月組「Eternal Voice 消え残る想い/Grande TAKARAZUKA 110!」
初日の幕が上がって明日で一週間。トップコンビ 月城かなと、海乃美月の退団公演。いろいろな思いが相まっての観劇となりました初日、あちこち写真を撮りたいし、キャトルレーブで買い物もしたいと早めに劇場へ。まずは外の大きな写真(月組公演とトップ5人の110周年ビジュアルの赤背景)を撮る。劇場建物内では加美乃素のディスプレイをパシャリ。振り返ると人だかり。110期生の写真が張り出されていて、ああそうだったと思い出す。彼女たちにとっては歌劇団生として舞台に立つ一生に一度の晴れ舞台。彼女たちの写真も撮りましたせっかく写真を撮っても、どれもこれも載せられないのが残念。(でもまだ結構載せている人いますね、開演前の幕や電飾とか、大丈夫なのかなあ)続いてフルールで公演ランチをパパッと食べてキャトルレーブへ。ああ、忙しい。あれこれ手にする間に、レジは長蛇の列。劇場改札内でも装花、ビジュアル写真、公演時間等のパネル等には撮影待ちの列。撮っても使いようがないのよね、と思いつつ私も並んで撮りました。やっぱり記念よ記念。思い出のため。110期生の口上はきっととても緊張していただろうと思いますが、とても落ち着いて堂々としているように見えました。皆さんお化粧がちょっとまだイマイチだったりするのも初々しく🔰客席は温かい拍手に包まれました。お芝居は大劇場お久しぶりの正塚先生。この演目が発表になった時、ああこの時が来ちゃったと思ったものです。正塚先生の作品が大好き、出演したいという生徒さんの声も多いこと。でもケイレブ以降大劇場で正塚先生の新作はなくファンの間ではもう大劇場は引退なのではとの声もありました。今後正塚先生が大劇場で新作をされることがあれば、それは退団時のトップさんのご指名くらいではと思っていたので。そして(指名かどうかはわかりませんが)やはり予感的中。これまたいろいろな意味でガーン舞台全体的に暗めだし衣装もモノトーンが多いし、華やかな退団公演にはならないみたい・・・と。でも、映像が使われるとのことで実際に観ての感想は思っていたよりずっと舞台が明るく感じました。れいこちゃんの衣装もパールがかった白(ライトのせい?)が綺麗でうみちゃんもピンクのドレスがお似合いです。まだ始まってあまり日も経っていないので、詳しく書くのはやめておきますがストーリーも歴史を知らなくても特に問題なくすんなり入ってくるしきちんとトップコンビに焦点を合わせた作品です。ただ、歌のメロディーがちょっと難しそうだなと思う曲がいくつかあったかな。正塚先生のお芝居はコロスが多いですが、比較的役を振られている人が多い気がします。で、さすがの月組。嵌る嵌らないがハッキリする正塚先生の作品ですが、ちょっとなあと思う人がいなかった。与えられた役を初日からきちんと物にしていると思いました。そしてラストの演出が退団公演らしくて。ショーはあっという間に終わってしまいました。でもその間、どれほど泣かされたことか。退団者のピックアップ、銀橋大盤振る舞い、美しいれいこちゃんの魅力をまだまだっこれでもかっとばかりに見せつけられる演出。そして、稽古場情報等では出てこなかった客席降り情報が無かっただけに、嬉しすぎる(でもれいこちゃんは遠いけど)。「万華鏡百景色」の時は客席降りでは手拍子に徹しましたが今回は生徒さんからタッチを誘ってくれるので、通路沿いの方は楽しさ割り増しだと思います。更には黒燕尾。やっぱり黒燕尾は良いですよね~カッコイイ110期生のラインダンスはちょっとふらふらして危なっかしい所もありましたが、それも初日のご愛敬。きっと回を重ねるごとに洗練されていくでしょう。その成長ぶりを観られることを楽しみにしたいと思います。寂しさと嬉しさや期待が入り混じった気持ちで観る公演はちょっと疲れる・・・フルールので公演セットとデザート。両方なんて食べ過ぎだーーー右上が公演デザートでスパークリングムーンお味は好み、濃厚なチョコムースとオレンジゼリーでゼリーが本当にゼリーなの(←そりゃそうでしょ)だって、ジュレみたいな感じを想像していたので、しっかりぷるんぷるん弾力性があるゼリーで、かなりお腹にたまりました。おまけ色がイマイチだけれど、初日の新幹線からの富士山。寝ていない時はなんとなく撮ることが多いです。