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本と映画と食事とあひる

2021.01.14
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カテゴリ:読書



 新潟は2018年以来の大雪。

あの時に比べると積雪量は大したことないはずなのですが、

市内は道路が片道除雪、歩道は雪に覆われて外出がままならない状態でした。

そんな時に便利なのが 電子書籍。

気になったらぽちっとすればOK。

まあ、、、理性が働かず散財する恐れもありますけどね。

文春ミステリー 国内2位。

26歳の若手ミステリ作家が送る実験的かつ本格的な短編集って、

この惹句、うまいですね。

本当にこのまま。

 透明人間病なんてちょっとふざけたSF的な要素を出しておいて

中身はとても本格推理小説の表題作。

アイドルおたくの裁判員たちが織り成す喜悲劇、

聴覚に優れた探偵助手とその雇用主の活躍譚、など

ちょっと変わった切り口のミステリ。

しかも、この作家さんとてもまじめで

各作品ごとに参考文献明記。

すごくまじめな人なんでしょうね。

読みながら、きっとこれ、ベテランミステリー作家たちが

楽しそうに読んだんだろうな、とか考えて

にまにましてしまいました。

 本格推理が好きな人におすすめです。

去年の推理小説業界、ものすごく豊作だったんですね。

このまま、立て続けに気になっている本をぽちっとしようか思案中です。





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最終更新日  2021.01.14 21:51:20
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