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2015.02.15
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カテゴリ:読書

【楽天ブックスならいつでも送料無料】災厄の町〔新訳版〕 [ エラリイ・クイーン ]


≪内容紹介より≫
結婚式直前に失踪したジムが、突如ライツヴィルの町に房ってきた。三年の間じっと彼の帰りを待っていた婚約者のノーラと無事に式を挙げ、ようやく幸福な日々が始まったかに見えた。ところがある日、ノーラは夫の持ち物から奇妙な手紙を見つける。そこには妻の死を知らせる文面が…旧家に起きた奇怪な毒殺事件の真相に、名探偵エラリイが見出した苦い結末とは?本格ミステリの巨匠が新境地に挑んだ代表作を最新訳で贈る。


エラリイ・クイーン・・・ミステリー界では有名な方なのですね。
作品名を見ると『Xの悲劇』『Yの悲劇』『Zの悲劇』って、
文庫本の後にある〇〇文庫の本とかで、良く見かける。
夏樹静子『Wの悲劇』が映画化された時、てっきり”XYZの悲劇”も彼女の著書だと思って、
あれ、外人さんの作品なんだーと思った記憶が・・・(^^;
『災厄の町』は、日本では『配達されない三通の手紙』として映画化されたものなのですね。
小学生くらいだったので見ていませんが、そのタイトルは良く覚えてる。
そうそう、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』とタイトルが妙に似てると思った記憶がありますよ。

横道にそれました。
海外文学は、訳のせいもあるのかどちらかと言うと読み難いという印象です。
なので、これまでこの著者の作品は全く読んでいませんでした。
今回読んだきっかけは、図書館の新刊検索で「新訳版」がヒットしたことでした。
内容もちょっと面白そうだし、と思って読み始めると、止まらない止まらない。
登場人物が多いのがちょっと難でしたが、皆個性的で魅力的。
伏線と思われる所が、幾つもあり、きっとこれが後で関係するのよ!
と、私自身がちょっと探偵気取りになっていました。
翻訳されたのは随分前のことなので、今更ネタバレもありませんが、詳細は伏せますね。
でもここだけは言わせて!(笑)
エラリイが最後に関係者二人だけに明かした真実、
三通の手紙が誰に宛てた者だったのか、何時書かれたものだったのかという所、
私もそこが突っ込みどころでしょう!って思ってましたよ。
だから、半分はああ、やっぱりね~という感じでしたが、それでも面白かったんです。
解説を読むと、今回の翻訳(越前敏弥)がとても上手に訳しているようです。
この作品の他にも、新訳版がいくつか出ているので、そちらも是非読んでみようと思います。

ところで・・・
作者のエラリイ・クイーンは、二人の人物の共同著作の際に使うペンネームなのだとか。
そのお二人の写真が載っていたのですが、お一人が何となーく、名探偵ポワロの様に見えて。
そのせいか、作品の中のエラリイを最初うちはポワロみたいなおじさんをイメージしてたんです。
ところが、途中で(早い段階でですよ~)
こんなおじさんに若い男性が嫉妬するわけがないよねーとなり、調べてみました。
おーっ!この小説家エラリイはなんと1905年生まれ。
身長は6フィート(約183センチメートル)とな。
この作品の舞台は1940年なので、35歳の好男性となりますね。
ポワロ氏とは似ても似つかないわ。





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最終更新日  2015.02.15 20:48:42
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