2008年12月の記事一覧 | ききみみやの「明日が楽しみ!」 - 楽天ブログ

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2008年12月の記事

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2008年今年もありがとうございました&光のオブジェ

今年もききみみやにきてくださった皆様。長く、熱くなることがしばしばになるのにもかかわらず読んでくださってありがとう。コメントや足跡にもはげされました。コメントは苦手だけれど、とメールをくださったりほんとにうれしかったです♪カサネガサネ　アリガトウ　のつもりなにも夜中に書くこたぁないだろうと思わないわけでもありませんがどんなに忙しくてもカレンダーを埋めたいので（ヘンなとこ、律儀です、ヾ(@^▽^@)ﾉ）来年は要領よくなれるでしょうか。「ホントノオトナ」を目指したと思うのですが。と、言いながら慌てて年賀状を書いているていたらくです。お正月もだいぶ過ぎてからブログのお年始に伺い、そのあと、年末の観劇記をアップすることになりそうです。傘の作品もこちらの作品も国際フォーラムの近くのＴＯＫＩＡで見られます。入場料無料ライティングオブジェ2008は1月4日まで

December 31, 2008

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私の２００８年漢字一文字にすると「座」アルファベットなら・・・・

もうこれに決定でしょ。漢字の「座」は「歌舞伎座」「平成中村座」「音楽座」「Ｒ」はあんまりテレビを見ない年だったけどちゃんと最後まで見たテレビが「流星の絆」と「ルーキーズ」見られない日は録画もちゃんとして見ました。（へへ、予約は娘がしたんだけどね）二人で夢中になって見た二つのドラマが奇しくも頭文字「Ｒ」そうそう、Ｒといえば「音楽座Ｒカンパニー」ですしね。

December 30, 2008

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音楽座「メトロに乗って」が映画館で見られます♪

「メトロに乗って」を買ったら幸せがついてきた！音楽座ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」を芸術劇場で観た時に「メトロに乗って」（丸の内ＴＯＥＩ２で上映中）の特別鑑賞券購入。昨年の舞台上演時はまだ音楽座ファンではなかったので興味を覚えつつ、観ていなかったからね。それに映画がとても素晴らしかったので、それで十分と思ってたの。堤さんと常盤さんはもともと好きだし、大沢さんと岡本綾ちゃんに至っては今までで一番良かった。けれど原作者の浅田次郎さんが絶賛した音楽座の芝居、観ておけばよかったと後悔したところに映画館で観られるというグッドニュースが！「七つの人形の恋物語」、「マドモアゼル・モーツァルト」この劇団の人が演じるのなら「メトロ」も観たくなった。年内は「マドモアゼル・モーツァルト」の余韻に浸って年明けに観に行こうっと。（１月１６日までだよ）嬉しいことに芸術劇場で「メトロに乗って」のチケットを２枚買うと「メトロに乗って」か「マドモアゼル・モーツァルト」の舞台写真もれなくプレゼント。恋する乙女エリーザ、この嬉しそうな顔の後に悲しいシーンが待ってるの…　　嬉しすぎな企画に

December 29, 2008

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今度は井上クンのケルビーノ、そして狂言の「棒しばり」を観に行きます♪

サントリーホール「第20回成人の日コンサート2009」成人式はとっくに過ぎた　ききみみや　でございますが中身が面白いのでチケット、ゲットいたしました。オペラ「フィガロの結婚」の小姓ケルビーノはズボン役と言って女性が演じるのが常なんだそうです。ピーターパンしかり、リトルプリンスしかり、少年のような華奢体型と大人の演技力を求めると若い女優さんになるんでしょうね。だから音楽座のマドモアゼル・モーツァルトでも井田安寿さんや大川麻理江さんが演じるわけですが…その大川麻理江ちゃんのブログに井上芳雄君のケルビーノのことが載っていて（井上君の素直な歌声は好き！）しかも、茂山兄弟の狂言「棒縛り」が見られるとあれば行かないわけにはいかない！勘太郎・七之助兄弟、三津五郎・勘三郎（ＤＶＤ）で観たばかり。今度は狂言でぜひ！しかも茂山兄弟はテレビでしか観たことないから観たい！すでにこの時点で完売、しかたなしに当日券の買い方を聞こうとしたら運よく戻りがあったのでめでたくご購入♪「フィガロの結婚」はほんとよくできたストーリィ。それにしても歌舞伎とオペラって似てる。音楽も役者も一流揃いで荒唐無稽のストーリーをもっともらしく見せちゃうところなんてさ。「ＮＩＮＡＧＡＷＡ十二夜」の再演を心待ちにしておりますが「フィガロの結婚」も歌舞伎にしてほしいな。亀ちゃんのスザンナ、菊之助さんのケルビーノあれ、逆かな。菊五郎さんは伯爵で。福助さんか扇雀さんがマルチェリーナ。フィガロは誰だろう。迷うな。「フィガロの結婚」もイケそうですよ、蜷川さん。

December 28, 2008

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1周遅れの　L change the WorLd

公開時、ＴＳＵＴＡＹＡで前売り券を買うとストラップがついてくるというのではりきって申し込んだ。デスノートは原作もテレビアニメも未読、未見。友達に勧められて観て面白かった。松山ケンイチが良かったのでスピンオフの「Ｌ　change the WorLd」も観たのですが本編を知っていて、なおかつ松ケンファンにはたまらないけれど、男性とか原作のファンにはどうなんでしょ。Ｌがライトとの対決のさなか、こんな日々を送っていたなんてせつなくてファンにはたまりません（ききみみやの感想はこちら）もったいなくてしまっておいたストラップ。つけようかな、と思ったけど今頃だしな、と思っていたら、テレビで放映するって！1周遅れでタイムリー！ヾ(＠^▽^＠)ﾉ2009年1月16日金曜ロードショー　21:00～23:24

December 27, 2008

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2008年サヨナラした人　　　～舞台・映画関係～

緒方拳さんはお疲れ様でいいんでしょうか。まだまだお芝居を観たかった気もしますが。初めて英語でラブレターを書いたポールニューマンや市川崑監督はゆっくり休んでくださいね、でいいのかな。だけど結樺健さん、若すぎて悲しいです。知寿さんと石井さんの舞台で拝見した時は体調がすでに思わしくなかったんですね。仲間から慕われていた健さんの回復を皆が祈っていたけれど、本当に惜しいことです。若いと言えば飯島愛さんもびっくりしましたが。意地悪な役でも憎めない女優さんの深浦加奈子さんも「つぐみ」や「竜馬の妻とその夫と愛人」が大好きだった市川準監督は早すぎやしませんか？まだまだ活躍していただきたかったです。広川太一郎さん『モンティ・パイソン』も面白かったけど、『ムーミン』のスノーク好きだったな。舞台・映画関係ではないけれど石井桃子さんが100歳を超えて大往生され、改めてそのご活躍ぶりを知ることに。ご自身の創作以外にたくさん翻訳され、日本の子どもたちに外国の暮らしや夢や希望、新しい世界を教えてくれました。「くまのプーさん」「うさこちゃん」「ピーター・ラビット」プーさんのぬいぐるみを抱いて、うさこちゃんの絵本を読み、ピーターのマグでミルクを飲んで、と日本の良い子たちの生活にすっかり溶け込んでいる、長いこと愛され続けるキャラクター達を紹介した人なんですね。天国へ旅立たれた皆さまのご冥福をお祈りいたします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・好きな役者さんが所属劇団から退団、もたくさんありました。音楽座で「リトルプリンス」で初舞台を観た原真礼さんがプレメンバーから消えちゃいました。｢七つの人形の恋物語｣のゲネプロの時に親切にしていただいたので次の舞台を楽しみにしていたのに淋しいです。「マドモアゼル・モーツァルト」のトライアウト公演の時まで暗い中道案内してくれたり、お茶をいれたりと参加者へ心配りしてくれたカオル君（黛さん）も退団でショック！カンパニーメンバーになるだろうなと思っていたのにね。私が劇団四季を見始めたころとはすっかり世代交代してしまったけどいちばん多くＣＡＴＳのミストフェリーズで観た羽根渕さんも久しぶりに観たライオンキングでの活躍を拝見した直後、退団。（カプちゃんに観に行ってよかった！）大好きなＣＡＴＳなので、知らない俳優さんばかりでも通っていて、注目していたカッサンドラの永木藍さんも。そして、今までのおっとりした感じと違って元気がいい新しいタイプのスキンブルシャンクスだわと誰かしらん？とチェックした石井雅登さん（その後、象でも観ましたが）までも退団。出会いがあれば、別れがあるのは当然のことと観念してそれぞれの新しい道でのご活躍をお祈りするしかできません。(ノ◇≦。) ﾋﾞｪｰﾝ!!この頃出演されていない下村さんも（ドリーミングもユタも下村さんの印象が強いんですが）、大好きなギルバートの范虎君はどこへ行ってしまったんでしょう。東京ではもうじきお別れのＣＡＴＳ。最後に范虎君のギル、高倉さんのタントミール、高島田さんのジェニ、花代さんのグリドルボーンで観たい！

December 26, 2008

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音楽座からのクリスマスプレゼントはマドモアゼル・モーツァルト

**音楽座からの二つのプレゼントと昨日書いたのはね。一つ目は、例によってそそっかしいので、チケットを忘れて劇場に行ってしまった24日。どこの劇場の受付よりスムースに気持ちよく応対していただきました。河村真希さん、ありがとうございました。本職は女優さんなのに、コンシエルジュとしても一流でした。トライアウトなどでお見かけするたび、瞳がきれいな人だなと思っていましたが、初めてお話しするのがこんな場面でハズカシ…観られただけでうれしいのに期待以上の心配り、おかげさまで舞台を堪能できて、妹も喜んでいました二つ目は休演日だと思った25日。撮影に立ち会わせてくださるとの嬉しいお申し出。｢七つの人形の恋物語｣の稽古場見学ツアーのツアコンは皆、招待してくださったようなのです。麗しの歌声　コンスタンツェそして千秋楽までは会えないと思っていたマドモアゼル・モーツァルトにまた会えました。昨日より進化しているの実感！のカンパニーの舞台を間近で観せていただきました。舞台では颯爽とフィガロ、BSTでは名アテンダー「地下鉄に乗って」が公開されていますが、まだ見ていません。マドモアゼル・モーツァルトのロビーで特別鑑賞券を買いましたけど1月16日までなので来年ゆっくり見に行こうかな。モーツァルトの分身、ケルビーノ勘三郎さんの「文七元結」が東劇で上映されていますがこちらもSONYなのでシネマ歌舞伎みたいなものだと思います。シネマ歌舞伎と一緒なら期待できますよ♪DVD発売が待ち遠しいほど素敵な作品ですが大きいスクリーンで観るのは格別だもん。シネミュージカルっていうのかな。オペラグラスなしで表情も観られるアンサンブルもちゃんと全部観られるのはたいそう贅沢。出来上がりが楽しみです。音楽座からの思いがけない贈り物にまだ夢心地♪****ivh**

December 25, 2008

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イブの贈り物　

**ivh**今日は妹とマドモアゼル・モーツァルトへ。私は２回目ですが彼女は初・音楽座。劇団四季、歌舞伎、レ・ミゼラブル、劇団☆新感線ア・ラ・カルト、いつも素敵なお芝居を誕生日やクリスマスプレゼントにして観せてくれました。今までずっとお世話になったので今度は私が新しい世界を！そうしたら音楽座から（素敵な舞台だけでも満足なのに）今日はスペシャル・バック・ステージツアーがあり、それがクリスマス・プレゼントだわとo(*^▽^*)oそうしたら、それだけじゃなく、二つも大きなクリスマスプレゼントをいただいた。一つは明日のお楽しみ！安寿さんの素敵な笑顔もクリスマスの贈り物。写真は井田安寿さん。ケルビーノ役ですがダブルキャスト。今日はロビーキャスト。安寿さんが着てるのと同じマドモアゼル・モーツァルト、買いました。 (≧▽≦)/♪♪今日はスラヴァのアヴェ・マリア聴いておやすみなさい！

