宙組「NEVER SAY GOODBYE」—ある愛の軌跡—
外れに外れまくっていた「ガイズ&ドールズ」のチケット。本日ようやく確保できまして、ご機嫌のまりことです。しかも、1階E列以内確定ですお目当て? それは勿論、だいもんこと望海さんですさて、いつぶりだろう、宙組さんを観るのは。記憶が定かでない。ブログをさかのぼってみたら、なんと丸2年以上観ていなかった「アナスタシア」「シャーロック・ホームズ」いずれもチケットは取れていたけれど行くのを悩んで止めたり、中止になったり。こんなに間が開いていたとは。初演は観ていません。その辺りは丁度、宝塚から離れていた時期だったので。ストーリーは、日々TVで海外の悲惨なニュースを聞いている今、ちょっとキツイ内容ですね。ハッピーエンド好きなお子ちゃま嗜好の私向けではありません。でも何故か素直に舞台を楽しむことが出来ました。音楽の素晴らしさもあると思いますが、久しぶりに観る宙組子さんたちの力量が私の記憶よりもはるかに上だったからかも。では、私が気になった方たちについて覚書。久ぶりに生で観る真風さんは、ちょっと感動を覚えるほど宝塚の男役になるために生まれてきたような美丈夫。こんなにカッコ良かったっけ。いや、知ってたけど、男役らしい男役さんでカッコ良いの知ってるけど。やはり男役として骨太感があるってすばらしい。潤花ちゃん私の記憶の彼女は、可愛い、とにかく笑顔が可愛い。最近はCSで「炎のボレロ」や「PR×PRince」を見たけれどお芝居は悪くないけれど、やはり歌がかなり弱い。だったはずなのに・・・私の知っている潤花ちゃんではなかった。いつの間にこんなに大人の女性が似合うようになり、そして何より歌があんなに上達したのでしょう高音はまだ弱いけれど、他は力強く、声も伸びて。努力されたんだな~と思いました。好感度、超~~~アップです。瑠風さん彼女は「オーシャンズ11」でそれまで地味だと思っていた私の目を引き、「エル ハポン」で実はカッコ良い子なのだと気がつかされた方。今回も上手いなあ、カッコ良い人がいる、と思ったら、もえこちゃんでした。そうそう、終演後劇場内で若い女の子二人組が「イギリス人の役の人、カッコ良かったね~」と話していました。留依さん別箱から女役が続いていますが、彼女が女役ってどうなのよーと思っていた私。女役と言っても、今回の役はちょっと特殊じゃないかと思うのですが、なんとキレッキレでカッコ良い女役さんなのでしょう。彼女のキリっとした目が活かされた役でした。こんなことを言うのはちょっとあれかもしれませんが、男役の時よりも、ずっとカッコ良かった。風色さん新人公演主演、万博アンバサダー推されている方だと思うのですが、今まで舞台での印象は全く残っていません。どこに出演されていたのかもわからない。が、今回やけに目を引きました。誰かに似ていると思ったら、宙組初代トップスター姿月さんかな?歌が上手いし背も高いし、どうして今まで舞台上で気が付かなかったのだろうと不思議に思うほど、目立っていました。私が観た日は、花組の退団者が発表された日でした。退団者の名前に、ガーンガーンガーンとなっていた私、宙組の舞台に癒されて帰宅しました。