Miss Rumphius
【送料無料】Miss Rumphius [ Barbara Cooney ] YL:3.3 1,248 語 Miss Rumphiusは子供の頃に、大海を船で渡ったおじいさんの遠くの世界の話を聞き、「大きくなったら自分も遠くへ行く、そして海の傍に住む」と言います。それを聞いたおじいさんは、「やらなくてはならない事がある。世界をより美しくするために何かをする必要があるのだよ」と言います。大人になった彼女は自分のやるべき事を見つけます。彼女は野原、岬、道路、坂道、校舎や教会の裏etc. にルピナスの花の種を撒きます。気が狂ったおばあさんだと言われても。春が来て、どこもかしこもルピナスの花が咲き乱れました。そして毎年毎年花が咲く。Miss Rumphiusは白髪のおばあさんになり、姪っ子とその友達に遠くの国の話を聞かせます。姪は「大きくなったら自分も遠くへ行く、そして海の傍に住む」と言い、Miss Rumphiusは「やらなくてはならない事がある。世界をより美しくするために何かをする必要があるのだよ」と語るのです。 表紙は荒涼とした丘の上に女性が立っていて寂しい雰囲気ですが、中の絵は柔らかく話も暖かい大きなお話です。いつもは図書館で借りる本は、あらかじめYLレベルを確認してから借りるのですが、この本は最初のページをざっと見てなんとか読めそうだと思い借りました。しかし、読み進めると分からない単語が結構ありました・・・そもそも、RumphiusがわからないLupine にしても絵をみてあーこの花の事よね、と分かるけれどラフィーネ?それって何調べたらルピナスなんだー、という感じで・・・すらすら読める感じではなかったので、お風呂で半身浴しながら読んだのですが30分掛かってしまいました。読み終わってYLを調べて納得。はい、私には難しかったですねーでも全く分からないわけでなし、一応本の内容は理解できたので(たぶん大筋は間違っていないと思います)、たまにはこういう本を混ぜても良いかなーと思いました。