December 24, 2008

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師走、じぇり走で2008年12月もそろそろおしまい

今日は２回目のマドモアゼル・モーツァルトに行ってきます！妹へのクリスマスプレゼントにしました。昨年、彼女が贈ってくれたア・ラ・カルトが素敵だったので今年は私の一押しでクリスマスにピッタリのシアワセ気分をプレゼント！今週はこの後も同僚の知人が出演するお芝居を観に行き土曜日は「フィガロの結婚」を観に行く予定があり、そして今年最後は「マドモアゼル・モーツァルト」の千秋楽。翌日仕事収めをしたら、大掃除をして新年を迎えるわけですが掃除の傍らに、いつもご無沙汰しているブログのお友達のところにお邪魔できるかなとそれが楽しみです。自分のは更新してもレスやら、訪問やらがなかなかできずホントに失礼なヤツなのにいつも読んでくださってありがとう。コメントや足跡に励まされて過ごした一年でした。同僚の知人は小さな劇団で頑張っています。誘われた時に先にオペラとＭＭ（マドモアゼル・モーツァルト）が決まっていたのでちょっと迷ったけど、今まで見ていて楽しかったしお世話になった同僚と今年の締めくくりにちょうどいいしね。そんな風にＭＭの千秋楽は稽古場見学ツアーで一緒にツアコンをしたヤヤちゃんとしばらくぶり一緒の観劇。ヤヤちゃんとの忘年会になるわけです。「今年のありがとう」を伝えるのに全員にはお会いできませんけど、できる限りはね。仕事が終わって劇場に走れるのも今しかできないことかも。そう思ったら一期一会、一瞬を大事にしたい！ってことで今日も走ります♪（その前に洗濯物たたんで、トレーや牛乳パックをリサイクルに出して♪）カプちゃんの友人のお嬢さん（さつきちゃんとメイちゃん）宅の近くで見つけた看板。なんかいいでしょ♪そういえば、この二人との出会いも今年の収穫。音楽座のＭＭが本番ならＳＮＦが二次会、染子様との食事が三次会ならさつきちゃんたちとの夜が四次会かな。カプちゃんが東京に来た時には泊まってねと楽しみにしているさつきちゃんたちはカプちゃんのオマケの私まで歓迎してくれます。音楽座Ｒカンパニーの人もさつきちゃんたちもほんとうに可愛くて礼儀正しいのでそういう若い人に会えるのは元気もらえます♪なので会社で悩める同僚の相談に乗ったり、（数が多いので、すっかりブルーになる日もあるけれど）忙しい日々を切り抜けていけるんだわ♪「いつも楽しそうね！」「元気ね！」と感心されるじぇりさんを内側から支えてくださる皆様、ほんとに感謝でございます！な、わけで走ります！

December 23, 2008

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ついに！マドモアゼル・モーツァルト観劇＆SNF

design++dalu++★☆★★●●☆★★●●●もう、この日をどんなに待ち望んだことやら…１８日から東京芸術劇場ではじまった音楽座のマドモアゼル・モーツァルト。１２月２０日の今日が私にとって初日です♪舞台稽古をみせていただいたトライアウト公演から約１ヵ月。お稽古着とピアノ一台だったあの時と違って今日は衣装も照明も美術も音楽も準備はＯＫ！入ってすぐのところにＲカンパニーの村田麻衣ちゃん。優しい笑顔でお客様を迎えてくれます。グッズを販売しているところには麻理江ちゃんがいました。今日は初めてのロビーキャストだそうです。お客様に気持ちよく過ごしてもらうためにキャスト達でアイデアを出し合うそうで、今日キャスト達はマドモアゼル・モーツァルトの黒のＴシャツに白の羽飾り。麻衣ちゃんの胸や麻理江ちゃんの髪の羽飾りはお手製。マドモアゼル・モーツァルト。最後にふわっと舞い降りてくる白い羽。作曲するモーツァルトのかたわらにいつもあった羽ペン。それがモチーフかな。幕が開いて、音楽がはじまり中央にグローブジャングル。（公園にある丸くてクルクル回る遊具みたいな骨組。　　球形になったり、２分割、４分割されたりと　　場面に合わせ形を変える。）後はベッドとクラビコードくらいのシンプルなセット。事件のせいでテレビで一切宣伝できないため、この作品が上演されるのを知らせる手段が限られてしまい相当苦戦を強いられたマドモアゼル・モーツァルト。心配だったけれど、想像をはるかに超えて素晴らしい出来栄え。小室さんとヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの音楽は融合しＲカンパニーの歌とダンスと一つの世界を作っていました♪　モーツァルト達を取り巻き、舞台のあちらこちらで見守ったりお茶目なしぐさを見せてくれるのは精霊たち。ひとり、ひとり、モーツァルトのオペラの役名がついています。いつも音楽座で主役をはる役者さんたちが台詞なしのバックダンサーなんてもったいない、と最初は思いました。でも、これって大物がちょこっと出て（特別出演）かな、引き締めてくれる歌舞伎でいうところの「ご馳走」です。映画では笹野高史さんのように数分でも印象深い人ね。「ご馳走」だらけのマドモアゼル・モーツァルト。ただ、踊りだけで表現するこの精霊の役は人間よりも難しいかも。トライアウトの時は全員稽古着だったので、人間と精霊の区別がつきづらかったこともあるけれど…（ななめ上から見下ろしていたのでなおさらね♪、　ちょっとへたっぴだけど図解説明。２階から１階を見下ろす感じ）私はモーツァルト関係の本を片っ端から読んでしっかりおさらいしたので、誰がオペラのどの役で、と全部認識できますが、あくまでもイメージとしての精霊なのでオペラとその登場人物を把握できなくても十分楽しめます。良かった～！身びいきじゃなく、中身でおススメできます♪ヾ(@^▽^@)ﾉこちらはプレイボーイのドン・ジョバンニ。リトルプリンスで王子様と絆で結ばれたキツネさんと同じ人とは思えない魅惑的な(オペラでは悪魔的）オーラに包まれた安中淳也さん。モーツァルトの姉のナンネルの清田和美さん。この写真ではモーツァルトの将来を心配する大人になってからのナンネルですが、１幕父がモーツァルトの才能に気づき、男として、演奏家と育てようとするシーンで幼いナンネルも演じます。少女ナンネルと優しい母の出番はここだけ。短いけれど、この家族のシーンがあるから後のシーンが生きてくるね。このナンネル姉さんは終演後に行われたＳＮＦでも藤田さんと共に大活躍。このＳＮＦ、サタデーナイトフィーバーの省略です。土曜の夜公演の後にみんなで盛り上がれる感涙もののイベントの名前。２７日にもあるから今は詳しくは書けませんが、（だってその日のサプライズは今から知らないほうがいいものね）土曜日でない日でもＢＳＴ（バックステージツアー）はあります。わたしは２４日の観劇の際に参加の予定♪ワクゥO(ﾟ▽ﾟo)(oﾟ▽ﾟ)oワクゥ♪さて、この水色の衣装の女の子がモーツァルトの高野菜々ちゃん。平成生まれの１９歳。初舞台を堂々と演じた女優さん。トライアウトの時は元気で明るいお嬢さんだな！の印象だったけどこの日はずいぶん大人になった感じがしました。練習、本番、毎日毎日、スポンジのような吸収力ね。そういえば同じ初舞台のモーツァルトの妻コンスタンツェ。安彦さんも練習の時は必死で頑張っている様子が健気だったけど舞台の安彦さん、あの時と顔つきが変わった！お化粧だけのせいじゃないと思う。「この部屋から出て行って。二人だけにしてほしいの」このセリフ、静かだけど誰も逆らえない強さを秘めていた。１ヵ月でこんなに違うなんてね。才能と若さと、後は周りの先輩の役者さんから得るものが二人を日ごとに大きくしているのでしょう。音楽座マドモアゼル・モーツァルト　池袋　東京芸術劇場　１２月２０日実は、染五郎ファンの染子様も偶然同じのチケットを持っていて席こそちがえ、ＳＮＦで同じ感動を分け合ったのでした。（この日はトライアウトの時に一緒になって別れが惜しかった　女性とも帰る間際に再会して、やたらハッピーテンション♪）マドモアゼル・モーツァルトの舞台と音楽座にすっかり魅了された三人は（二人は初対面にも関わらず）大盛り上がりで乾杯！染子様に紹介されたお店でちゃんこ鍋やら何やらo(*^▽^*)o~♪舞台の話で盛り上がり、あやうく終電にアウトになるところだった！このだしの中にはオプションで頼んだコラーゲン！鶏と牛のコラーゲンできれいになるまえにちゃんこ、たらふく食べてお相撲さんになっちゃうかも、キャーq(≧∇≦*)●●●★★☆●●★★☆★

December 22, 2008

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歌舞伎座でカラス天狗に会えました♪十二月大歌舞伎昼の部

２１日十二月大歌舞伎　昼の部。前回の夜の部に引き続き、昼の部鑑賞。ねー、この写真なんか変じゃありません？屋根の上に人が見えるでしょ。ここは大部屋のあるという３階あたりなのかなー。京鹿子娘道成寺踊りの名手の三津五郎さんの花子を楽しみにしていましたがあいにく今日のお席は３階の西側の桟敷席。しかも２列目。花道の真上になるので、花道と下手は見切れます。ま、この日は日曜日の昼とあって満席。４階に立ち見で観ているお客さんの数が今までに私の観た中では最高だったから文句も言えないか～。運よく戻りがあったためか、発売日をだいぶ過ぎてからチケットＷＥＢ松竹で２枚だけ運よくゲットできたので。鐘によじ登るところは観られたし、お坊さんたちのユーモラスな問答が楽しかったからいいけどね。三津五郎さんは、おじさんですから内心、心配してたんですけど想像以上に綺麗でしたし、女らしい優美な踊りで外国人観光客の人は男性とはよもや思いますまい。（歌舞伎だから、来る前からバレテルか～）それにしてもお見事！佐倉義民伝　領民のために命を賭して直訴した佐倉宗吾のお話。直訴をするのは死を覚悟してのこと、領民に捧げる命は惜しくないけれど最後に一目家族に会いたいと宗吾のたっての頼みを引き受ける渡し守甚兵衛。出してはいけない時間に舟を漕ぐのだから命懸け。「宗吾ばかりでなく甚兵衛もまた義民であった」イヤホンガイドの解説を聴いてジン！千葉には親戚も友人もたくさんいるからね。その人たちの祖先をおじいさんと宗吾さん達が守ってくれただねと思ったら人ごとじゃないから。歴史上のことだから結末は決まってるし、変えられないけどやはり、父上、江戸には行ってくれるなと泣く子らの姿は涙を誘う。それでも下の子はお土産を買ってきてくれるならそれもいいかなとすぐだまされるのが哀れ。かなえられない約束をする父親はつらいだろう。だって、宗吾は今までわが子にも領民にも決して嘘はつかないタイプだと思うのね。その純粋で真面目で責任感のある人だからこそ立ち上がりそのために悲しい嘘をつかざるを得ない。コメディエンヌの福助さんが内助の功、良妻賢母の典型でした。最後まであきらめず追いすがる長男を（この子は直観的に永の別れと悟ったのでしょう）突き飛ばすところには悲しすぎてもらい泣き。きっと幸四郎さんは染五郎さんはもう大きいのでヾ(＠^▽^＠)ﾉ可愛いお孫さん（国立劇場の鈎爪の時にお見かけしました）ともし別れることになったら、と思ったりしたかしらんなどと思ったりして…渡し場のところに積もった雪が本物のようでした。歌舞伎座の雪景色はいつも感動します。幕がかわって、寛永寺の場面。紅い橋とモミジが目に鮮やか。宗吾の想いを汲み取ってくれた彌十郎さんの老中松平伊豆守。ちょうど勧進帳の富樫のような粋な計らいを見せてくれます。宗吾霊堂の御本尊、宗吾像を今だけお借りしています。成田まではなかなか行けないので手を合わせ…この作品は地味だし受けないだろうと思われていたのに初演の四世小團次が強く希望して１０４日のロングラン。あの時代に佐倉からもたくさん訪れたそうです。想像以上に面白かったのが高時わがままお殿様の梅玉さんと家臣とのやり取りが絶妙。「ちゃんと言うことをききましょうね」「うん。わかったけど明日からね」と幼稚園児の屁理屈のようですo(*^▽^*)o佐倉義民伝は悪い家臣をもって、その思うままに悪政を揮われ領民が難儀しましたが、高時の家来は皆忠臣揃い。そしてヤンチャな高時君がお仕置きされるのが痛快な後半。ここで８人のカラス天狗が登場します。このアクロバテッィクなこと！高時君は自分が呼んだ田楽法師と思いこんでるけれど実はカラス天狗が化けているので田楽舞に見せかけながら、実はなぶられちゃうわけです。梅玉さん、め組の喧嘩の焚出しの喜三郎でも惚れましたがあの梯子といい、今回の高時といい還暦過ぎの方とは思えません。オーソドックスな貴公子がお似合いなのにそれだけにとどまらず挑戦する意欲には感服します。体力、健康管理も含めて芸熱心、役者魂なんでしょうね♪高砂屋！幕が開くと酒宴で杯を傾ける横向きの高時。お客様と正面から向き合う形でないのは当時としては斬新９代目團十郎さんのアイデアなんですって。その高時の背景にミツウロコの色違いの紋が三つ。ちょうど先週、ＰＴＡの忘年会で会った北條さんにミツウロコは「北條紋」って言うのよと教わりました。聞いてなかったら気付かなかったろうな。ナイスタイミング！カラス天狗と言えば、橋吾さん、カラス天狗だったんですね。お怪我残念です。舞台に立てない悔しさを味わっていること、治るまではブログはお休みと書いてありました。さてさて、観劇が終わりＭＩＫＩＭＯＴＯのツリーを観てから帰ろうと決まり、４丁目まで歩きました。７日の日には気付かなかったけど、ＷＡＫＯのお色直しが済んでその姿を模したディスプレイがキラリン♪キラキラ銀座を後にして、クリスマス休暇終了。さよなら、また来年ね。

