|
カテゴリ:宝塚・観劇・鑑賞etc.
数日前、母の誕生日に合わせて、家族皆で劇団四季『リトルマーメイド』を観てきました。
5月に一人で観に行って、舞台演出がとても良かったので、次は家族でと思っていたのです。 席はS席だと良席を固めて取ることが出来なかったので、前回と同じでA席2階席のセンター。 前回、舞台全体が良く見えて、他人の頭が全く気にならないことが判明したので、 私はお気に入りの席だったのですが、背が低い母には若干手すりが邪魔だったようです。 ごめん この日のキャスト 気になった&印象に残ったところだけ、キャストの感想を。 アリエル:小林由希子 申し訳ないけれど、ちょっとアリエル向きではないなあ、という感想につきます。 とても落ち着いた声で、若々しさが感じられなかった。 若いヒロインよりも、ちょっと年配の役の方が似合うのではと思いました。 それから、水中での足の動きがイマイチ。 前回の、三平さんはとてもきれいに泳いでいましたが、小林さんはちょっと動きが硬かったです。 落ち着きすぎ、足の動きについての感想は、長女も同意見でした。 歌は安定していたので、ちょっと年齢的に早いのかもしれませんが、 「アスペクツ・オブ・ラブ」のローズとか、エビータのファーストレディになってからとかの方が しっくりくるのではないかしらと思いました。 アースラ:原田真理 前回もこの方でした。 私としては青山さんで観てみたかったのが本音ですが、 原田さんのアースラは絶品なので、これについては文句言わない。 悪ーいおばちゃんの役ですが、あまりにはまっているので、なんか憎めない。 今回も、主役二人と同じくらい大きな拍手をもらっていました。 「タコが上手だったわね~、良かったわ~」とは母の談。 タコ・・・? 一瞬なんのことかわからなかったけれど、ああ、アースラおばちゃんね。 うんうん、歌も上手いしお芝居も上手。 ラフィキやマダム・ジリーも演じていたとのことで、納得です。 トリトン:芝清道 観たかった~!! 芝さんのトリトン。 すっごく期待していたのですよ。 だけど、正直に言います。物足りない。 相変わらず、とても渋くていい声なのに、声量が足りないと感じました。 もっともっと、ビーンと張った素晴らしい声をお持ちじゃないですか! なのに何故? と思ってしまったのです。 前回は村俊英さんで、お上手だけれど、やはり声量不足と感じました。 一人ならまだしも、同じ役の二人に対して同様の感想を持ったということは、 これは役者さんのせいではなく、演出がそういう指示を出しているのかしら? ユタの時に芝さん凄いね~!と言っていた長女ですが、 「今回の芝さんは好みじゃない。 もっと声出せそうなのに、わざと押さえてるみたいな歌い方しているみたい」 との感想を述べていました。 ふむ、アリエルといい、感想が私と似ていて、親子って怖いと思いましたわ。 セバスチャン:飯野おさみ 前回は荒川務さんでしたので、これは元アイドル対決ですねえ(笑) それにしても、飯野さんはアラフィフならぬアラセブン(って言う?)。 オペラグラスを使って観ると、確かにしわも増えたし大分老けたなぁと思いました。 それなのに軽快さは昔通りで、良く踊るし良く歌う。 さすが、元アイドルの底力ですねえ(←しつこいっ)。 母と、「息が長い役者さんだよね~」と話しました。 飯野さんが観れて良かった。 84歳になった母、耳が不自由になった父を置いて、都心まで観劇にはなかなか出かけられません。 観劇は、一昨年の宝塚月組全国ツアー『JIN-仁-』以来。 「久しぶりに良いものを見せてもらったわ、ありがとう」と喜んでくれました。 良かった、良かった。 次は、雪組全国ツアーが割と近くの会場であるので、チケット頑張って取ってあげたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.08.05 20:56:46
コメント(0) | コメントを書く
[宝塚・観劇・鑑賞etc.] カテゴリの最新記事
|