舞鶴で先日来ブリが大漁だというニュースを聞いてなんとなくソワソワする。朝早く生畑を出て朝の内に舞鶴へ着く。苦手な早起きで何も食べないまま来たので魚市場で浜焼きの鯖を買って御飯も御茶もなしでただ鯖ばかりを丸一匹完食する。塩鯖ではない干物でもない新鮮な鯖に塩を打って焼いたもの、美味しくこれだけで満腹。ブリはあまりに大き過ぎて、それでもかなり大きいメジロを一匹、アオリイカにスルメイカを買ってそのまま預けて赤れんが博物館へ。
前から一度訪ねてみたいと気になっていた赤れんが博物館、なかなか楽しい。どうしても博物的展示ではあるがなかにたいへんうつくしく見ごたえのあるものもある。舞鶴には赤れんがの建造物がまだ沢山残り、またれんがの生産もかつては盛んだったそうで古いホフマン窯が残っているとかでそれも見物に足を伸ばす。
場所は由良川河口付近の神崎という集落。近付いてみれば蔦の絡まった何十メートルかの高い煙突がそびえている。かなり巨大な窯だったようで中を覗いてみると小さなトンネルのようだった。
市場の魚を受け取って帰りの友人のところで飽食。刺し身刺し身刺し身ブリシャブ。たいへん美味しい。外食すれば一人分にも足りないくらいで皆満腹する。