December 21, 2008

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ＴＯＫＩＡガレリアで光のオブジェ＆音楽座リトルプリンス

有楽町に友達のハンドベルの演奏を聴きに行く。ちょうどその前に気になっていた場所に行ける(*^▽^*)と気づいて東京ビルＴＯＫＩＡガレリアをめざす。音楽座の紹介がしてあるというライティング　オブジェ２００８。演奏の前に寄ってみようっと。国際フォーラムの近く、でもやっぱり駅の人に道をたずねちゃった(^-^;意外とわかりやすかった、フォーラムの有楽町よりに隣接。東京ビルＴＯＫＩＡガレリア３周年らしいけど、今まで全然知らなかったわ。光のオブジェが展示してある。あの光る傘、いいな～。参加型の作品ってユニークだね(o^―^o)これが、folo-u?follow you フォローユー。昔「フォローミー」って映画あったの知ってる？並んだ作品の中で目を引いた地球。（だったかな）おお！ありました！音楽座ミュージカル　「リトルプリンス」！なつかし…パネルには思い出深い写真の数々。思いがけず、「リトルプリンス」の紹介だけでなく、出演者の作品も出品されていました。アーティスト顔負けの力作ぞろい。それぞれ、タイトルがついていて、ご本人らしいな、と思ったり、へぇーって意外だったり。素材も工夫されていて個性豊か。実物をみる楽しみがなくなってしまうのでブログに載せる写真はグーッとサイズを縮小。ＴＯＫＩＡガレリア、有楽町と池袋は近いですから、音楽座ファンの皆様はＭＭやメトロ観劇の際にのぞいてみてください。もちろん、ファンでない方もクリスマスシーズンにピッタリな光る作品の数々を入場料無料で見られるのでおススメです「マドモアゼル・モーツァルト」の美術を担当されている朝倉摂さん。以前からお名前だけは存じあげていました。「リトルプリンス」を観て舞台美術の素晴らしさに感銘を受けたので、朝倉さんの作品がどこにあるのか探さなくちゃ、と、もう一度歩きまわったら（暗がりの中、プレートの文字は読みづらいので）なんと、一目ぼれした傘の作品の作者が朝倉摂さんでした。タイトルはクリスマスこれを見たら数時間後に観る「マドモアゼル・モーツァルト」への期待がますますアップ

December 20, 2008

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ハンドベルでクリスマスソングを聴きました♪

ＴＯＫＩＡガレリアですっかり長居してあわててハンドベルの演奏場所へ。有楽町電気ビルと有楽町ビルをまちがえ、滑り込みセーフで到着！今日は暖かい日で良かったね。お買いものや駅への向う人たちが足を止め聴き入るベルの音色。曲ごとにベルを持ち替え、手元は目まぐるしく忙しいのに笑顔で優雅な演奏を聴かせてくれてありがとう！この友人とは今年最後。お手紙と折り紙のツリーなど小さいプレゼント差し入れして、次の約束へと。クリスマスシーズンの有楽町ＴＯＫＩＡガレリア国際フォーラムホームメード教室だけあって、オーナメントは本物のクッキーおなじみベロタクシーもクリスマス・バージョンオマケ。11月28日のききみみやの日記で準備中！って載せた写真が電気ビルのツリーだったんだね。その時はまさか、ここで友人が演奏すると思わなかったけどご縁があったのね

December 20, 2008

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「箱の中の女」×一青窈×シアターコクーンそして渋谷の街

ここは渋谷の駅前です。ただいま迷子中。渋谷は鬼門です。文化村しか知らないのに文化村へ行くのに迷います。でも、アチコチ　キラキラ　キレイ　迷子の悲愴感薄らぎます。お、キレイ！あ、やっと着きました！そう、「音楽劇・箱の中の女」一青窈さんの初舞台を観に。いつが最後だったかな。Bunkamuraシアターコクーン。劇場にたどり着くまでにはいくつかのショップが。今日は一人なのでサミシ！せめて休憩時間はコーヒーでも。蜷川さんの舞台が多いかな。私がコクーンに来るのは。「観たい！」と騒いでいたら「それほど好きなら行きなさい！」ってことで夢がかなってのカンゲキ観劇となりました！今日の席は１階、まん真ん中。。蜷川さんの舞台でもおなじみですが俳優さんがすぐわきを通って舞台へあがったりするからオイシイ席です。開演早々、一青窈さんが突然現れ、ちょっと客いじりってほどではないけど、お客さんの背後にそっと佇んでたりして（その人は気づいてないみたいだったけど。　気づいたらうれしくて！）一青窈さんの書く詩の世界が好きなのでカラオケに行くとアルバムの歌を歌ったりするワタシですが知らない曲ばかり！と思ったらこの舞台のためのオリジナルでした。芝居をしてたかなと思うと一青窈さんがフルコーラスをひとりで歌う。そして芝居に戻る。音楽劇の率直な感想は歌は歌、芝居は芝居でもいいのでは？歌の部分は一青さんですもん、文字通りライブコンサート、聴きごたえありました。ただ芝居の進行とつながっていない、かけ離れているような違和感を覚えました。歌の部分の音量が大きすぎる気がしました。もう少し小さくないと音が割れて聴きづらいし。もちろん芝居の部分もいいんですよ。岩松了さんの脚本のくすくすっとした笑い、言葉遊びの部分は大好きな「時効警察」を思い出して懐かしかったし、面白かったし、俳優さんは個性溢れ、魅力的な方ばかりでそこも文句なし。膨大な自分のセリフを写経のように書きまくり覚え、今度は録音し、スピードを変えたりしたと彼女自身が語るように、努力した甲斐があって「女優一青窈」は初舞台とは思えない存在感でしたよ。ミステリアスな役柄がピッタリ！恋人の柏原さんとのシーンの幸せな夫婦を思い描くシーンなど涙が出そうなくらい可愛くて神がかり的なその演技に舌を巻く！そうそう、チラシの一青窈さんが箱の中に窮屈そうに閉じ込められた写真。イメージ写真なんでしょうが、私の想像とはだいぶ違いました。理解できる人は少なかったようで隣の席の方もスヤスヤ…理解するのをやめた方なんでしょうか、斜め後ろでいびきをかいていて…終盤に向かってそのいびきがダンダンと大きくなり、隣の人、肩でもたたいて起こしてあげればいいのにとハラハラいたしました！一青窈さんはもちろん、岩松さんも音楽の小林さんも杉本哲太さんも好きな役者さんなのに「わー良かった！」みたいに単純じゃないのはなぜだろ？もしかしたらオリジナルの曲、ＣＤで発売後覚えた後にもう一度この芝居を観たら、もっとスッと入ってくるかもしれません。テレビで見てる時より華奢で足がきれいで瞳に力を感じる一青窈が見たい人はシアターコクーンへどうぞ！design by sa-ku-ra*

December 19, 2008

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カウンターテナー、スラヴァと過ごす極上のクリスマス！

design++dalu++**Joyeux Noël**オペラシティで行われたスラヴァ Xmas Concert 2008染子様と二人で（染子様は会社帰りだから現地集合だけど）聴いてきました。都営新宿線はよく利用するから新宿の先に初台があるのは知ってた。でもその初台にある「オペラシティ」は名前を知ってるだけ。初オペラシティも楽しみ！そのコンサートホールでカウンターテナーの歌うアヴェ・マリアを聴く。これほどクリスマスらしいイベントはないよね。アヴェ・マリアはグノーのもシューベルトのも好きで冬になるとよく聴く。プロフィールにあった「カッチーニのアヴェ・マリア」でスラヴァは有名になったそうで前日Youtubeで予習してみたら聴いたことある！の程度で初台へ。新宿線で直通、超簡単のはずがやっぱりサンザ迷子になった。まず初台へ行けず、幡ヶ谷、新宿あたりを新宿線、新線、行きつ、戻りつ、一生到達しないかと思うくらいグルグル（オーバーな）ま、やっとこさ着いたが、早く着いたら覗こうと思ったここはパス！コンサートホールは３階にあった。ゆったり広々とした空間。新しくて、明るくて、それだけで気分上昇！ロビーのベンチに座り、軽食で空腹を満たしてからいざ！衣はともかく、食は足りないと礼節も芸術もないもんね。邪魔は荷物をクロークに預ける。「楽器は別の窓口で受け付けますが…」と係りの人。「いえ、おもちゃみたいなものですから（普通で）大丈夫です」とキッパリ。そうなの。ウクレレのレッスンの後だったのよ。このホールで演奏するような楽器と比べたらね。この番号札。三角。モーツァルトの本を読んでいると秘密結社フリーメーソンがよく出てくる。３はフリーメーソンの数字。三角も。で、こんなものまで写真に撮って、我ながら可笑し…この建物の中にはこんなふうに彫像があちこちに立ってる。なんだろね。今度、調べてみよう。ウサギは染子様。オペラシティの入口。染子様はここから入ってきてすぐわかったって。私は初台に降りてからもウロウロしてやっと辿り着いたのに～。アンコール。スラヴァはグッドナイトで終わりたかったみたい。でも、お客さんの万雷の拍手に「ちょっとだけよ」ならぬ「最後だからね」みたいに歌い始めた。染子様、出会えて良かったです。こんな素晴らしい歌にも逢えませんでした。スラヴァも知りませんでした。目を閉じていると曲ごとにオーロラが揺らめく寒い空が見えたり水の音が聞こえたり風が通り抜けた時の葉のざわめきを感じたり鳥の背に乗って遠く旅するようないろんな景色が見えてくる染子様のおかげで良い席で見られたけどこのホールは音響、良い！良すぎですね。だってスラヴァの声もとても響いてくるけれど会場の音も凄まじく反響する。私は（アレ？携帯消したっけ？）と珍しく気になり心臓が凍りつきそうでした。お芝居大好きなので必ず電源切る人なのですがその日は前日の徹夜でボケてたからね。曲の間にそっとチェックし、ヤレヤレ。こんな素敵なコンサートぶち壊したらレッドカードでしょ。死んでお詫びを…くらいの大罪です。けれど、そのあと最悪の事態が！ゴンゴンゴン、いったいナニゴト？！すぐそばの人がお茶のペットボトルを落とした音でした。飛行機が墜落したくらいの大反響。もー！でもね、私も乾燥している会場では咳込むのを我慢して涙目になっているときがあります。苦しい時はわかりますけどせめてノド飴にしましょうよ。たぶん落した人も含め、全員が悲しかったと思うよ。悲しい話で終わるのいやだから、いい話。どの曲も素敵、全部素敵だったけど特にね、「ソルヴェイグの歌」が沁みました。子どものころ、母が忙しくて寝る前の「読み聞かせ」もできなかったからクラシックを「聴き寝かせ？」だったの。「この曲が終わる前に寝るのよ」って。その中の１曲がペールギュントを想って歌う「ソルヴェーイグの歌」でした。思いがけず、胸キュンでした。それとホワイトクリスマスは嬉しかった！数時間前にウクレレ教室で習ったばかりだったので。スラヴァのハイトーンは本当にピュアでした。哀しげにも見える表情で静かに歌うのにその歌声はまさに神様からの贈り物。パイプオルガンをバックにいくつかの照明だけの舞台で歌だけで２時間あまり聴衆を惹きつけるのですから。もちろん曲に合わせてスカーフをしたり、帽子をかぶったりバイオリンを弾いたり、口笛を吹いたり趣向は凝らしてくれましたよ。（両方とも本格的に上手！！）何かを新しくするたびにお茶目な表情や笑顔を見せてくれてそれも好印象o(*^▽^*)o終わった後の花束の数が半端じゃなかったです。もうこの感動と感謝、I LOVE YOUはお花で表すしかないのかも。ワタシ？ブラボー！って心の中で叫んでました

