英語多読『Sarah, Plain and Tall』
Sarah, Plain and Tall【電子書籍】[ Patricia MacLachlan ]YL:3.5 総語数:8251日本語訳タイトルは『のっぽのサラ』のようです。『潮風のサラ』というタイトルでアメリカでTVドラマ化もされているようです。大草原で生活する父と姉弟(Anna,Caleb)母はCalebを産んですぐに他界。父Jacobは再婚を考え、新聞に妻を募集する広告を出す。それを見た海辺育ちのSarahが応募をしてきた。Sarahが来るまでの間に子どもたちと手紙のやり取りがあり、子どもたちは新しいお母さん候補がやって来る日を楽しみにしている。やって来たSarahだけれど、海辺育ちの彼女が海を恋しがっている、海が無いこの土地から帰ってしまうのではないかと不安でたまらない子どもたち。そんな心配を他所に、SarahとJacobが結婚するところまでが描かれています。こちらも図書館でお借りした本です。挿絵はありません。イメージとしては『大草原の小さな家』でしょうか。Annaの心の動きの描写が丁寧に描かれています。静かに涙を流しているところは目に見えるようです。母を亡くして、いろいろなことを我慢してきたのだろうなと感じさせます。大草原の厳しい自然と子どもたちの気持ちがリンクして、児童書ですが情緒があります。全5冊のシリーズとのこと。検索したら全て図書館に揃っていたので予約しました