村上君のニックネームを決めよう
以前日記に書いた村上君。一緒にランチしたときにフットもらした一言。「センタの中で僕の存在は薄い。じぇりくるさん達のようにニックネームで呼び合う皆さんとは違います。」「もうすでにあなたはセンターの中で貴重な人なのよ」といくら言っても首を横に振るばかり。彼と折り合いの悪い人がいて、そのことも苦痛のよう。確かに元からいたメンバーはそれなりにね。性別も年齢もキャリアも性格も違うからこそ、ニックネームで呼び合うことで形から親しくなろうと努めている部分だってあるのよ。でも、わかるな。一人で後から入った人の気持ち。ないはずのバリアに阻まれて、疎外感を感じてしまうこと。で、またおせっかいなじぇりくるきゃっつの出番。「村上君のニックネームを決めよう!」「よしてくださいよ。いいですよ。」「いえいえ、何がいいかな。」とはじめたら、「ムラムラってのは?」 「ははは。ムラムラは違う意味に聞こえるから。」「ムー君とか。」「ムーミンとか。」「ムーミンか、ムーミンはカバでしょ。カバじゃね。」「ちがうよ。カバじゃないよ。」「トロールだよ。」「村上さんじゃいけないんですか。」「ムーミンはカバじゃなかったんですか。」「へー、カバだと思ってた。」いつもはおしゃべりの輪に入ってこない人まで入ってきて盛り上がって誰かのヒトコトの度に大笑い。そしたらね、このまえ「今度の新人は使えないな」と言い放った人まで参加してきた。何様だよ、お前って私は腹をたてて、イヤなカンジ!って思ったけどなんだ、君だって、ホントはみんなと仲良くしたいんじゃない。その人のヒトコトはその人らしかった。「ムーミンがカバじゃないってこと、小学4年生の時から知ってた」やっぱり、自分が一番えらいんだね!