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テーマ:浮世絵の世界(185)
カテゴリ:MUSIC+ART
旧暦だとまだ 12/29、旧年ですが と、今月の浮世絵night始まりました。 旧暦の今頃、っていうと思いだすのが 『三人吉三』 月も朧に白魚の 篝(かがり)もかすむ 春の空 ほんに今夜は節分か😊 新年最初の先月に続き、今月も龍がテーマです。 干支の中でも龍の絵は多いんだとか。 最初の絵は国芳が描いた玉取海女の図。 今日は竜宮のお話が多ございましたわ。 特に印象に残ったのはね、 勝春朗時代の北斎。
北斎の竜宮の絵が北斎らしさを感じられず 違和感のカタマリ。 北斎、西洋の絵も参考にしつつ 試行錯誤した日もあったのね。 天才にちょっと親近感😊 歌舞伎に出てくる俵藤太のエピソートが 楽しかった。 コワいから夢に見ちゃうかも、と 前振りがあったけれど ぜんぜーん むしろ カワイイ😍 国芳の憧れの人、勝川春亭の作品 平将門を討伐したことで知られる 藤原秀郷が 近江勢田の橋下に 古くから棲むという老人の願いで 怪物ムカデを退治した。 実は老人は竜宮の王だったので、 竜宮に招かれて歓待を受け、 さらに不思議な俵などの引出物を贈られたという。 国芳も描いている俵藤太のムカデ退治 ここで俵をもらったので 俵藤太と呼ばれるようになったとか 鐘は三井寺へとか 興味津々の話がたくさん、たくさん 能の『海士』(海女のこと)を題材にした作品も たくさんあるんですって。 竜宮に奪われた宝珠を取り返そうとする海女が 描かれていますが 宝珠は、鎌足の娘が龍神に奪われたもの。 鎌足の息子である淡海に頼まれた海女は、 二人の間に生まれた息子の出世を 淡海に約束させて、果敢にも海に向かうのです。 淡海といえば 『妹背山婦女庭訓』のお三輪ちゃんを 泣かせた悪い人😡 (松竹) 芝のぶさんのお三輪。笑野さんが橘姫。 淡海は、大怪我直後の猿之助さん。 お二人の会の為に一肌脱いでくださったのでした。 この海女(通称 玉取姫)も淡海の犠牲となって果てました。 淡海 嫌なヤツ!👊 歌舞伎ではいい役者さんがいつも演じるので ごまかされてるなー😅 ※伝説、伝承なので諸説あります。あしからず😅 将門の娘、瀧夜叉姫は 歌舞伎でも国芳の絵でも良く知られている。 辰年にちなんで 辰夜叉姫、なんてのもあって いつもながら 江戸時代の人の おおらかというか鷹揚というか、 楽しんだもの勝ち!みたいなのは 大好きです😊 将門のこと 東夷 アズマエビスだって(-_-メ) 柳下亭雅員 あなたは誰? いやー、知らないことを知るのは楽しいけれど 知りたいこともドンドン増えてエンドレス。 次は3月7日。どんなテーマなんでしょ🤗 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 15, 2024 01:18:21 PM
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