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カテゴリ:本
『走りながら考える』為末大 著(ダイヤモンド社)を読みました。
Twitterをいつも読みながら、為末氏の巧みな文章表現に関心していました。また、非常にわかりやすい言葉で書かれています。 元スポーツ選手だとは思えない、豊富な語彙力に、ひきつけられていました。 今回、初めて本を読んでみました。 本の内容は、人生をハードルと考え、為末氏の哲学から、人生を上手く生き抜く方法が書かれている。 よかった点は、客観的に人生を捕らえて、ダメなものはダメと割り切って次に進むことを考えること。 別の表現では、世の切なさや辛さ、無常観とどう向き合うか?ということの大切さがわかりやすく説明されている。 「努力は大切なことだけれども、努力以外で決まる勝負もある。」 「行きたいところへ行く道は、実はたくさんある。違うと思ったら、別の道へ行けばいい。」 良く有りがちな、我慢することや、耐えること、嫌でも続けることといった考え方ではなく、不条理なことを客観的に捕らえて、自分の人生を柔軟にコントロールしていく。そのヒントが書かれている本でした。 本当に文章がうまい。だから読んでいてもわかりやすい。 知的な方だと思います。機会があれば、もう1冊読んでみたいです。 『走りながら考える』 為末大著(ダイヤモンド社) ○ラン 12キロ ○スイム 2キロ ○筋トレ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月08日 23時42分34秒
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