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2014.10.05
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カテゴリ:読書

【楽天ブックスならいつでも送料無料】マスカレード・イブ [ 東野圭吾 ]


≪内容紹介より≫
ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいたと主張するが、なぜかホテル名を言わない。殺人の疑いをかけられてでも守りたい秘密とは何なのか。お客さまの仮面を守り抜くのが彼女の仕事なら、犯人の仮面を暴くのが彼の職務。二人が出会う前の、それぞれの物語。「マスカレード」シリーズ第2弾。


前作と本作を読んでみて、このシリーズは、今までに読んだこの著者の本の中で
って、そんなにたくさんは読んでないけど、かなり私好みです。
ミステリーでもさらっと読めるのが良いです。
やたら重苦しいのはちょっと苦手。
それに主役の新田がなかなかの偉丈夫で美男子なのも魅力(これ重要)。

今回は短編で、山岸尚美を主役としたものが2作、
刑事の新田を主役としたものが2作、うち1作は尚美もキーマンとして登場しています。
おおっと、新田と尚美はこんな形でニアミスしてたのかーっ!
今後の作品の中で、二人がそのことを知る機会があるかもしれませんね。

前作同様、尚美によってホテルを訪れる人々の仮面が面白いように剥がれていく。
こんなに気をつかってもらえている(決して、鋭く観察といってはいけない)なんて、
ホテルに泊まる際には、こちらもちょっと心して泊まらなくちゃ。
だって、旅行の時なんて結構疲れていて、夫がチェックインするのを待っている時とか、
きっと不機嫌な顔してること多いと思うもの。
ああ、怖・・・

今回、一か所とても気になったところが。
3作目の『仮面と覆面』でのこと。
「灸英社の今村と名乗った男が、覆面作家のタチバナサクラの担当望月からきいた。
 タチバナさんの部屋に電話をかけてほしい」
というようなことを言われた尚美が、素直に電話をしてしまうシーン。
それって、これまでの内容からすると、ホテルマンとして絶対にありえない行動なのでは?
だって、タチバナサクラが泊まってるって、その場で認めたわけですよ。
本来なら、「そのような方はお泊りになっておりません」と答えるべきではないのかなぁ。
望月に確認を取ったうえで答えるまだしも、尚美らしくないなー、と納得いかなかった。

それから前作の時も思ったけれど、TVドラマ等では、警察がホテルのフロントで写真を見せると
該当者が宿泊していた場合、直ぐにフロントマンが「お泊りです」とか
宿泊カードをさっさと見せてるシーンがあります。
あれは、尚美たちに言わせれば、本来ホテルマンとしてはやっちゃいけないことなのですよねえ。
でも警察に協力しないのもおかしいと思うけれど。
難しいお仕事なんですねぇ、ホテルマンって。





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最終更新日  2014.10.05 20:21:20
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