この間の「ニューシネマパラダイス」に続いて今日は「イージーライダー」を観る。実はレンタルビデオのお店で5本まとめて借りれば１週間で1000円というサービスがあって、友達に便乗して借りてもらったのである。Macをステレオに繋いで夜中なのに映画館で観るように大きな音で観ることが出来るのは田舎暮らしの特権だ。
　「イージーライダー」はずっと前に映画館で見たことがある。軽やかなバーズのコーラスにクラレンス・ホワイトのまるでブルーグラスそのままのギターが聴こえてきた時はどぎまぎしたものだ。大好きな60年代のアメリカのロックが産まれてきた背景だという気がしてみたのだが、デニス・ホッパーに大いに共感したのを思い出す。自分はバイクで放浪しないけれども、世代も国も違いながらやっぱりおんなじひとだという気がしたのだ。
　10数年ぶりに改めて観てみてあんまり自分の中身は変ってもいないというふうな気がした。