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カテゴリ:読書
【楽天ブックスならいつでも送料無料】思い出のとき修理します(3) [ 谷瑞恵 ] ≪内容紹介より≫ 穏やかな交際を続ける明里と秀司。ある日「秀司の時計店を女が手伝っている」と教えられた明里は、店で骨董店の娘・郁実と出会う。東京での仕事を辞めて帰ってきたという彼女は、商店街のお祭り準備で秀司が不在がちの今だけ、店番をしているのだという。自分と境遇の似た彼女に共感を覚えつつも、秀司との関係に少しだけ不安を感じて…。切なく温かく、心を癒やす連作短編集、シリーズ第3弾。 2巻を読んだ際に、次巻あたりで太一の背景が明らかになりそう と感想を書きましたが、残念。 今回の太一は、彼にしてはちょっと控えめな感じで何もなし。 逆にほんわか纏まった感があった明里の、実の父親の存在が明らかに。 ゆったりと動いている感じの物語なのに、登場人物が皆何かしら心の澱を抱えていて それが次々と染みだしてくる感じです。 まあ、心に澱が無い人なんていないでしょうから、特別なことでもないか。 今回の4話どれも切なさがたっぷり詰まったお話です。 1話の「星をさがす人」が私は一番良かったかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.04.29 12:16:18
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