことで部長と電話で深刻な話をしていたので、こっそり聞き耳。この内容では、黙って帰るわけにもいかなそうな感じだし、むしろこれもきっと何かあってのことだわと、居残りを決意。
その甲斐あって、支部長とリーダーに、アポ取り臨時スーパーレクチャーをしていただきました☆
いやもう、改めて目からウロコ。
最強マニュアルまでいただいちゃった、幸せ者です(^-^*)
これだけの勉強させてもらえたんだから、深夜のアポキャンも、タクシー代の３０００円ばかりも全然平気、むしろ安いもんだと有り難さ実感。
今月中のオーダー厳しいかも知れないけど、絶対最後まであきらめないわよぉ！


ところで、乙一（おついち）っていう、小説家さんに最近はまってます。
書店で赤とか青とかのカバーで『ＺＯＯ』というタイトルの短編集が人気ですが、今は青い表紙の『ＺＯＯ２』の方を読んでます。

この私が・・・小説とかめったに読まへんのに。暇がない言うてね。
ところが、短編っていうのもあるけど、かなり意表をつくところがあって、ついつい読めてしまう面白さがあります。
いろんな意味でオススメ。
とりあえずね、「何なんだこれは」「正直、やられた」って、思うから（帯の言葉そのまんま：笑）

でね、その後書きの解説にあったんだけどね、
「『一瞬』をいくつも重ねれば、『時間』が生まれるのは当たり前で、そうなってようやく『変化』を描き出すことが出来る。すなわちそれは物語を紡ぐことが出来るということだ」
という乙一さんの言葉が紹介されてるんですね。

これ、普通に感動しました私。
そのままなんだけど、うっかりしがち。
うちのリーダーも毎日言ってる言葉なんだけど、「只今只今を大切にしていかないと、その先の未来に望む良い結果が残せない」。
ほんとにそうだと思います。
日常こそドラマ。
物語を紡ぐ一瞬一瞬を大切に出来るかどうかで、その人の一生に一度きりのドラマは大きく変わってくるんでしょうね。


一瞬一瞬の出来事を大切にするから・・・転んでもただでは起きないし、ピンチの時のわずかなチャンスも見逃さない。
チャンスは準備している人のところにやってくる。それは、日々の瞬間をどう受け止めて過ごしているかにかかってるんじゃないかな。
・・・と、思う今日この頃です。