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カテゴリ:着物
一昨日デパートに行った際、ちょっとだけ・・・と呉服売り場へ立ち寄りました。 秋柄模様のお手頃帯はないかな~と思って。 ところが、もうすっかり売り場は七五三と振袖モード。 そっかー、そうよねぇ。
同フロアにある撫松庵も覗いてみましたが、残念ながら、思っていたような帯は見当たらない。 9月初めの薄物から単衣への移行期に締められるような帯を探していると話したところ、抽象的な柄のざっくり八寸が出てきました。 心の声:(うーん、そういう物なら何本も持っていますわ) 「これだとちょっと重い感じがしませんか?移行期に着る絽に合わせた絽帯とか、麻でも秋らしい柄とかが良いのですが」と言ったところ、 「毎日着られる方は、結構こだわってらっしゃるのですが、近頃は割りとみなさん着物は薄物だけれど帯はこういう帯を締めちゃいますね」とのこと。 心の声:(そうなんだ、そんなに気にしなくてもよいのかも。でもまだざっくり八寸は早い気がする。せめて重陽の節句前はもう少し軽い方が良いのだけどな・・・もっと軽い感じで紙布とか。あ、紙布の帯なら一本持ってた)
そこで帯はお断りし、着物を見てみると一見単衣のような浴衣がまだいろいろありました。 そうそう、撫松庵の浴衣は浴衣というより着物として着たほうが良いと思われる物が多いのだっけ。 ディスプレイされていたものが、透け感はあまりなく柄も麻の葉で季節関係なし。 薄手の単衣としても丁度良い感じ。 これに紙布なら自分で思っていたイメージで着ることが出来るかもあ、これなら博多でもぴったり という訳で、その一枚を連れて帰ってきました。
それにしても、店員さんにはちょっと疑問及び不信感。 私に対応してくれた方がレジに行っている間に、他の店員さんが話しかけてきたのですが、「いい着物ですよ。6~9月、5月、4月からだってあの着物なら着られますよ」と。 ・・・??? 流石にそれは如何かと。「そうですかね~」と笑って済ませましたが、いくらなんでも4月はないのでは 全くの初心者さんにもそんな事をいってしまうわけ? そんな事言っちゃうから、以前私が思いっきり引いたお嬢さんのような子が出てくるのでは。と思ってしまいました。
購入したセオはこちらと同じ物です
そうそう、先日ポチった帯枕「空芯才」を使用してみました。 車の運転(片道10分ですが)をしましたが、背中の当たりが柔らかくてとっても楽でした。 帯を包んでいる布が厚くてもたつくかと懸念していましたが、柔らかく伸縮性もあるので、結び目をみぞおちに入れても苦しくありません。 観劇時の長時間寄り掛かり使用の感想は、またそのうちに。
この日の着物 この帯、実はずっと鉄線だと思っていたのですが、よく見ると花びらが5枚。 鉄線の花びらは基本6枚(5枚という種類もあるそうですが)だそうで、桔梗は5枚。 とすると秋草模様の絽は持っていないと思っていたのですが、これは桔梗か。 写実的な模様ではなく花びらも葉もデザイン化されているのでどっちとも取れるぞ ならば締めてしまえ と締めちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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