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2024.01.11
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カテゴリ:読書


〈あの絵〉のまえで (幻冬舎文庫) [ 原田 マハ ]

<内容紹介より>
「絶対、あきらめないで。待ってるからね。ずっと、ずっと」。美術館で受け取ったのは、亡き祖母からのメッセージーー。作家志望でライターの亜衣は、忙しさを言い訳に遠ざけていた祖母を突然喪ってしまう。後悔と孤独に苛まれる亜衣を救ったのは、お節介な年上の隣人だった(「豊饒」)。傷ついても再び立ち上がる勇気を得る極上の美術小説集。



原田マハさんの作品はこれまでにも数作読み
切ないけれど温かみを感じる作品や、尖ったところがある作品を書かれる方という印象でしたが
アート小説を多く書かれているのですね。
そう言われてみれば「サロメ」もそうか。

先に書いた「目の見えない白鳥さんとアートを見にいく」と並行して読みました。
「白鳥さん」は単行本で300頁強、持ち歩くにはちょっと思いので家読み。
「<あの絵>の前で」は文庫本で200頁ほどなので持ち歩き用。
結果、この2冊を一緒に読んだことは大正解でした。

以前ならこの作品もただ物語として読むだけだったと思います。
ああやっぱりちょっと切ないけれど、最後は前向きになる物語だな、で終わったと思います。
ところが「白鳥さん」でアートを決まりきった鑑賞ではなく
多面的に好きなように鑑賞する具体的な方法というのかな、それを知ったことで
各物語に出てくる絵画そのものに興味が出て、自分が今その絵を見たらどう感じるだろう。
以前に見た時とは違う印象を持ちそうだ。
なんて思いながら読むことが出来ました。
2冊を一緒にと勧めてくれた方に感謝です音符







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最終更新日  2024.01.11 08:00:06
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