December 18, 2008

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マドモアゼル・モーツァルト、音楽座のファンクラブには入りたくなかった

**ivh**音楽座のファンクラブには入らないつもりだった。音楽座のミュージカルの楽しさを知り、また観たいな！って思ったけど音楽座には良いファンがたくさんついていて温かく応援しているからね。私は、歌舞伎やいろいろなお芝居が好きなのでフリーで音楽座を外から見るヒトでいるのもいいかもって。だけど、テレビ局もスポンサーも降りそれでも自分たちの信じた道を貫こうと笑顔でがんばるＲカンパニーを観ていたらできる限り、応援したくなっちゃいました。こんな時期だからこそ、意味があるかな？とファンクラブ申し込んじゃいました。モーツァルトの本を読みあさり、「フィガロの結婚」や「魔笛」のＤＶＤを観、モーツァルトの曲をひたすら聴きまくり、マドモアゼル・モーツァルトに備えたりして♪マドモッてます。観るたびに音楽座Ｒカンパニーの作品と役者さんが好きになり、八方美人みたいで困っちゃうのが玉に瑕ですが、音楽座のおかげで楽しい半年でした。今年の最後は「マドモアゼル・モーツァルト」千秋楽。マドモアゼル・モーツァルトは１８日が初日。トライアウト公演では見られなかった「月」とあれから１ヵ月、衣装や音楽、照明がすべて揃った時に始まる魔法が見られます。モーツァルトとコンスタンツェの歌を聴いたら泣いちゃうかも。

December 17, 2008

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ぶきっちょさんの手作りクリスマスプレゼント

**ivh**明日はお休みだけど、朝から予定がいっぱい一つ目は図書館で赤ちゃん対象の「おはなし会」絵本の読み聞かせと手作りおもちゃの紹介する予定。作り置いていた「はらぺこあおむし」や「ヌンチャク」を探す。そうそう、そして毎回好評の「ビックリ箱」コンセプトは「不器用なママでも針を使わず作れます！」寒くて家の中で遊ぶ機会が多い冬も楽しく過ごしてね！がサブタイトルo(*^▽^*)o明日読む絵本はこんな感じかな…２時からは今年最後のウクレレのレッスン。むかーし、昔のギターの練習が役に立ってる。うまく弾けるようになりたーい！そして、夜はクリスマスコンサートに行くからその準備もしなくちゃね。そして早く寝なくちゃ！なのに、違うことしてるの。「おはなし会の相棒」に小さなプレゼント。楽器を演奏する彼女に♪の絵のついたエコバッグ。それだけじゃさみしいから、ハンドベルで演奏したクリスマスソングもつけよう。予算はタイシタコトナイけど、日ごろの感謝の気持ちはいっぱい込めて。そして、クリスマスカード描いてる。ほんとはね、最初は「おはなし会」に持っていくサンプル描いてたの。でも、彼女の分を描こうと気合いが入って気に入るまで何度も描き直し。で、もう朝になっちゃった！キャー。手が不器用じゃなくて、頭が不器用なんだわ、ワタシ！来年はカシコクなりますように！

December 16, 2008

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元PTA委員の忘年会

日曜日、子どもの学校のＰＴＡ活動を一緒にしたメンバーとの忘年会。そう、毎年夏の花火大会での再会を楽しみにしている仲間。忘年会はしない年もあったけど、今年は花火大会に全員揃えなかったのでぜひとも、忘年会を！と声があがり、幹事じぇりは張り切ってたんだけど。失敗したな！と内心思った。私が選んだお店、しばらく来ないうちに味が落ちて、店員さんのサービスも以前はよくお局ＡＫＫＯさんや会社のみんなと寄り道した大正浪漫風居酒屋さん。下見にアチコチ食べに行ったりの余裕がなかったしね、手抜きはダメだね。せっかくのみんなのお楽しみの時間なのに残念。誰も私を責めるわけではないんだけれど、本人が反省！お店でね、何かを注文した時に嫌々そうに「お待ちいただくことになりますがどうされますか？」って聞かれると、あーあ！ってがっかり。「すぐお作りいたしますので少々、お待ちいただいてもよろしいでしょうか」と言えばいいのに～。子どもが在学中、多い時は１ヵ月に何度も顔を合わせることもあった仲間。卒業してからはめったに集まれなくなった。ＰＴＡのお世話好きの人はＰＴＡが終わっても地域でボランティアをしたり、ガイドヘルパー、ケアマネ、選んだ仕事は皆、お世話することばかり…それでも、どうにか集まれて一緒に過ごす時間は宝物。おしゃべりな人はずっとしゃべっている。黙って聞く人は楽しそうにニコニコ聞いている。お互いに気心が知れているから、ありのままが楽ちん。そういえば、今、しゃべっている彼女。人の話まで取っちゃうから苦手だったんだ、実は。でも、あの頃はそう思っていたのに今は多少強引でも元気で楽しそうにしてくれてうれしいよ。そして、こっちの隣の彼は大真面目でいつもカタブツな意見を出すのでいちいちうるさいし、息苦しいな～と思ってた人。でも、今は大病の後で穏やかになったせいもあるけどみんなの面倒をみようと気を配ってる律儀さがいいな～。３年、一緒にいて、今思えばバカバカしいことで腹を立てたこともあったけど、喧嘩しないで譲り合ったり、理解する努力をしてきたことは無駄ではなかったんだなと思いつつ、次は新年会！今日、来られなかった人も参加できるように。１月はみんな忙しそうだから２月にしようね！もはや親の私たちが同級生のよう。今日のメンバーの中のうち、二人は妻と夫同伴。これも毎回恒例なの。みんな！いい年なんだから、無理しないで体を大事にしてね。そして、いつまでも仲良くね、よろしく！

December 15, 2008

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1年がかりで私も討ち入りしました？吉良屋敷から泉岳寺へ

約束してから１年経ってしまった！本所松坂町の吉良邸から１４キロ、義士と同じコースを歩いて泉岳寺までのウォーキングをしたのは１年前。新聞社主催の企画ツアーでした。この一日のことを写真と一緒にまとめ、ブログにアップの予定！だったのですが、数日後に参考にとみた新聞社のサイトのその企画をレポを見たら、ほとんど同じアングルで、しかもプロだけあってキレイな写真を見たら、ガックリやる気が失せ、放りっぱなしになっていたことに先日気づいたのだ。気を取り直してアップ！今日は討ち入りの日だから、ねヾ(@^▽^@)ﾉ「篤姫」でも活躍した二人の会見の地は、歩道の真ん中になにげにあった。さて、もうすぐ内蔵助たちを預かった細川家です。ここら辺になると、疲れが出たのか、参加者で構成したいくつかの班、その中のひとつである私達の班も前の人と後ろに人の間に距離が出て、ちょっと見失ったりして、待つこともあり…中には入れないけど、隙間からのぞくと内蔵助が最期を迎えた庭が…今年は平成中村座で忠臣蔵を様々な角度で観ることができたし、今までにも本、テレビ、映画等でおなじみではあるけれどこうしてみると物語の世界でなく、事実＝歴史なんだと感慨深い。内蔵助４５歳。若い。男盛り。うーん。４３、４４歳で決断し、作戦を立て、堪えたんだよね。スゴイ！めざせ、泉岳寺。ゴールはあとわずか！さて、数十年前、子どもの頃に一度訪れたきりの泉岳寺へ無事到着。スタッフの方が両脇に並び、拍手で迎えてくださる中をゴール！！「完歩証」と泉岳寺内にある資料館の入場券をいただきました。義士館の屋根トップ。内蔵助たちのかぶっていた兜のデザイン。撮影禁止、館内にトイレはありません。到着した人がいっせいに入館し、大混雑。それを避けるためにお隣の「義士木像館」へ。文字通り、木造の四十七士はリアルでちょっと怖い。ちなみにトイレはここにありました。資料館の前にこんなのもありました。面白いでしょ。隊列の通りに並んでいるんですって。血染め！の石と梅。ここでも、また首洗ったの？上の写真では小さくて見づらいけど「川上音二郎」の名。理由は？お墓の前にはお線香を供える人がたくさん。堀部安兵衛や内蔵助など自分のひいきの義士の墓の場所をめがけて一束供える人。少しずつお線香を分けて、どの義士にも平等に手向けてねぎらうように手を合わせる人など拝み方にも個性がありますね。メタボ撲滅がテーマのウォーキングなので、サプリやドリンクの参加賞。まさか、いつも電車を乗り継いで行く四季劇場を通りこし、キャッツシアターのある品川区まで歩いて行けるとは思いませんでした。一日あったので、妹とターップリ話す時間が持てたのが副産物。「この前、帝劇でモーツァルト！を観たけど」から、アレヤラコレヤラ久しぶりの姉妹の会話が距離を感じさせなかったのかも。参加者はメタボ予備軍というよりも、歴史やウォーキングが好きな方が多かったように感じます。色違いでお揃いのリュックをしょって、相手を気遣いながら歩いている年配のご夫婦の姿が何組か。「チェリーナ、君の可愛い手！」という洗剤のＣＭ、覚えてますか？若いカップル（夫婦）の後のカットに出てくるおじいちゃんとおばあちゃん、恥ずかしそうに手をつなぐのがとっても可愛くてそんな風になりたいな！と憧れてました。まさにそのカンジ♪翌日、妹は筋肉痛と嘆きのメールが届きましたが、驚いたことに私は一切、痛みなし！彼女と私のちがいはと言えば…靴。私の靴は子どもたちと登山するときのために買ったもの。ケチな私にしては高価なものなので、適切な靴選びがウォーキングを楽しくしてくれた立役者だったんですね。それにしても、ほとんど裸足のような履物で歩いた内蔵助達。雪も降っていたし、よく頑張ったねって痛感。大江戸ウォーキング前半の日記はこちら

