キイロマンの地球観撮日記

オペラ　椿姫　を演奏会形式で鑑賞
森麻季さんの美声がよかった

椿姫というとかっこいいけど
原題の「La Traviata」というのは、堕落した女、道を踏み外した女、という意味です
簡単に言うと高級娼婦の話なんですね
主人公は社交界の華、ヴィオレッタ
あるとき、柄にも似合わず、青年貴族アルフレードとの純愛に目覚めてしまう
社交界を離れ、二人で暮らすようになったのですが
そこへアルフレードの父親が、息子と別れてくれ、と懇願しにくる
泣く泣くアルフレードと別れる決意をするヴィオレッタ
その時のセリフ

「いちど闇に堕ちてしまった女には、 立ち上がる希望などないのね」
　慈悲深い、神がお許しくださっても、 人はそんな女を許してくれない」

彼女は、アルフレードには彼の父のことは言わず
彼に愛想を尽かしたようにみせかけて、社交界に戻ることにした

別れる決意をしたあと、アルフレードと言葉をかわすシーン   １：４０あたりから
ヴィオレッタは日常の会話に徹しようとするが動揺する
なんで泣くのだ？と問うアルフレード





Amami, Alfredo, quant'io t'amo Addio.
私を愛してアルフレード、私と同じくらい愛して、さようなら

その後、アルフレードは自分が見捨てられたのだと思い、怒り心頭でヴィオレッタの元を去るが
ようやく最後に、ヴィオレッタの真意を知る
自分の非を悟り、後悔の念を抱きながら、ヴィオレッタのもとへ駆けつけるアルフレード
しかしヴィオレッタは以前から重い病にかかっていた
アルフレードとの再開を喜ぶヴィオレッタだったが、彼の腕の中で息絶えてしまう

ロビーには、ヴィオレッタの純愛をイメージして
白い花がたくさん飾られていました
假屋崎省吾さんの作品

終演後の挨拶　
中心に森麻季
最近は終演後に撮影可になったりするんですね