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2014.07.12
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心理スリラーミュージカル 『ブラック メリーポピンズ』 観てきました。

140712ブラックメリーポピンズ.jpg

宝塚退団後、桂ちゃん(宝塚雪組前男役トップ 音月桂)の初めてのミュージカル。
休憩なしノンストップの2時間弱の上演です。
暗い話らしい、結構イタイ内容らしいとのこと、会場も初めての場所でドキドキ。
話の内容に合わせてか、開演前の客席からして、ちょっと薄暗い。
客席にも心理的効果を狙ってるのかも。

心理スリラーなので、ストーリーの詳細は書けませんので、オフィシャルページで。
ところで、公式HPのストーリーには1930年代って書いてありますが、
1920年代が正しいみたいです。
日本版パンフも、韓国版の紹介でも1920年代となっています。
1920年代というと、第二次世界大戦に向かっている時期です。
このころのドイツでは、さまざまな実験が行われていたようで、
この作品もそれがモティーフに使われています、とだけ言っておきます。


桂ちゃん、チラシやHPのロングヘアーがとても似合っていて可愛いわ~と思っていましたが、
舞台ではセミロングで古風な感じのクルクルと耳から下あたりをカールしたウィッグでした。
これはこれで、レトロな感じで可愛かった。
上半身のラインが良くわかる水色のワンピースで、こんなにスレンダーだっけ?
というくらい細かったです。
袖は肩がパフスリーブのような長袖だったので、素敵な上腕二頭筋は隠れていました(笑)
桂ちゃんが演じるのは養子4兄妹の紅一点、アンナ。
登場場面から、何かに怯えた様子で、常に右腕をこすっている。
何に怯えているのかが、この話のkeyです。
女役(女優というべき?)の生・桂ちゃんの声は、昨年の『ラヴ・レターズ』で聴いているので、あーやっぱり可愛い声ねダブルハートと言う感じ。
そして歌。
宝塚時代、歌ウマと言われた桂ちゃんの女優としての歌声。
う~ん、やっぱり素敵ですきらきらきらきら
不安げな様子、楽しい子供時代、澄んだ声で聴き易いです。
もともと、男役として歌っている時も、変な癖とかはなく、素直で伸びのある歌声でしたからね。

そして、途中とっても男前な桂ちゃんアンナが所々に出てきました。
オリジナル版でもこんななの?どうなの?と思いパンフを見てみたら、
これはやはり、桂ちゃんファンへのサービスに他ならないですね。
脚本・作詞・音楽のソ・ユンミさんの言葉に
「日本版はオリジナルよりかなりアレンジされた」とありますし、
桂ちゃんの男前シーンのオリジナル韓国版舞台写真が載っていましたが、
明らかに演出が異なっています。
足をおっぴろげて(下品で失礼)、ダンッと椅子に座ったり、
ドスの効いた声や、ブラック桂ちゃんの睨み目がハート
そのシーンでは、あちこちからワアッと歓声や笑いが上がっていました。
もちろん私もその一人。

共演者の方々は、一路真輝さん以外は初めて観る方でした。
ハンス:小西遼生さん
とっても小顔でスタイルが良いイケメンさんです。
髪をぴっちり七三分けになでつけて、弁護士さんの役にぴったりでした。
子ども時代と、大人になってからの演じ分けが一番明確にされていました。
ラストに近くなるにつれ、スーツの背中にスポットが出来て汚れたのかな?と思ったのですが、
それがだんだん大きくなり、終盤は背中一面が汗でびっしょりになっていました。
この舞台、メリー以外の4人は、ほとんど舞台に出ずっぱりだから。

ヘルマン:神山竜司さん
初めて見るはずなのですが、どこかで見たような、誰かに似ているような・・・
と思ったら、上川隆也さん似のイケメンさんです。
どうやら、ヘルマンとアンナは兄妹としての感情だけではなかったみたいで、
桂ちゃんと歌う『近づこうとしたら』は、思いやっているのに、何か不安でたまらない
あー桂ちゃん女優だー、と思わせていただきましたよ、神山さん。

ヨナス:良知真次さん
ヘアスタイルのせいもあって、パッと見にはコミカルな役かと思ったのですが、
メリーポピンズを読んだことがきっかけに、他の兄妹が無くしている記憶を取り戻してしまい
実は不安神経症を患っていて、常にビクビクして怯えている役でした。
子ども時代はとっても無邪気で明るい子で、子ども時代と現在の差が一番顕著な役で、
パッと切り替えるのが大変だろうと思いますが、きっちり演じ分けていました。

メリー:一路真輝さん
母のいない4兄妹の母親代わりともいうべき家庭教師。
子どもたちと接している時はとても優しく暖かい目で見ているのに、
部屋から出ていくときには、いつも何か含んだような目。
子どもたちの養父グラチェン博士を殺して放火した犯人と目される悪人役かと思いきや・・・
自分のせいで子供たちを追い詰めてしまった自責の念、
何が何でも子どもたちを守ろうとする姿は、
昔のままの子供たちの家庭教師であり母でした。
この舞台の後は、『ガラスの仮面』で月影先生を演じるそうですが、
黒い衣装で、顔反面に火傷を負った一路さんは既に月影先生を彷彿とさせていました。
月影先生、迫力ありそうです。


さて、DVDが出るそうで、会場で予約ができます。
暗い話じゃどうしようかな、観てから決めようと思っていたのですが、
男前桂ちゃんもばっちりだし、どの役者さんも良かったので予約してきました。きらきらきらきらきらきら

パンフレットを買うと、ポストカードが一枚付いてきます。
6種類から選べます。
もちろん、桂ちゃん。
140712ブラックメリーポピンズ2.jpg





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最終更新日  2014.07.12 21:57:58
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