December 14, 2008

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歌舞伎でタップ？それなら行かなくちゃ！

designed by ＊ま～ぶる＊高い下駄をはいてタップ？染五郎さんが？それなら観に行かなくちゃ！でもいつ観に行けるの？と悩んでいたら、ウクレレのレッスンがお休みだったのでそれ！っとばかり夜の部を観に歌舞伎座へ。Kさんと昼の部を観たので12月はおしまいにしようと思っていたけどそんな珍しいものならぜひ！ってわけで…歌舞伎座、今日は当日券が余っていたので夜中にＷＥＢ松竹で席を取りました。歌舞伎座前の引き換え機にクレジットカードを入れるとあら、不思議！o(*^▽^*)oネットで購入したチケットがスルスルスルっと出てきます。それを持って入口で見せれば即入場。なんてカンタン！確実！今日は久しぶりに辨松でお赤飯と煮物の入ったお弁当に。この量がちょうどいい！辨松は日本初の折詰料理専門店なんですって知らなかったけど、座席で食べる時も小さくて持ちやすいし、おいしいから見物にピッタリ♪一、『名鷹誉石切（なもたかしほまれのいしきり）』二人の人間を重ねて斬れる名刀！この発想がスゴイ!染五郎さんはといえば、赤っ面【あかっつら】です。赤い隈取りの敵役で、うーん、私は下手３階席の一番後ろ、染五郎さんは上手からほとんど動かず。赤っ面の染様の良さを見いだせず、修行が足りないね、そのうち良さがわかってくるかもね。さて、真っ二つになりました！怖くなくて面白かったよ。二、『高坏（たかつき）』さて、いよいよ染様のタップ。舞台は能舞台のようだけど歌舞伎のオリジナルのため、通常の松葉目でなく桜の背景なんだそうです。「棒しばり」もそうだけど、ここでも次郎冠者がヤンチャです。太郎冠者は同僚だけど味方のようで、裏切って陥れたりそんな役どころなんですね。花見の杯を直に置かないための高足膳の高坏（たかつき）と雨の日向けの高下駄の高足の取り違え。酒宴のために買ってくるように命じられたのにものを知らない次郎冠者が高足売りの商人に騙されて買わされてしまう。そればかりか、お酒も二人して飲んでしまって…『棒しばり』も『身替座禅』もほんとに家来たちはお酒が好きでご主人さまに怒られちゃうよ、とこちらがドキドキハラハラしちゃう。そうして酔っぱらった次郎冠者の染様は「酔拳」のジャッキーチェンよろしくタップで怒るご主人様を踊りながらかわすユーモラスな演目♪これは今度は近くの席で観たい！遠いとちょっとね。そもそも、六代目尾上菊五郎→勘三郎→勘九郎と続いたお家の芸ということなのですが、『棒しばり』も踊りの名手の六代目が手を縛られたら？という発想から生まれたというエピソードは勘太郎・七之助兄弟が赤坂で踊った時に知りました。タップダンスが流行った昭和初期。高下駄をはいて歌舞伎でタップをしたら？と奇想天外な試みも六代目ならもしかしたらできるんじゃないかと思わせちゃうスーパースターだったんだとつくづく感動！お大名は彌十郎さん。納涼、赤坂、浅草とずっと声を聞いているのでなんか安心しちゃったりして。怒っていても怖くない、人の良さそうなお大名がピッタリ。（先日ＤＶＤで観た勘三郎さんと三津五郎さんの『棒しばり』　お大名は彌十郎さんでしたし、ね）三、籠釣瓶花街酔醒（かごつるべさとのえいざめ）昨年の秀山祭九月大歌舞伎、吉右衛門さんで観た演目。傾城八ッ橋の福助さんは同じ。その時の日記はこちら吉右衛門さんの印象が強すぎるのか、今回より前回のほうがインパクトがあった気がするな。芝雀さんの九重。芝雀さん好きかも。染五郎さんのマブは次郎左衛門にとっては敵役だけど赤っ面よりは似合ってる。石切の時に気になったノドもさほど気にかからず。ホントにノド弱いのね、染様。昼の部の『佐倉義民伝（さくらぎみんでん）』厳しい年貢の取立てに泣く領民のために命を懸けた佐倉宗吾。歌舞伎座に祭壇が設けられてましたが、宗吾霊堂（そうごれいどう）にお参りに行ってくださいとも書かれてありました。宗吾霊堂（そうごれいどう）こと東勝寺（とうしょうじ）は、千葉県成田市にあり、坂上田村麻呂が創建したとウィキペディアに書いてありましたが、先日の「ＡＫＵＲＯ悪路」で観た田村麻呂がまさかここに出てくるとはね（＾－＾）幸四郎さんに似合いそうな役ですし、観るのが楽しみ♪

December 13, 2008

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ほんとうはクリスマス頃に観たかったの、ア・ラ・カルト！役者と音楽家のいるレストラン

１２月７日。カプちゃんと待ち合わせしてア・ラ・カルトへ。昼の部を観ました。青山円形劇場は好きです。丸いし、狭いから舞台がとっても近い。そして表参道から迷わず行ける直線コース。私でも迷わないから♪円形は昨年のア・ラ・カルト（ゲストは筒井道隆さん）以来。以前からその存在は知っていても観たことがなかった妹が2006年ゲスト石井一孝さん、ってことで初めて観てすっかりお気に入り。昨年のクリスマスプレゼントにしてくれました。で、それ2007年ですっかりはまった私が今年はカプちゃんを誘って♪ この可愛いウサギちゃんはエチカのマスコットのエチカちゃん。エチカとは表参道の駅構内にあるいろんな店舗の集合体の名前。２周年ということでローソク２本のケーキがお目見えo(*^▽^*)o 昨年のア・ラ・カルトは夜の部だったので、ここのフードコートで感想を語りながらワインで乾杯したっけ、ってことでワインの好きなカプちゃんとの今日のランチはここよ。ゆでたてパスタ、好きな具を選んで作ってもらうサラダ、キノコのピザ、ブルーベリーのパイ。好きなものをいろんなお店からチョイス。「今日観るお芝居はワインにあうのよ」と話してるうちに観劇前にワインで乾杯もヾ(@^▽^@)ﾉ岡本太郎さんの作品です。青山円形劇場は「こどもの城」のお隣。「こどもの城」は児童総合センターですって、詳しくはこちらさて円形劇場は文字通り円の中心が舞台。周りをひな壇のような客席が囲んでいます。ホントに役者さんが近い。幕もなにもありません。「欲望という名の電車（篠井英介・古田新太）」とこの「ア・ラ・カルト」でしか観たことがありませんが小道具は皆役者が客席と客席の間の通路を通り過ぎ出口からはけて、運んだり、出したりします。サブタイトル　役者と音楽家のいるレストラン。ミュージカルではありません。白井晃さん（王様のレストランのソムリエ役他、俳優の他の演出も）と高泉淳子さん（女優・ア・ラ・カルトの脚本も彼女）、そして陰山泰さんの三人が毎年暮れに東京と大阪で続けているお芝居です。フレンチレストランの一日の出来事。白井さんと高泉さんはレストラン側の人になったりお客様になったり、様々な設定で楽しませてくれます。なかには白井さんの女装、高泉さんの男装もね。でも奇をてらっただけの悪ふざけでなく、よく練られた台本と演技者が卓越しているのでフルコースのフレンチを堪能できますよ。そして合間、合間に入るのがバイオリンってちょっとオスマシのクラシックの楽器って既成観念を取っ払ってしまう中西俊博さんの演奏。ウクレレかしらん、ってくらい楽しそうにつま弾いてる！！ピアノやベースの生バンドの演奏を聴けるのもﾞ☆(*^ｰﾟ)♪ゲストもうまい具合に溶け込んで、このホノボノ感もいいのよ。白井さん女性歌手ペギーさんに扮してシャンソンを歌い、お客さんがお花を贈ると、「ありがとう！」と色っぽく受け取る楽しいコーナーがありました。２００６年、２００７年と花の数の多さに受け取りきれず、花籠をもった他の出演者が歌の後で受け取って歩いたりしたの。それがまた楽しそうで、「来年は私もお花を一輪持っていくぞ！」と思っていたのにお花は自粛になっちゃったのだった。２０周年なのに、残念だなー。「ア・ラ・カルト」のサイトに白井さんからのコメント。最初は「見えないお花をありがとう！」とシャレで言っていたけれどシャンソンのコーナーでのお花が毎年増えてお客様に散財させるのが申し訳ないから遠慮するって趣旨の。どなたかのブログにあったが、出演者全員にお花を渡そうと舞台の進行を妨げてまで（ついには、演奏中の方にまで差し出したそうだ）遂行したファンがいたそう。こうなると本末転倒。大人が楽しめる上質の舞台なのに。そういうわけでお花は一切中止になったのだけど…白井さん、ペギーの声も背中も足も！ホント　麗しかったですよ。お花、心の中で１００本束にして贈りましたからね！綺麗！といえば、高泉さん。老け役も「のび太クン」のような男役もサイコーにはまっているのに、次のシーンではキュートだったり仕事もバリバリこなしそうな女性だったり、変幻自在。そうそう、レストランのシェフによって凝ったお料理が並ぶみたいにね。もう、開始早々、「来年も来よう！」っと決心しちゃった。空がきれいだったから、隣の青山劇場の写真。ア・ラ・カルト開演前。帰りに見たら照明がきれいだったから、隣の青山劇場。青学に夕陽射す黄昏時。誘ってよかった！隣の席のカプちゃんは、始まりから終わりまでヾ(@^▽^@)ﾉ、ヾ(@^▽^@)ﾉと声をたてて笑いっぱなし。最前列（舞台と２、３メートルの距離）でこの上機嫌は、役者さんとしてはテンションあがるだろうな、日本人ってシャイだからわかりにくいもんね。さて、青山円形劇場を後にしてカプちゃんをご案内したのは国立新美術館。カフェオレ飲みながら、ロビーでしばし休憩（時間があればピカソ展も観たかったけどね）ガラス張りの美術館は夜になるとライトアップされたように暗闇に浮かんで幻想的だから一度観たかったのだけど写真に取るのは難しかった。これはエントランスから天井を見上げたところ。記録は断念、記憶に残して次の目的地、六本木ミッドタウンへ。イルミの日記は１２月７日の日記にたくさん書きました。キリコツリー、キレイだったでしょ♪ア・ラ・カルト、東京でも大阪でもまだ見られますよ♪大事な人と優しい時間を過ごしたい人向けです。３０代以上が多かったかな。みーんなワインを飲んだみたいにホコホコしてくるよ。カーテンコール、ハンドベルで「星に願いを」を演奏する出演者のまじめーな顔がいいんだよね。２０周年記念プログラムを帰りの電車の中で開くときの幸せ♪※クリスマス頃に観たかったというのは、１年のおしまいにジックリ　味わいたいお芝居だからなの。

December 12, 2008

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マドモアゼル・モーツァルトへの道　衣装パレード

こんな楽しい動画がありました。音楽座マドモアゼル・モーツァルトの衣装パレード楽天はブログパーツが張り付けられず、ここに直接披露できず残念。YouTubeでご覧ください。マドモアゼル・モーツァルト衣装パレードYouTubewは画面の下の「高画質で表示する」に設定してから見てね♪私はと言えば、今日は行きつけの美容院と整骨院（超肩こり）にお願いしてマドモアゼル・モーツァルトのチラシを置いていただきました♪衣装なしの1ヵ月前のトライアウトであれだけ素晴らしかったのですからこのカラフルな衣装をつけたら、どれほど…と思ったらもうワクゥO(ﾟ▽ﾟo)(oﾟ▽ﾟ)oワクゥ♪

December 11, 2008

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日比谷のゴジラ→シャンテのイルミ→「ＲＥＮＴ」のクリエ、そして

突然のゴジラに驚いて口にしてたキャンディ落しちゃった人ゴメンナサイ！これは日比谷シャンテの前にあるゴジラ像。銀座へ買い物に行ったらあまりの晴天にちょっとウロウロ。ビルに映った空もビューテイホー！日比谷シャンテ。１１月２６日に来た時は白い世界がキレイだったけどクリスマスチックにカラフル！シャンテのディスプレイ、クリスマス気分、ルンルン♪隣接しているシアタークリエクリエのマスコットガールのクリエちゃん。今はＲＥＮＴ風のコスチューム。１２月の「ＲＥＮＴ」（右の写真）が終わったら１月は大好きな知寿さんの「スーザンを探して」が始まる。ポスターを眺めていたら、悲しい発見。ribon5235さんがいつも素晴らしいと絶賛の大浦みずきさん。その大浦さん病気のための降板が記してあった。この方の共演を楽しみにしていつも前売りには縁のない私が早々チケットをゲットしたのに。大浦さん、ribon5235さんをはじめ貴女を大好きなたくさんの人たちが祈っています。早く回復されますように！

