「くじけないで」柴田トヨ著
読書の秋ですね。 本は好きで、買い物のついでなどについ本屋を周回してしまう癖があります。 今日もいつも通り、本屋の中をクルージングしてると、なんとなく目に留まった1冊の本。 何気に手に取って、パラパラ・・。 次の瞬間、思い切り脳に衝撃を受けました。 最近、こんなにがツーンとくる事は無かったかも。 (ちょっと前に、別な事であったと思いますが、忘れた事にしてる。) くじけないで/柴田 トヨ¥1,000Amazon.co.jp この本です。 以下、ネタバレになりますので、ご注意を。 何気ない言葉で綴られた、ありふれた日常なんですが、 この詩人の新星は、なんと98歳のお婆ちゃん。 なんと、90歳になってから詩を書き始め、産経新聞に投稿し、35回も掲載されたとか。 そして、今まで書いた詩の集大成がこの本です。 なんと、15刷もされている。 凄すぎる・・ 思わず買って帰り、家で読んで、さらに感動。 ほんまもんの詩人やないの・・。 それに、お婆ちゃんの感性、98歳とは思えんほど、 みずみずしくて、可愛い・・。 思わず、「すいません、私まだまだ若輩者でした。もっと人生も仕事も真剣に頑張ります。 年のせいにして、あれできひん、これできひん、ついでに女も捨ててたこと、 反省します。」と思ってしまいました。 この人の半分もまだ私生きてない(一応)。 それなのにグダグタしてもうて、私って何してるんだろう? まだまだ体も動くし、頭も動くはずだし(もう少しは)。 頑張れば、何かできるはず。 もっと人生大事にして、真摯に生きなあかんわっ。 と、心の中で思わずシャウトしてました。 このお婆ちゃんに比べたら、私たちまだまだ若いです。 一緒に、人生頑張りましょう。