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カテゴリ:歴史
水道橋で宝生会の能を鑑賞 「葵上」
葵上 というのは光源氏の最初の妻 詳しい話はこちらで https://www.10000nen.com/media/48040/ 牛車がどうしたこうした という面倒な話はさておき 葵上は、光源氏の愛人である 六条御息所(ろくじょうみやすどころ)に妬まれ、憎まれる存在でありました その六条御息所が、生霊、物の怪として葵の上に取り憑いた それを強力な法師が祓う、というのが能のお話です つまり生霊版エクソシストですね 能の舞台では生霊、悪霊の六条御息所が主役となります 六条御息所は、はじめ女性の面をつけてくるのですが、後半、その本性を表し、鬼女般若の面、大蛇の鱗模様の装束となります それに対し、行者が数珠を擦り鳴らし、悪霊退散!と言わんばかりに経を唱える 抗う悪霊 「いかに行者 はや帰り給え」 「帰らで不覚したまうなよ」 行者の唱える経には密教の呪文も含まれていたような 「たといいかなる悪霊なりとも 行者の法力尽くべきかと 重ねて数珠を押しもんで」 のうまくさんまんだばさら・・・ ようやく悪霊は最後は屈服して、しずしずと引き下がる 行者vs鬼女 の闘いは緊張感がありましたね 数百年前から繰り返されてきた光景なので重みが違いますよ 目をパチクリしてみていました 👀 というのも その前の演目 木賊(とくさ) というのが眠くて 眠くて おまけに 寒くて 冷房が やっとこさ目が覚めました 間にあった狂言も面白かったですけどね 映画「陰陽師」の野村萬斎さんが出ていました できれば野村萬斎さんの行者が見たかったな 効き目ありそう 笑 狂言師と能楽師は、テリトリーがまるで違うのかな ご興味のある方は40分ぐらいから悪霊祓いがはじまりますので御覧ください お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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