サラリーマン日記

今日のBGM：スリップノット『All Hope Is Gone』

電話をスマホに変えた。30年近いガラケー生活が終止符を迎えた。
最後の端末は10年以上使った。

もともとモバイル端末を持っていたり、会社支給のiPhoneがあったりしたので、
スマホには慣れている。ただスマホ＋ガラケーの複数台持ち生活からは開放された。

以下、音声通話の機器としての携帯電話について思うところを記す。

　かつては電話番号を所有することが一人前の証であり、ステータスであったそうな。
　電話番号には権利が付いて回り、それを売買する輩もいた。利権だから。
　貧乏学生は寮や下宿の大家さんの電話を借りていた。
　地域によって「03-」や「06-」など割当があった。
　公衆電話というものがあったがそれは固定電話にかけるものだった。
　かける側の場所は不定だったが、かけられる側の場所は決まっていた。

　しかし、携帯に割り当てられた「090-」の番号は、住所不定の番号だった。
　かける時はもちろん、かけられる時も住所不定が可能になった。

　音声によるコミュニケーションとしての「場」の喪失が誕生した。
　「時」は残されたかに見えたが、チャットツールによりそれも消滅した。
　機能として即時性を求めないチャットツールは現代のコミュニケーションの主流になっている。
　私も仕事上は、電話よりメール・チャットの方を好む。
　一日の時間は各人に平等にに割り当てられているものなので、他人に干渉されたく無い。

この日記も少し脈絡が分からなくなって来ている。
やや心配ではあるが、記録に残すことが大事だと思いたい。