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テーマ:歌舞伎大好き!(1125)
カテゴリ:歌舞伎に親しむ
いつも、朝、ちょこっとお化粧したら、
帰るまで、そのままなのにー 今日は終業後、直しました(^^;) だって、特別ですもん 御茶ノ水に降りました。 あら、あんなところに 枇杷。 明治大学は 昔からあるから(*^_^*)わかるだろうと 思っていたら、ガラッと変わっていました。 ウクレレ買いに来て以来だから、 7年ぶりくらい。 そりゃ、様変わりもしますでしょ。 目指すは、— 場所: 明治大学リバティアカデミー 坂東玉三郎講演会 —演じるということ—2015 明るく広いホールの前の方に座って、静かに待ちます。 もうすぐー 席なくて明大生ウロウロ。 早く、空いてる席にお座りなさいね。 「本日の公演は満席の予定ですので、早めに 空いている席にお座りください」とアナウンス。 講演会が満席って、玉三郎さんはさすが。 一般のお客様が早くから陣取っている隙間に 大学生が埋まったところで、開始。 前半は玉三郎さんがひとりでお話し。 テレビのインタビューなどで見たことがある 真面目で誠実で、芸には厳しくて、 知的なお話しぶり。 大好きだけど、 尊敬の割合が多くを占めるので 向かい合っていると緊張する! 後半は、齋藤隆さんとの対談形式。 齋藤さんはフレンドリーに振舞いながらも どこかまだ、玉様に失礼があっちゃならないと でも、気を遣っているのを悟られては かえって玉様に申し訳ないと思っているカンジ。 かたや、玉三郎さんは齋藤さんちに遊びに来ました。 「お友達の齋藤さんの子ども達(教え子)のリクエストに なんでも応えますよ」っていたって、くつろいだ様子で 「緊張しないでいいんだよ」「大学生のために」 「歌舞伎に親しんでもらうために」「遠慮しないで」 言葉でなく、全身で表現していました。 海外でも評価が高く、 単に歌舞伎に限らず、あまねく伝統芸能の継承にも 力を注いでいるりっぱな玉三郎さん。 同じ時代に生きていることを感謝したくなる役者さん。 今まで、いろんなメディアで受けた印象は 女形の演技と併せ、十分素晴らしいものでしたから 歌舞伎ファンとして誇らしいものでしたが それはこちらが一方的に感受するもので、 正直に告白すれば、勝手に気難しく、 近寄りがたいイメージがあったのも確か。 それが、 歌舞伎を知らない大学生達が近付きやすい雰囲気、 終始笑顔で、明るく歯切れよく、何よりご自身が楽しそう。 質問者の「こんなこと聞いていいかな」 「質問の意図が正しく伝わっているかな」 そんな不安を払拭するような言葉がけも多々。 学生さん達のどんな質問にも耳を傾け、丁寧に応えていました。 その大きさと引き出しの多さ、優しさ、謙虚さ。 尊敬から敬愛へ 大幅にシフトチェンジしました。 最後は会場の参加者全員で、 玉三郎さんを真似て、体を左右にひねる動きと、 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の 「それにしてもよく降る雨だねぇ」 と、いうセリフとの実技。 はずかし!と思ったけれど、 皆、玉様の言葉には忠実で((^^;)) 慎み深い年代の参加者も、 歌舞伎にはなじみのないお年頃の人も、 参加者のほとんど全員が実践していました。 そうそう。 体をひねる動作の時は、後ろの席の人と顔が合うので ちょっと照れちゃいました。 私の前の人が振り返ったら、なんと!知り合いでした。 この素敵な時間を共有していたんだ!と思うと ウレシさもひとしおです。 玉三郎さんのコミュニケーション能力の高さに感服。 舞台でも、講演会でも何にでも真剣に向き合うその姿勢にも。 いつもは女形の玉三郎さんに心酔するのですが、 人間玉三郎のチャーミングさにゾッコンです 来年の開催時期、申込み時期は必ずチェックしなくては(^^)/ この講演のこと、教えてくれた友達に感謝m(__)m
(2015/06/08 15170014 坂東玉三郎講演会 ―演じるということ―2015 駿河台キャンパス アカデミーホール) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 4, 2015 01:58:25 PM
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