カテゴリ:映画、ドラマ
芸能人の不幸なニュースが続いて、ちょっと落ち込んでいます。 お願いだからマスコミは残されたご家族を、周囲の人々を、そっとしておいてほしいです。 無理だろうな、、、。涙 さて、こんな時には明るい映画がいいだろうとは思うのですが 最近観たホラー映画について。 テレビもない、ラジオは好きなコメンテーターの時に 時々聞く程度。 新作映画については Twitterでしか触れませんが、 『ヘレディタリー/継承』は奇跡的に 数年前、映画にとてもお詳しい芸人さんがほめていたので知ったのです。 『ミッドサマー』はTwitter界隈で結構、話題になっていました。 まさかどちらも同じ監督とは。アリ・アスター監督、ホラー業界の星ですね。 『ヘレディタリー/継承』の主演で注目を集めた トニ・コレット。 実はNetflixのドラマ『アンビリーバブル』で ベテラン刑事の役をしていました。 すごく味のある演技。 その流れで、映画も観てみよう、と思ったんですね。 で、結論から言うと 『ヘレディタリー/継承』も『ミッドサマー』も 見せ方は新しさを感じますが きわめて古典的なテーマの作品。 どちらもあらすじを読んだだけで展開は8割読めます。 特に前者なんて 昭和40年代生まれには 漫画でよくあったテーマ。 ああ、はいはい、、ってなもんです。 ただ、この監督、職人気質というか 美的センスがあるというか、 舞台設定や小道具、その使い方が絶妙。 色彩感覚も二重丸。 興味のある方はご覧になってください。 『ヘレディタリー/継承』のヒロインが作る ミニチュアアート。 『ミッドサマー』に出てくる村と衣装。 素晴らしい。。。 そしてどちらの作品も主題は同じ。 以下、軽いネタバレを含みます。 観ていない方はご注意ください。 ******************************************* この二つの作品、 どちらも冒頭で主人公が肉親を亡くしています。 そして、映画が進むにつれ、 もっと多くのものを失っていきます。 肉親を失う苦しみ、生贄―。 それが作品の核になっているんですね。 私はこの監督をよく知りませんが、 多分、私生活で似たような経験があったのではないでしょうか? 別に作家論を唱えたいわけではないですが このテーマにここまで固執して繰り返すのが 気になるといえば、気になります。 そして、手を合わせたくなります。 『イット フォローズ』のような新感覚ホラーとは また違った作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.29 08:06:38
コメント(0) | コメントを書く
[映画、ドラマ] カテゴリの最新記事
|
|