December 10, 2008

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ＡＫＵＲＯ、日高見国のアテルイと鈴鹿

design++dalu++■□■■□■■□■染子様からのメールに「サケカンの歌がいいのよ！また行くわ！」と書いてあった。観たばかりの舞台なのに、もう(^^)/染子の勧めるものはいつも外さないので、期待して♪芸術劇場へ。ＴＳミュージカルファンデーションの「悪路」東北の話だからサケ缶、関係あるのかしらと。出演者はね、私が子育てで観劇お休み中に劇団四季に在籍していた坂元健児さん、今拓哉さん、吉野圭吾さんが出演。そして「レミゼ」のチラシで名前だけ見たことがある駒田一さん。それに西村直人さんの名前に見覚えあり。その昔「ロス・タラントス」（西田ひかるちゃんと木の実ナナさんのフラメンコ対決で評判になった舞台）の終演後、バッタリ石井一孝さんと出くわし、妹が大ファンなのでちょっとお話していると、そこへバイクに乗って颯爽と登場した若い男性が…人のいいカズさんが「彼もよろしくね」と紹介してくれたのが西村直人さん。その当時、西村さんはバックダンサーの一人、写真も小さかった。その西村さんが坂元さんの家来の役！７番目に名前があった！ああ、１０年。なんかウレシイ。つーことでワクワクしながら観た「ＡＫＵＲＯ悪路」今まで観たことのないタイプで新鮮。女性の出演者はヒロインの神田沙也加さん含め２人だけ。あとは全部若い男性のアクティブ、パワフル全開の舞台。ＣＡＴＳのグロールタイガーと戦うシャム猫軍団の船みたいに傾斜してるところで（八百屋って言うんだね）迫力の戦いのシーンがふんだん！そこに主役の坂元さん以下歌唱力で魅了する皆さんの歌がバチッとはまってなかなか見ごたえあり。「ライオンキング」のＣＭでしか観たことなかった坂元さん。ヒタカミ、東北の平原に響きわたる朗々とした歌声の気持良さ、シンバの時もサバンナに響いたのでしょうね。確かに染子様オススメなのがわかります。歌ってない時は正義感あふれる若者、ひたむきな主人公とはいえコミカルなのに、歌っている時は超男前！あらすじは悪路のホームページでも紹介してますし、結果は日本史でハッキリ出ているのでネタばれですが…事前学習なしでもわかりやすい筋運び、神の使いの白い鹿の幻想的な踊りもあって飽きさせない展開、初見だったので歌詞までは把握できなかったけど音楽も良かったです♪次回、観るチャンスがあれば言葉をかみしめて聴いてみたいです。後ろの席だったけれど、わざとオペラグラスは使わずにおきました。これだけ有名な人が揃った舞台。逆に先入観はいらないように演技や歌で純粋にどの人が素敵か観るのも一興！そしたら歌声と雰囲気で「私的一押し！」は駒田一さんでした。都から討伐される蝦夷（陸奥）の長の「イサシコ」、「国は土地ではない。そこに住む人の心だ、蝦夷（エミシ）の誇りを奪わないで欲しい」のセリフがいいでしょヾ(ゝ∀･｡)ﾉ゛そして「アテルイ」の吉野さんはお茶目なシカネーダの時と違ってこちらでは終始、凛々し！「上に立つものが道を誤れば、この世は地獄と化す。他人まかせにしていれば地獄への道を突き進む」と諭す。　そして坂元さん演じる安倍高麿は蝦夷を管理する為に大和朝廷から派遣されたのにもしかして都側の侵略で蝦夷（エミシ）達を虐げていたのでは？と疑問を持ちはじめ、そのことで、結果的に大和側からすれば裏切り者になってしまう。「勝てば官軍、負ければ賊軍」は世の常。そして「Wicked」のテーマである「角度を変えて見る」で同じ世界が違って見えるのもまた然り。２幕目はシンミリするシーンがたくさんありました。抗っても力の差が縮まるわけではなく、追いつめられる蝦夷（エミシ）の若者たち。それでも「生まれ変わったら蝦夷（エミシ）になる！」とノーテンキな（くらい素直でいい人なのよ）安倍高麿を中心に今に敵も味方もない平和な世の中で当たり前の人生を送れるようにと夢を語る彼ら。西村さんはムードメーカかつ、後半は悩める若者で好演！アイドル歌手のミュージカル出演に対して抵抗があった私の懸念を払拭したのはヒロインの神田沙也加さん。哀しげな美しい歌声。あの広い舞台にひとりで立ち、（派手なセットもないようなシーンで）歌だけで観客をひきつけるのは２１光（ご両親とお祖母様）の力だけでなく、ご本人も実力があると思ったよ。（・・・と偉そうですみません）この演出・振付はＴＳミュージカルファンデーションの主宰の謝珠栄さん。この名前に見覚えあり！！これから音楽座の「マドモアゼル･モーツァルト」も確か謝珠栄さんでしたよね。これは期待できそう！「生まれ変わり死に変わり…」幾度ともなく繰り返される主題。蝦夷（エミシ）も大和もない平和な暮らしを願った若者たちの歌声が耳に残ります。ラスト。坂元さんにオーバーラップする（この表現で良いのか？）吉野圭吾さんが美しすぎ！（ここだけはオペラグラス使用ヾ(@^▽^@)ﾉ）さて、厳粛な気持ちになって観終わった後、スペシャルカーテンコール。メンバーがＭＣをして、楽しい楽しいお楽しみの時間♪坂元さんは「コアラ目のライオンキング」と紹介され、会場爆笑o(*^▽^*)o微笑ましくて応援したい気分になりますし、染子様のように熱烈リピーターになるのもうなづけます。で、「サケ缶の歌は出てこなかったよ！」と染子様に確かめようとしてもう一度メールをよく見れば「サカケンの歌」とありました。「サケ缶じゃなく、サカケン（坂元健児）だった！」＼(>_

December 9, 2008

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ハッピークリスマスとカステラ

洗い物をしていたら見たことのないお弁当箱。アカネちゃんが買って来たのかとも思ったけど新品には見えないしね。聞いてみたら、職場の人がアカネちゃんにお弁当を作ってくれたって。ほんとに大事にされていてありがたい！甘え下手な娘ですけど、幸い？大人の多い職場だから彼女をよく見てもらえるんだろうな。感謝、感謝。下の写真は差し入れにいただいたお手製のカステラ。これは他の会社のおばさまからですって。そんなわけで私は観劇の感想はお預けで、お弁当箱を包んであったナプキンにアイロンかけたりするわけです。今日は他のものもアイロンかけよ！！今年もジョンの12月8日が来た。家族の幸せを一番大切に思っていたジョン。ジョンの曲を聴きながら家族の幸せと世界中の人の平和を祈ろう！

December 8, 2008

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東京ミッドタウン　ウェルカムシャンデリア

東京ミッドタウンの玄関にある５０００本の光ファイバーで作られたシャンデリア

December 7, 2008

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東京ミッドタウンの江戸切子で作ったKiriko Tree

このツリーが見たくて青山円形劇場の帰りに足をのばしました。江戸切子は江戸時代のカットグラス工芸。菊や麻の葉模様などの細工を施した伝統工芸。その切子でできたツリーを見たい！＆、本日の「ア・ラ・カルト」観劇につき合ってくれたカプちゃんに見せてあげたい！ってことで六本木へ。東京ミッドタウンにこのキリコツリーはあります。切子ツリーも素敵だったけど、後ろに白く見えるシャンパングラスみたいなのはシャンゼリゼのイルミネーションと同じもの。さくら通りの並木を飾ります。写真では青く見えるけど実際は真白。雪が降るのをイメージしたそうです。とっても綺麗でこちらも感動もの！これは見に来る価値アリ！

December 7, 2008

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「悪路」、「アテルイ」、「平安時代」とくりゃ、行くしかない！

**ivh**「代わりに行って！」とピンチヒッターを頼まれた。「悪路」ってなに？あらすじ読んだら「アテルイ」という文字が見えた。染五郎×劇団☆新感線の作品の名で「アテルイ」観たことがあるけれど。その「アテルイ」？」平安時代が舞台なら興味ある、どんな物語も起こりそうで。平安時代といえば「朧の森に棲む鬼」はライ（染五郎）、キンタ（阿部サダヲ）などお伽草子の登場人物をイメージさせる名前。キンタ＝金時と言えば先月の歌舞伎座「八重桐郭噺」は金太郎の母の八重桐が金太郎を生むまでのエピソード。そして視聴率と中身の良さが反比例した「花の乱」幸四郎さんが酒呑童子だった。テレビ初出演の松さんが初々しくて海老蔵さんとの出会いのシーンが瑞々しくて良かったな～。さ、こうなったら行くしかない！毎日新聞に「夢源氏剣祭文」が連載されていた頃、日曜日が来るのが楽しみだった。「鬼に噛まれた者は、鬼の毒で自身も鬼になる」４歳の少女の身でどんなに不安だろうと主人公の気持ちを思うと切なかったし、日本画の森田曠平氏の挿絵がマッチしていて好きだった。（この記事のストック発見！黄ばんでた。時間ができたら読もうっと！って、そりゃいつのこった？！）さ、こうなったら行くしかない！出演者は？坂元健児、吉野圭吾。劇団四季でも東宝でも活躍している（特にレミゼは二人ともアンジョルラス）坂元さんはライオンキングのシンバだということは知ってるけどＣＡＴＳではまった劇団四季だけど、子育てで忙しい時期に活躍した彼を、舞台で観たことたぶんないと思う。演劇通の染子様に聞いたら「悪路（ＡＫＵＲＯ）初演時はチケットが取れなかったので、今回は早めにチケットを取ってあるの。坂元さんの歌はいいよ。私はレミゼの時、坂元アンジョルラスの日を取るのよ」とのたもうた。妹と行くと、「山口ジャルバン、島田エポ、岡アンジョルラス」の日が圧倒的に多かったので、吉野さんも観たことないかな～。いずれにしても昨年の今頃は「モーツァルト！」で吉野シカネーダの贔屓になったことだし、音楽座時代もシカネーダだったとプロフィールで読んだ。その音楽座に今、私がはまっているのは不思議なご縁ね！さ、こうなったら行くしかない！

December 6, 2008

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マドモアゼル・モーツァルトへの道　見に来てくださいね♪

**ivh**２度目のトライアウト公演のカーテンコール。練習したけれど「ラストテーマ」高すぎて歌えません。ちょっとドキドキしていたら、隣に来てくれた堀川亜矢さん。「アルトです！」とヒトコト。なんてラッキーなんだ！「私も！」　春になって岩の間を雪解け水がダーッと流れるように不安が消え亜矢さんが歌うのをなぞるように歌いました。キャーありがとうございました！アビコンスタンツェと今度はお話できて前回のことをうかがったら「風邪をひいてたのであの日は遠慮したんです」とのことでした。ナイーブそうで心配してましたけど、モーツァルトとのやり取りを見ていたら、しっかり姉さん女房で安心しました。そして高校を卒業したばかり、広島から出てきて頑張っている菜々ちゃん。若い彼女をを気遣ったファンの方に「大丈夫。私がついてます」と秋本みな子さん。役の上では恋敵なのに♪舞台袖でドレスが脱ぎにくくて困っている時１回目に観た時も２回目に観た時も、さりげなく菜々ちゃんを手伝ってくれるのは宮崎祥子さんでした。主演をはる女優さんが皆、性格が良いのが音楽座なのか菜々ちゃんがそうさせるのか…菜々モーツァルトは愛されてます。アビコンスタンツェもね。二人が歌った「朝焼け」の入っているプロモーションDVD。美しい歌声に涙が出ます。ここでも白い衣装の先輩俳優さんたちは黙って微笑んで二人の歌を引き立ててくれます。大町さんのバイオリンも心が震えます。この愛しい妹たちの初舞台を成功させるために兄のような姉のような先輩の役者さん達が毎日営業に出てマドモアゼル・モーツァルトを宣伝しています。「僕らが歌うとき　あなたはよみがえる　のびやかに　心解いて　舞い上がる　いつまでも　どこまでも　飛んでいこう」トライアウト公演参加者はお土産でいただきました。私はそれを友人に観てもらって、密かに営業しています。だって、好きな人には見せてあげたくなるよ。マドモアゼル・モーツァルト・オーディション大勢の候補の中、どうしてこの二人が選ばれたのか、わかります。珠玉のハーモニーはモーツァルトとコンスタンツェの魂が時を越えて結ばれているような気持ちにさせます。芸術劇場で本物のマドモアゼル・モーツァルトを観てほしいな。９日間のトライアウトをおえて、集まった感想も参考にＲカンパニーのみんなが創り上げる作業も大詰め、２週間後に迎える本番、ベストな舞台を届けようと毎日遅くまで稽古場に詰めているんでしょうね。そしてピアノだけ蛍光灯、稽古着だけでもこれほどまでに見せてくれるのだから衣装や照明、音楽が揃った時に（そのうえ、美術は朝倉摂さんだしね♪）どこまで素晴らしくなるのか想像するだけでワクワク♪１２年前も素敵だったと前回のマドモアゼル・モーツァルトを観た人たちから聞いて私もとても楽しみ♪youtubeなどで観られる昔のアンサンブルより歌もダンスもグッと洗練されてます。時代とともに進化してるんですね。確かに土居さんも新妻さんも良かったかもしれないけど未来の大女優が生まれるところを見に来るのは格別でしょo(*^▽^*)o｢七つの人形の恋物語｣は芸術性が高かった分、小さい子には難しかったかもしれませんが、マドモアゼル・モーツァルトはわかりやすいし、笑えるシーンもたくさん。バレエを習っている子にもいいと思いました。ミュージカル、音楽座が初めての人でも楽しめます。クリスマスプレゼントにチケットを贈っていただけたらいいな。夢と希望がギュッとつまった抱きしめたくなるような愛おしい作品です。「マドモアゼル・モーツァルト」は特注のクリスマスケーキ。上等の粉とミルクと卵とバターとで丹精こめて作られたスポンジの上にエリーザとコンスタンツェというフレッシュなイチゴが乗ってます♪

December 5, 2008

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マドモアゼル・モーツァルトへの道　トライアウト、実は続きがあって

