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テーマ:ささやかな幸せ(6742)
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昨日の夜は、リビングの照明を見上げてはウフフフ…と頬をゆるませてばかりいました。
というのも、ようやくお気に入りの照明が定位置に復帰して、優美な明かりをともしてくれたからなのです。 働き始めた頃、大枚はたいて買ったアンティークの照明でした。 シンプルさと優雅さがいい感じで調和していて、明かりをつけると、やや厚いすりガラスにほどこされた、アール・デコ様式の模様が光に浮かび上がり、見ているだけで心なごむものがありました。 しかし実家では出番がなく、5~6年ダンボールの中で不遇をかこっていた間に、もともとちょっと色のついているすりガラスは黒ずんでしまっていました。 その上、新居をかまえてようやく明かりをともすも、停電が相次ぐようになり、どうやらこの古ぼけたアンティーク照明が原因との事で、泣く泣く外すしかありませんでした。またもや命を断たれてしまったのです。 これを購入したアンティーク屋さんでは、電気系統の修理は扱ってないとのことで、なかばあきらめていた頃、別のお店でできるかもしれないという話を聞き、ダメもとで持っていってみました。 すると配線やソケットなどを付け替えてくれ、黒ずんでいたすりガラスもきれいにしてくれて、昨日ようやく生まれ変わったワケなのです♪ 生まれ変わったこの照明に、あたたかい光がともっているのを見ると、何だかほっとします。 すりガラスの模様にピントを合わせてみました。 わが家のインテリアの基本はモダン&シンプルですが(まあそれが一番手抜きできて、かつまあまあ良く見える、という長所があるものですからねえ^ ^;)、ところどころ、こうした手作りっぽい質感のあるモノを混ぜると、くつろぎやすい雰囲気が出るかな…と感じてます。 写真を撮ったついでに、ずいぶん昔の企画の続きをやることにしました。 9・10月のカレンダーの絵柄です。ハロウィンですね★ (ところでハロウィンって、イースターのようにキリスト教関係の行事なんでしょうか?それとも土着の信仰に基づいているのかな?ご存知の方、教えていただければ嬉しいです) 玄関に飾っているこのカレンダーも、あと残り11月・12月しかありません。一年が終わるのはホント早いものです。 昨日の嬉しさがまだずっと尾を引いていて、脱線してしまいました^ ^; 次回はたぶん大航海時代の続きです。いよいよ冒険家たちの登場かな? アール・デコとは?(「モードの世紀」から引用させていただきました) 第1次世界大戦後の1920~30年代に、フランスから欧米諸国に広がった生活デザインの様式。美術・建築・工芸・デザインなど幅広い分野にみられた。ウィーン工房、キュビスム、バレエ・リュス、古代エジプト美術などに着想をもとめ、直線と立体による構成や、抑制された幾何学的な図形が特徴で、合理的な装飾様式。 (中略) アール・デコの簡潔さ・合理主義性は、1900年代に浸透したアール・ヌーボーのような、複雑で官能的な特徴とは対照的。アール・デコは、芸術と産業が結びついた新しい時代の美術様式として、後にドイツを中心に展開したバウハウスの思想へと発展した。戦後の近代主義が生んだ、20世紀の重要なスタイルの一つ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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