シネマ歌舞伎 文七元結、もう一回見なくっちゃ!
今日はシネマ歌舞伎「文七元結(ぶんしちもっとい)」鑑賞でございます。気楽に楽しめる内容で、時間も1時間20分とちょうど良い感じ。平日なので、やや前の方のセンターと見やすい席も良かったかな。(全席指定、2000円)ただ、残念なのは、きのう予定外に丸の内を走り回った疲れが出て暗くて静かになったらウトウト・・・・東劇のシーとは包み込むようなハイバックで座り心地抜群だからね。見逃したシーン、どれくらいなのかな、わかんないけど、もったいない!目が醒めたら、あら、「鶴松君!」平成中村座、忠臣蔵でも一瞬だけしか出ていなかった鶴松君がずーっと中村芝翫さんの脇に座っている!それにしても人間国宝で勘三郎さんの義父の芝翫さん、この方が素晴らしいのは当然といえば、当然ですけど・・・・芝翫さん演ずる角海老のおかみお駒さんが素敵過ぎて涙がでちゃうくらいで何度も繰り返し見たいです。あ、プログラム見たら小山三さん、遊女の役で名前が載ってます。やっぱり、けっこう寝ていたらしい。中村座のファミリーが定番って感じの配役で。キレイ、キレイと噂だけど今までそんなに御芝居をしっかり見たことがなかった芝のぶさんも勘三郎さんの娘の役だったので出番がたくさんありました。キレイ、だけじゃなくとっても上手でビックリしました。ファンが多いのがよくわかりました。扇雀さん、赤坂でも納涼でも笑わせてくれましたけどほんと、コメディエンヌです。いいな~、泣くのも怒るのも半端じゃないし、勘三郎さんとの息もピッタリ!私が起きてた部分では悪い人は出てこなくて平和で好きだな、この感じ。あ、山田洋次監督だから寅さんみたいなニュアンスもあったかも涙も浮かぶし、ケタケタ笑えるし人生そのものの映画。あたしゃもう一回行かなくちゃ。小山三さんもそうだけど、みんなが見たい!勘三郎さんが文七なのかと思ってたら違ってた!そういうことか!うん。ムフフ、シアワセな2ショット。2008年10月29日 東劇・シネマ歌舞伎 「文七元結」