**ivh**もう一度、トライアウト公演に参加できました。最初はファンとして応募したのですが、その後ブロガー対象の招待にも当選しちゃったの。おかげさまでコンスタンツェの母も、ケルビーノもダブルキャスト、両方観られました。新木りえさんは堂々たる母親ぶりでさすがでしたが驚いたのは、堀川亜矢さん。ふだんはとうてい母には見えないお若い方なのに迫真の演技が観られました。オペラ「フィガロの結婚」に出てくるケルビーノは美少年。この作品の中でも人気の高い役ですが、音楽座の「マドモアゼル・モーツァルト」では精霊のなかでもモーツァルトの分身のように重要な意味を持つ大事な役。一人の時の透明感あふれる麻理江ちゃんが綺麗だったし、他の精霊達と一緒に踊るときの距離や間のバランスとか周りをパッと華やかにするところは安寿さんの魅力がよく出ていたと思います。「夜の女王だからアリアを歌ってくれたらいいのに」とか「カンミちゃんの出番が少なくてさみしい」と今思えば赤面。勝手なことを言ってた前回。トライアウト公演で撮った記念写真に添えられたメッセージにはこんな言葉がありました。「私もたまさんも出番は少ないですが、そこでしっかりと生きられるよう精進して参りますので、どうか劇場でお見逃しないよう宜しくお願いしたいと思います☆」カンミさんのメッセージに打たれて、私も気を引き締めて拝見した２回目。モーツァルトの姉ナンネル、妹として生まれたエリーザが男として生きるようになる重要な場面があります。娘への愛情あふれる母役の浜崎さん、包容力があって素敵。共に演じてるカンミさんはこの前はオバサンだったのに今回はあどけない少女でしたよ。この幅の広さ！表情豊かでナンネルの戸惑い、不安、いたわりちゃんと伝わってきましたよ。モーツァルトの光と影をよりクッキリと表すダ・ポンテのタマさん。並はずれた才能の持ち主とわかるだけに無茶を強いる狂気と晩年の寂しさの対比が見事な新木パパも…本当にそうでした。鮮やか印象を残していました。そして、コロコロ、ソプラノのコロラトゥーラを歌わなくても、野口綾乃さんのダンスがそれを表していました。夜の女王の存在が全体をピッと引き締めていました。皆さんに通じて言えることは、前回と今回。数日の間にビックリするくらい形が整ってきてました。もちろん、まだ試行錯誤しつつ、作り上げていくのでしょうが。今度はキャットウォークの真ん中に座ったので真下にモーツァルトとコンスタンツェの頭が見えました。座る位置がちがうと当然変わってくるのでまた新鮮。前回よりもコンスタンツェの気持ちが伝わってくる感じ。ニコニコ天真爛漫なモーツァルトは袖でも元気一杯の笑顔、対照的だったキャプテンコック以来、苦悩の人のサリエリ広田さんは休憩になってもまだ憂いの表情から抜け出せないようでしたo(*^▽^*)oそれにしても新人ふたりの後ろで踊る精霊役の先輩たちの楽しそうなこと、観ているだけで幸せな気分。一人一人素晴らしかったのですが、今回はお話した方のことを書かせていただきました。次の機会にまた書きたいです♪

December 5, 2008

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マドモアゼル・モーツァルトへの道　スペシャル・カーテンコール

**ivh**信じられないことが起こりました！舞台にあがって、私たちまでいっしょにカーテンコール？お芝居を観る楽しみにおいてかなりの比重のカーテンコールではあるが、これはなんてサプライズ！「音に乗り　風を受け　飛んでいこう　新しい世界へと旅立とう」アップテンポの「たとえ激しい雨に打たれても僕らの旅に終りはないのさ翼ひろげ　飛んで飛び続けてきっと　たどり着こう　あなたへと」ここは藤田（タマ）さんのアドバイスのおかげでo(*^▽^*)o~♪みんな上手♪そのあとは役者さんたちと記念写真＆フリートーク。音楽座を観たことがない、今回の事件で興味を持ったブログに書くために参加した芝居好き熱烈音楽座ファン。こんなにバラバラな寄せ集めの人たちなのに見た目では判断できないくらい、なじんでた。長年の友人みたいになって幸せな気分で帰路に着いた。運よく、同じ方向の方と一緒に帰ったので方向音痴の私も最後までhappy！心残りはコンスタンツェに声をかけたかったけれど見つからなかったこと。コンスタンツェのようにつらそうに見えたから。それと、タマさんの美声や、｢七つの人形の恋物語｣ではマダム・ミュスカで活躍したカンミさんの出番が少ない気がして物足りなかったの。｢七つの人形の恋物語｣で黒衣のダンサーだった麻理江ちゃんや修也さんの顔がみえてうれしいし、安寿（ツアコン隊長）さんの（ローラとは真逆の）こぼれる笑顔の精霊のダンスに魅了されたんだけどね。音楽座の人に会うたび、みんな素敵でみんな応援したくなるのが困ったもんだ。八方美人みたいでヤダナ～。頭の中でグルグル、ラストテーマがくりかえし浮かんでくる。稽古場で歌った時に、隣で歌っていた安寿さん、華奢な方なのに歌が始まったら高音の伸び、声量、プロは違うんだなとあらためて実感。良い歌なんで覚えたいんだけど、高くて歌えない！でも、歌いたい！

December 4, 2008

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マドモアゼル・モーツァルトへの道　主役のふたり

**ivh**プロローグ。舞台に並んだ役者さん達が正面を見据えます。緊張の一瞬。上手（カミテ・舞台に向かって右）に陣取った私の前は安中淳也さん。「リトルプリンス」ではキツネさん、｢七つの人形の恋物語｣ではヒロインの恋人役。「役者と目があっても逸らさないで見つめ返して。　もし、役者のほうが目を逸らしたら　（小さくガッツポーズで）やった！と」なんて藤田さん（愛称タマさん）が言って笑わせてましたが…相当、がんばりましたが、最後は根負け。下向いちゃいました。王子様にジッと見つめられてへっちゃらなような鈍い感性のひとはいないでしょうヾ(＠^▽^＠)ﾉさてさて、お話がはじまり、天真爛漫なエリーザ。あなたなら振り回されても憎めないね。そんなマドモアゼルなモーツァルトになってました。高野菜々ちゃん、ルックスは宮崎祥子さんのようで元気の良さは野田久美子さんのようね、なんていっしょに観ていた人と話していました。「ボクは世界一の音楽家だから」なんて自惚れたセリフをはいてもo(*^▽^*)oってアッケラカンとしていて思わずつられてニコニコしちゃう。私はマドモアゼル・モーツァルト、初見なのもあり先入観なしだから、お芝居の真ん中ヘンではもうモーツァルト＝高野菜々ちゃんで次は何をするの、何て言うの？と楽しくてしかたない。そして知らずに女性と結婚してしまったコンスタンツェ。原作をどうにか読破してトライアウト公演に臨んだ私ですが冒頭、コンスタンツェを見て驚きました。原作から抜け出したようにコンスタンツェそのもので。今までの悪妻のイメージではなく、太陽のようなモーツァルト寄り添う静かな月のようなコンスタンツェ。戸惑い悩む等身大の女性の姿は胸を打ちます。あまりの熱演に、なりきりように心配になっちゃうくらい。大丈夫？飛ばしすぎじゃない？今からそんなにコンスタンツェじゃ、逆に心配だよ。安彦　佳津美さん。アビコンスタンツェ、一体化してましたよ！さて、本番さながらの迫力のある舞台が終わり、アンケート用紙記入タイム。制限時間は約10分。ここでも音楽座のファンの方の熱い想いを知る。ペンが止まらない。劇場でのアンケート用紙、捨ててしまうか軽いコメントでお茶をにごすことが多いと思うけれど参加者の人たちは感想、意見を書くために必死。そうだよね、意見を反映しもらって、少しでもお客さんに喜んでもらえる舞台作りを協力するために遠くから来たんだもんね。ツアコンでご一緒だった富山の方もいらした。さて、さっきの公演ではカーテンコールはなかった。それは、なぜ？

December 4, 2008

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トライアウト公演、最初は９回でした

**ivh**１１月半ば、町田に行ってきました。マドモアゼル・モーツァルトのトライアウト公演。全部で９回行われました。土居裕子さんの伝説のモーツァルトから１２年ぶりの再演。「リトルプリンス」｢七つの人形の恋物語｣と一作ごとに心あたたまる作品で魅せてくれた音楽座Ｒカンパニーの新作。作品の内容をうまくまとめた楽しいＣＭはお蔵入り！（直前の小室氏逮捕のため）だけどこの作品を届けたい！というＲカンパニーの想いと観せてほしい、感動を分かち合いたい、というファンの想いが一つになって実現したトライアウトは、観客（約３０名）を入れて本番のように順番通り、通しで行われる公演。と言っても　私も行ってみて初めて知ったんだけどね。「マドモアゼル・モーツァルト」とＲカンパニーが心配で早速応募してめでたく当選し、稽古場へとはせ参じた次第。黄昏時、初めて稽古場に来る人が迷わぬように準メンバーの若手が寒い中、道案内に立ってくれてた。趣旨を説明したり、お茶を出してくれたり、すべてカンパニーの人。衣装も照明も音楽も小道具も本番とはちがいます。袖の幕さえないので、舞台からはけた役者の姿まで見えてしまいます。本番と同じなのは「役者のやる気」ですと手作り紙芝居を使って説明してくれました。みんなの緊張がほぐれるように面白い話を聞かせてくれたり体を動かして、お腹を抱えて笑って初対面の人も一気に打ち解けて和やかな雰囲気に。夏に稽古場見学ツアーで座ったキャット・ウォーク。狭い通路で、稽古場を真上から覗き込むかたち。平成中村座の桜席は真横からだったけど、こちらは真正面から。これ以上至近距離はありえない、超最前列！稽古場見学ツアーはベンチだったけど今度は、直に床に座ります。もっと舞台が近い感じ。ただ、底冷えするし、お尻も痛い。敷き詰められた３０枚以上のザブトンはファンの方、役者さんのご家族などが提供してくれたもの。いろんな事情で駆け付けられない方たちから座布団に想いを込めて届けられたものもあります。そのありがたい座布団に座った参加者は、真下の稽古場（舞台のように装置、キーボード、ベッドなどあり）をのぞきこむようにしての観劇です。モーツァルト、妻コンスタンツェなどは色つきの衣装。（本番とはちがうでしょうが。他にも両親、サリエリなど）白い稽古着姿の役者さんは音楽の精霊の役。モーツァルトのオペラの登場人物の名前がそれぞれついてます。「マドモアゼル・モーツァルト」主役は初舞台の二人。平成生まれのモーツァルト。まだ誰も知らない。テレビなどで取り上げられることが前提でなければ想定外だったかもしれない思い切った選択。主役の二人がどんなに心細いか、ちょっと心配。白い衣装の皆様！キラキラお星様のような実力の方たちが総出で豪華この上なし！歌舞伎では大物の役者がちょこっと出演するのを「ご馳走」と呼びますが、音楽座Ｒカンパニーの「マドモアゼル・モーツァルト」はそれこそクリスマス・パーティのご馳走！！今までの作品の主役の方と、これからの作品の主役候補がバックダンサーです。ま、とは言え、人間ではない＝精霊を演じる表現をダンスに求められるので、難度が高いことは確かです。さて、オーディションで選ばれたモーツァルト。実はエリーザという女の子だけど、音楽家として売り出すために父に命じられて男になりすますという奇想天外な設定を演じるのは並大抵じゃないゾ！いろんなことを考えながら座っているといよいよ　はじまり、はじまり～。

