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カテゴリ:着物
びっくりしました。
と同時に、ショックです。 ネットニュースを見ていたら、 「西陣織の帯、全滅かも…」京の老舗、製造卸販売会社など火災 との文字が。 掲載ページはこちら この 老舗の帯製造卸販売会社「井関」というのは、 職織物師の御寮織物司六家の内の一つ、紋屋井関さんのことですよね。 社屋が焼け、かなりの被害を受けたようで、「甚大な被害です」とのこと。 心からお見舞い申し上げます。 そうでしょうね。 織りあがった帯が多数保管されていたそうです。 単純に、売上だけで考えても、大手ネット通販価格ですらウン十万円からですもの。 井関さんの損失は相当なものでしょう。 更には、帯が出来るまでの労力を考えると、気が遠くなりそうです。 製作に携わった方々(蚕育、紡糸、染、織etc.)、帯が気の毒でなりません。 と言っても、煙を吸った帯ではいかんとも出来ないでしょうし。 東日本大震災の時には、東北の織元さん達が大きな被害を受けましたね。 土砂にまみれた反物・・・ 勿論、着物だけでなくあらゆる業種で大変な被害があったわけですが、 着物好きとしては、たくさんの工程を経て出来上がった反物類が 着てもらえる事なく駄目になってしまうのは、本当に残念です。 井関さんの帯は上品で風格があり、とても素敵な帯。 一日も早くこれまで通りの営業ができますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.18 18:08:54
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