月組『ダル・レークの恋』梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演
しばらく前に観てきました。新幹線、行きも帰りもお隣が居なくてラッキーでした久しぶりのDC、あれーこんなに小さかったっけ。これ、観たい人皆観れてるのかなーーー?と思う箱の小ささ。DC何時ぶりだったかなと思ったらゲバラ以来でした。ラッチマンはACT時よりも、目の芝居が強くなってません?ほんっとに他の人が話している時の目の芝居が最高です一夜を過ごした後の祭りでも、目を見るだけで心の動きがわかる。スカイレポートであのシーンが好きという海ちゃんに「私は辛さしかない」と言っていましたが、ですよね、としか言えない。役替わりはどうしても先に観た方が印象に残っているのであれ、こういう感じだったっけ?となりがちな私です。プロローグのシバ神の踊り、ありちゃんとおだちんで変わってましたね。あのバランス感覚を必要とする振りは、ありちゃん使用なのね。ペペルは全体的に濃くなったというか、パワフルな感じになっていました。ありちゃんはワルなんだけどスマートさもあり、初心なリタがまずその見た目からも魅かれちゃうよねと納得。おだちんは押しの強さでリタをその気にさせたのですよねと言う感じ。どっちが良いとかではなく、どっちもありだなあと思いました。圧があるのはおだちん。「ドラム叩いて~」って歌詞の「ドラム」の言い方がめっちゃ凄い。巻き舌気味で、ここでも圧圧圧で、聞いてるこっちが舌を巻くって感じでした余談ですが、これまで度々、おだちんと雪組の叶ゆうりくんが似ているとの声を聞きました。そうかなーーー?と思っておりましたが、ターバンを巻いたペペル(ターバン巻いててもクリスナは違うのよ)が確かに叶ゆうりくんにそっくりで、時々錯覚するくらいでした。どっちも男臭さがウリですしね。クリスナはるねくんの方が落ち着いた感じ。おだちんも王族らしいゆったり感はあるけれど、夫婦間での頼りなさもあり芯があるのはどっちかなーと考えたら、るねくんかなあ?でも印象に残るといったら、おだちんクリスナかな(クリスナ圧ではなくこれもおだちん圧なのか?)蓮くんはパパやら村人でも老人役だったので、金の男で見せ場が増えて良かったですね。思いのほか老け役が上手だったのでそれはそれで良かったとは思うのですが、やはりファンは他の見せ場が欲しかったと思っていたでしょう。蘭くんにはこれまでどうも台詞や歌で「何か違う」と思うことが何度かあったのですが今回はどれもピッタリ。成績良いし、やっぱりダンスだけでなく全体的に上手なんだと思いました。役替わりで追加になったラストパリの街のシーンでの歌。これもしみじみと聞かせてくれてとても良かったです。Blu-rayの発売は5月31日ですね。待ち遠しい・・・