December 3, 2008

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平野萬里が観たかった「君わらいたまふことなかれ　MOTHER」

design++dalu++新宿三丁目駅について、副都心線を横に観ながら東口の紀伊國屋ホールを目指す！近未来のような白くて明るくて広々とした通路。紀伊國屋サザンシアターや紀伊國屋ホールに行く時ここの表示はわかりやすくてありがたい！ＪＲ新宿でいつも迷子になるけれど、ここは上にある番号の表示に向かってひたすら直進すればいい。花園神社で酉の市があるんだな！「寄ってみるといいよ」と染子様からメールがあったけど私の観劇は夜の部だから終演後は酉の市も終わっちゃうね。表示の通りに出口にでる。紀伊國屋ホールは本屋さんの中。通りを渡って新宿中村屋でピロシキとカレーパンを買ってから紀伊國屋ホールへ入る。会社の帰りでお腹ペコペコ。ホールに行くなら、このエスカレータに乗るのがわかりやすいよ。書店内は手帳やカレンダーを買う人も含め大混雑。こんな案内板があって、売り場の先に紀伊國屋ホール。昨年暮れに来て以来、二度目。レトロな感じが好きだな～。今日、観るのは与謝野晶子の「MOTHER　君わらひたまふことなかれ」「太鼓たたいて笛ふいて」と同じような年齢層、男性が多いのもおんなじ！青年座のファン、読書が趣味、メガネ率多し、（これはあくまでも私の推測よ！）の会場だった。「あんパンはいかがですか？」と売り子さんの声。「晶子先生もお好きだったあんパン♪」あら、青年座の新人のお嬢さん。こんな趣向であんパンが買えるなら、ピロシキは次の機会にするんだった！受付を通ると花に囲まれたロビーに座る。開演までは余裕あり。周りにはたくさんの芝居のチラシが平積みにされている。有名かそうでないかは問題ではなく、芝居のテーマなど中身にのみ着目、自分の興味、感性に合ったものだけに手を伸ばしているお芝居通の皆様を眺めつ、ピロシキ、パクっ！芝居の感想までに長すぎ！っと　自分に突っ込んで…（どうも、自分が方向音痴だから劇場へ行くまでにスペースとりすぎ！）で、「ＭＯＴＨＥＲ」は素晴らしかったのです。染子さんは「太鼓」のほうが良かった！と言ってましたが「太鼓たたいて笛ふいて」を観たあと、あれほど胸を打たれたのに「ＭＯＴＨＥＲ」を観たら、ほんとにツボだったのでワタシ的にはこちらに軍配。理由の一つは平野萬里が出ていたから。私の所属している音訳ボランティアの会では毎月利用者の方のために「ＮＨＫ短歌」という雑誌を読んで録音するのですが、私の当番の月に「歌人群像」というコーナーに取り上げられていたのが平野萬里。録音の前には、音読し練習するのですが、難しい言葉の読み方や意味も調べ、内容を理解しないことには正しく読めません。そこで知った彼の半生。与謝野夫妻を慕ってわずか１６歳で鉄幹の主催する新詩社にはいった平野萬里。その生涯と共に記された「明星」「すばる」「佐藤春夫」「森鴎外」興味を抱く言葉の数々。とはいえ関連人物をすべて調べるわけにもいかず。そんなわけで、「やわ肌の　あつき血汐にふれも見でさびしからずや　道を説く君」「その子二十　櫛にながるる黒髪のおごりの春の　うつくしきかな」「清水へ　祇園をよぎる桜月夜こよひ逢ふ人みなうつくしき」の歌や「君死にたまふことなかれ」など心打たれる作品を残した与謝野晶子はもちろん、アナーキストとして名前のみを知る大杉栄。そこに石川啄木、北原白秋らが加わり、どんな物語を展開するのかワクワクだったの。で、そんな私の期待通り、いや期待以上のお芝居で翌日が千秋楽でなければまた観たいと思ったくらいです。再演があれば、必ず行きたいし、人にも勧めたい！心底から夫妻を慕い、自宅まで夫妻の近所に構えたくらい一生涯、夫妻のため尽くした平野萬里。それほど尽くしても夫妻が認めるのは才能ある白秋。真面目な萬里からすれば素行が悪く許し難い白秋。羨んだり、妬んだりは、はしたない！と抑えてはいるものの白秋の詩集の出版を助けて鉄幹が（貧しいにも関わらず）援助したことを知った時の萬里が痛々しかった。萬里の心情が表れていた場面、手に取るようにその切なさ、悔しさが伝わってきましたよ。事あるごとに衝突する萬里と白秋の間に入るのは啄木で、経済的には恵まれなかったかもしれないけど、彼は好人物だったのですね。金田一京介や若山牧水などの友人が彼の面倒をみていたそうですが、啄木の人の良さがここにも表れていました。さて、憧れの鉄幹と結婚はしたものの、晶子はたくさんたくさんの子どもとたくさん、たくさんの仕事に追われる日々。一方、鉄幹はといえば文筆家として下り坂。愛弟子たちにも陰で噂される始末。そんな時期の夫妻と周囲の人々が生き生きと描かれている「君わらいたまふことなかれ　MOTHER」「青年座」の舞台はお初なので、役者さんに先入観がない分、余計に、演じる人そのものに見えて、（今日は会場の中央の席からの観劇だったけれど）数十メートル先にほんとうに明治時代が出現したかのよう。本物の晶子たちの世界をのぞいているような気がするくらい。日本語の美しさ、心地よさ。もう挙げだしたらキリがない。キムラ緑子さん、名前しか知らず初めて舞台を拝見！と思ったら、日ごろ大好きな映画と言っている「花とアリス」や「パッチギ！」でお母さんの役で出演されてました。あんまりにもその役に自然に溶け込んでいたんでしょう。水のような人だと思います。器に合わすことに卓越している。キムラさんの力まず、スルスル流れるような口調好きだな、自然なんだけど、いや自然だからなお、ポーンッてこちらにダイレクトに届いて来るのかな。山路さんも抑えた演技でいいな。言葉も動作も最小限の動きで最大限の効果を生んでいるって変な表現かもしれないけど、うまいね、この方も！「大逆事件」って何？くらいの私で、お恥ずかしいですが、晶子に憧れ関わっていく平民社の菅野須賀子。この人の事だけ何も知らなかった。だけどこの須賀子さんがべらぼうに麗し！１幕目の和服が似合って、キッパリ粋なところにも幽霊となって現れ、ソッと晶子の肩を抱くシーンにもグッと来ちゃいました。晶子も須賀子もいい！大杉栄は、登場したところから大杉栄でしたね。っていうか、こんな感じだろうなってイメージ通り。大きな声でマイペースで、でも憎めなくて。革命家の危うい生き方は母性本能をくすぐるんでしょうか。チェ・ゲバラや竜馬にも共通のフェロモン？なのかしら。（この俳優さんは初演の時からの大家仁志さん。　大杉栄のいたパリに１年いらしたそうです。　大杉栄が乗り移ってたのかもｏ(*＾▽＾*)ｏ）「原始女性は太陽であった」「青鞜」で有名な平塚らいてうも女性解放を謳う雑誌の巻頭の辞を依頼するために晶子のもとを訪れる。田島陽子さんのように男が悪い！と気炎をあげ「女だけの雑誌」、「男と戦うべき」という彼女にに対して「気乗りがしない、楽しそうじゃない」と正直に自分の意見を述べるところの晶子が私は好き！（この日求めた原作本で確認できるけれど膨大な長セリフ）そして稼ぎの少ない亭主を変わらず尊敬し、誇らしく雄々しくあることを望む晶子が好きです。（晶子の才能を認める鉄幹が、少しでも晶子の役に立とうと洗濯物を干したりすると不機嫌になる晶子の気持ちが痛切にわかる！）鉄幹の山路和弘さんとの夫妻のやり取りが心に沁みました。風邪をひいて床をのべたままでの「ジュテエム」に泣かされました。いいお芝居はたくさんあって、いい役者さんがたくさんいて豊かだな、うれしいなと思いつつ、アンケートを長々と書いてから退散しようとすれば、目の前の美人は先ほどまで舞台の上にいた須賀子さんにソックリ！遠慮がちに声をかければ、まさしくご本人でした。（透きとおる肌！今度は洋装の美女）買ったばかりの原作本にサインしていただきました。幸せ！そうそう。マキノノゾミさんの名前もしっかり記憶したゾ！与謝野晶子与謝野鉄幹北原白秋石川啄木MOTHER　君わらいたまふことなかれ　作マキノノゾミ　青年座＋劇団M.O.P佐藤春夫平野萬里大杉栄菅野須賀子designed BY まよ(^-^*)２００８年１１月２９日　紀伊國屋ホール　「君わらいたまふことなかれ　MOTHER」そうだ、MOTHERで面白かったのは、実際には子役は出演しないのにいるかのように舞台袖に向かって名前を呼んだりするの。確かに夜の舞台に子役は無理だものね。でもそれで充分、雰囲気出てた。

December 2, 2008

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大竹しのぶ・太鼓たたいて笛ふいて／こまつ座

連日の新宿通いは女流作家のお芝居を観るためでした。紀伊國屋サザンシアターで観て来たのはこまつ座の「太鼓たたいて笛ふいて」大竹しのぶさんの林芙美子。森光子さんの「放浪記」をいっぺん観たいと思いつつ、未だに機会を得ないのですが、大竹さんを先に観ることに。原稿用紙が背景に。会場は大人の方（男性も多い）でギッシリ。あとは笑わせるシーンでも静かに見入る真面目そうな若い女性など。昨年、おけぴでゲットした「ロマンス」に三度も通い、さんざ、涙した大竹さんと木場さんのお芝居が観られるのも今日のお楽しみのひとつ。大竹さんのキンキンした時の声をホワッと包む木場さんの声は相性がいいなーとつくづく。大竹さんの怪演には「ロマンス」で洗礼を受けているけれどますますパワーアップしたかのように絶好調！芙美子の母役のキクさんも芙美子と藤村の姪のこま子さんも男性陣も本当に素晴らしかったです。キクさんの梅沢さん、広島弁がお上手だなと思っていたら以前、「父と暮らせば」にも出演されているんですね。方言がしっかり自分のものになっているから、そこに本当のキクさんがいるような雰囲気が漂うわけです。オープニングの歌「ドン！」からググッとお芝居の世界に引き込まれましたけど、音楽いいですね。日本語が良く乗っていて見事です。（私の原点が井上さんと宇野さんの作った「ひょっこりひょうたん島」だから、尚更だと思います。ある意味、子守唄のように体に馴染んだ音楽だからだと。）俳優さんは6人ですけど、ピアニストの方も含めて7人で素晴らしいハーモニーだったと思いました。（オケピの位置にピアノが一台、舞台に向いて置かれています。　ピアニストの方が役者の動きにぴったり合わせた演奏のせいで　役者さん達の歌、歌詞もメロディも沁みました。　芙美子の歌は大竹さんのキーに合っているらしく「ロマンス」の　時よりも格段上手に聴こえました）林芙美子さんは名前と森光子さんの「放浪記」のことしか知りませんけど、こんな思いで生きて、書いてきた方だったんですね。自分が「太鼓たたいて笛ふいて」要するに戦意高揚を煽ったその罪に気づいてからは「キレイに敗けるしかない」と言い切る潔いとも無知とも言える純粋さは非国民と呼ばれ、彼女に過酷な生き方を強いることにつながります。たくさん笑わせてもらった後に、戦争の悲惨さ、胸を突かれるようなセリフの数々にも圧倒されます。流行作家の頃の赤い着物の時の芙美子さんははつらつと、堂々としていましたが、カーテンコールで渋い色の着物姿は信じた道を貫いて、戦った後の清々しい満ち足りた表情でした。大竹しのぶさんはやはり凄い女優さんです！そして、芙美子に「戦は金もうけができる」とささやく三木。木場勝己さんが演じるので穏やかな笑顔で優しい声でいかにも善人のようだけど、時代、メディアそのもののようで通り過ぎたことに関して素知らぬ顔を決め込む。太鼓をたたいたのは、笛を吹いたのはなにも芙美子だけじゃないのに！母のキク、その行商仲間の阿南さんの演じるたたかなかった吹かなかった人たちがあの時代の多くを占めているんだろうからたたいた人の影響力も責任も大きいのでしょう。オープニングの三木孝との丁々発止のやり取りの妙から芙美子の骨を抱いた小さな後姿までキク：梅沢昌代さんの存在も忘れられないものとなりました。良いお芝居でした！こまつ座の「the座」（プログラム：読みごたえあり）を電車で読みながら幸福な気分で帰路に。２００８年１１月　紀伊國屋サザンシアター　太鼓たたいて笛ふいて芙美子「太鼓たたいて笛ふいてお広目屋よろしくふれてまわっていた物語が、はっきりウソとわかったとき、･･････命を断つしかないと思った。わたしの笛や太鼓で踊らされた読者に申しわけがなくてね。その笛と太鼓で戦争未亡人が出た、復員兵が出た、戦争孤児が出た。だから書かなきゃならないの、この腕が折れるまで、この心臓が裂け切れるまで。その人たちの悔しさを、その人たちにせめてものお詫びをするために･･････。

December 1, 2008

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