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キイロマンの地球観撮日記

キイロマンの地球観撮日記

2024年09月28日
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テーマ:ドラマ大好き
カテゴリ:映画
AmazonのPrime Videoで「力の指輪」というドラマを観ています
話が遅々として進まず、かったるいところもあるのですが
最近ようやくシーズン2が始まった
この作品は映画「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚
「ロード・オブ・ザ・リング」に出てきた悪の帝王サウロンが、魔力を持つ指輪を手に入れて、闇の支配者に成り上がるまでの様子をドラマ化している
https://www.youtube.com/watch?v=CXZrv--knN4
黙示録でも、反キリストは白馬にまたがり善人の顔をして現れるとしてあるけど
本当の悪党というのは正義を説くカリスマとして登場する
サウロンに言葉巧みに操られ、堕ちていく者たちは
悪しきものを正しきものとして見て
正しきものを悪しきものとして見るようになってしまう
そして最後に彼の素性を知って後悔をする

昨日終了した朝ドラ「寅に翼」
このドラマは女性裁判官が主役で、朝の刻には向かない暗いネタが多く、好きにはなれなかったのだが
話の中で、いろいろな事件が扱われるなか
影に身を隠し、裏から巧みに人を操り悪事を働かせる女子高生役が出てきた
ただの悪ガキではない
もっと筋金入りのサウロンのようなド悪党
かわいい顔をして恐ろしいことを平気でするサイコパス

結局この子はその後、自殺する
遺書らしいものがのこされていた
自分は特別な存在だったと
なんでも思いどおりにすることができた
人に盗みを働かせ、身体を売らせることすらできた
しかし、東京に出てからは思い通りにならないことが多くなり、むしろ翻弄されるようになった
出産で特別な存在になれるであろうかと期待したが、それにも裏切られた
このままでは自分が特別な存在ではいられなくなる
そう書き残して、幼な子を残したまま、命を絶たつ
ずいぶんと自分勝手な話だが
ド悪党の心理を考えるのには参考になるかもしれない
ただの悪党ではなくて ド悪党

旧約聖書より 有名な一説
イザヤ書 14章

「12ああ、お前は天から落ちた
 明けの明星、曙の子よ。
 お前は地に投げ落とされた
 もろもろの国を倒した者よ。
 13かつて、お前は心に思った。
「わたしは天に上り
 王座を神の星よりも高く据え
 神々の集う北の果ての山に座し
 14雲の頂に登って
 いと高き者のようになろう」と。
 15しかし、お前は陰府に落とされた
 墓穴の底に。


明けの明星 
旧約聖書では、星は天使のことも表す
これは朝日とともに消え失せる星 堕天使 ルシフィル のことをいっている
いと高き者のようになろう とした
とりわけ特別な存在 神になろうとした
物欲等に駆られて悪事をなすのはまだ小悪党だ

金も手に入り 地位も手に入れて
欲しいものはすべて手に入れた
そういう人でも最後に残るのは名誉欲とか
自己にまつわる悪妄想というのが一番厄介かも

そもそも、特別なもの、というのはなんなのか、という問題もある
特別でないもの というのがこの世にあるのか
仏教の世界観 空だと 特別のものと 特別でないもの の区別もないですね
スピ系でもそんな事を言うでしょう
すべてのものが特別であり、また、特別ではないと
神のいる世界観では、神が最高位となるが
空は、創造主と被創造物、の二分化された絶対的な上下関係(もしあるならば)も越えてくる
善悪二元論的な宗教では語られ得ない話だが
どこかにそういう視点も持ってないと、心が窮屈になる
そもそも二元論的な思考に縛られるからこそ、闇に堕ちてしまう
たとい天国に救われても、いっときのことだろう
光があれば闇が生じるのは道理なので
やみくもに闇を否定するものはいずれ闇に囚われる

朝ドラの話に戻るけれども
ホリエモンは今回の作品 寅に翼 が朝ドラ史上最高傑作だと言っていた
泣きながら見ていたとか
へ~!!
個人的には、むしろつまらなかった
彼は法廷に身をさらされていたから臨場感が違うのでしょうけどね
ホリエモンのすすめるドラマで面白かったのはサンクチュアリだけだな
自分とはかなり趣味が違う
違うから面白いのだろうけど


スズメバチ 見えるかな・・・(´ε`)

スズメバチ


トンボ

とんぼ








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最終更新日  2024年09月28日 17時45分06秒
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