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2012.06.15
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カテゴリ:読書


   モルフェウスの領域/海堂尊  


<内容紹介より>
日比野涼子は桜宮市にある未来医学探究センターで働いている。東城大学医学部から委託された資料整理の傍ら、世界初の「コールドスリープ」技術により人工的な眠りについた少年・佐々木アツシの生命維持を担当していた。アツシは網膜芽腫が再発し両眼失明の危機にあったが、特効薬の認可を待つために五年間の"凍眠"を選んだのだ。だが少年が目覚める際に重大な問題が立ちはだかることに気づいた涼子は、彼を守るための戦いを開始する-"バチスタ"シリーズに連なる最先端医療ミステリー。

バチスタシリーズとも繋がるいわゆる桜宮サーガの1冊です。
今回グッチーこと田口先生は登場しますが、白鳥は出てきません。

過去の作品に登場した人物で、今回重要な役回りを演じたのは、『医学のたまご』で主人公の父親として登場した曾根崎伸一郎。

『ナイチンゲールの沈黙』でレティノ患者で登場し、『医学のたまご』で飛び級をするほど優秀な高校生となったアツシ。
何故飛び級したか、スッキリしたわ。

主人公 涼子がノルガ共和国で過ごしていた時期に影響を受けた日本人医師、でしょうか。
名前こそ明記されていませんが、むふふっ あの人の事よね、。と想像がつきます。



この著者の本は、医療の素人には全くもって意外性の塊。
「そんな事って出来るんだ~っびっくり」というような内容が多く、
「面白い!」と感じるものが多い反面、「う--ん???」と感じる物があるのも事実。
この本は前者でした。

主人公の背景、設定、これは何かあるぞーっと、冒頭からグァシッぐー と掴まれた感じ。
結末はと言えば、凡人たる私には全く予測不能でした。
こんな結末、想像もつかない。

そして、今後の作品への布石があちこちに打たれていて、次なる バチスタシリーズが楽しみになります。

私、図書館で借りて読んでいるので、出版順ではなく前後して読んでます。

『極北ラプソディ』に出ていた西野はここから繋がるのか。とか、
そのうち、東城医大のダーティーな部分をモティーフにした作品が出てきそうだなーうっしっしなんて思いながら読みました。

 

              






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最終更新日  2012.06.16 02:21:16
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