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テーマ:今日聴いた音楽(75639)
カテゴリ:音楽
面倒な話はさておき
一気にクライマックスへ飛んでしまいましょう 48:00から御試聴あれかし カルメンを観たことがなくても 勘のいい皆さんなら、この数分を聴いただけで、物語のおおよその見当はつくと思います マリア・カラスは名歌手であるとともに名役者 カルメン役でのビッチぶりが凄まじい 捨てられる男ドン・ホセ役 テノールの諦めの悪さ、惨めな様子も上手い (ネットではマリオ・デル・モナコとしてあるけど、違う人です) 未練たらたら・・・ そして ついにやってしまった 「情緒不安定」 「見捨てられ不安」 「理想化とこき下ろし」 まるで境界性パーソナリティ症のパターンがつまった場面でもあるが 殺されるかもしれないのをわかっていながら逃げないカルメンとは? まるで殺してくれと言わんばかりではないか 自己破壊的な衝動 ふたりともにメンヘラ状態になってしまっていたのかも ホセは、カルメンを救いたい、とも言っていたが 自分が救われたいのに、相手のほうが救われたいのだとする こういうのを「投影」といいます 本来は自分の欲求であるものを、他者が持っているものと捉える 無意識に、自己防衛、責任回避する操作ですね しかし実際には、得手勝手なカルメンも、彼女なりに苦しんでいたのかもしれない 演奏も素晴らしい名盤 映像ではアグネス・バルツァとホセ・カレーラスのカルメン・ライブが超一級品 カラヤン指揮でこの二人によるスタジオ録音もあるが、ライブよりかしこまって歌っているのでいまいち なので耳のみで楽しむ音盤としてはこのカラス盤がおすすめです 一昨年に撮った薔薇 ナディア お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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