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センセイも走る師走…ではないですが、うちの学校は11月末に定期テストがあり、採点などに追われてあっという間に12月も半ばになってしまいました。
うかうかしていると、このまま新年に突入してしまいそうでコワイです^ ^; 太極拳も習い始めてから、ちょうど一ヶ月がたちました。 先生は、生徒の皆さんから言わせれば”容赦のない人”でして、決しておっかない人ではないのですが、初心者だからといって手をゆるめてくれる事もなく、練習前に行っているストレッチからしてしょっちゅう注意を受けている有様です(泣) ストレッチ自体、太極拳の下準備みたいなところもあるので、普通のと違ってやや難しいんですよねー。まあ、私の体がかたすぎるのが一番の問題なんですけど^ ^; 以前ジムでやってみた太極拳は、手足がぶんぶん動いてちょっとエクササイズみたいな感じだったんですが、ここの教室ではまったく違って、少なくとも手は意識して「動かす」ものではないとよく言われます。体の動きとともに、自然に「動いていく」のだそうです。 特に重要なのは腰、そして下半身です。腰を据えて(例えではなく、ホントに腰を据えて)体の軸を左右に動かせば、手はおのずからついてくる、そんな感じなのですね。 だから動作に無理がなく、代わりに道理があります。さらにもともとは戦うための技であるので、ただ漠然と動きを覚えるよりも、先生から、 「相手の腕を両手ではさみ、自分の方に引き寄せ、下に組み伏せる」 「いったん攻撃をやわらかく吸収して、出鼻をくじいた後、両手で押す」 など説明されるとイメージがわくし、何より合点がいきます。私にはこの”合点がいく”というのが重要みたいです(頭から入る人間なので^ ^;)。 直線ではなく円の動き、柔らかさの中に強さあり、陰陽のバランス(足を例にとれば、重心がかかっている方が”実”、かかっていない方が”虚”といって、これをはっきりさせなくてはいけません。手のひらの向きにも陰陽のバランスがあり、右の手のひらが下向きなら左は上向きという風になっています)など、人生のヒントにもなりそうな極意がたくさんあって、興味はまだまだまだまだ尽きそうにありません。 あとは、オルガンの先生もよく言われることなのですが、「スケールを大きくのびのびと」という大事なツボがあります。 オルガンの場合、曲が弾ききれないままレッスンに行くと、一発で「今日の(演奏)は縮こまってますねー」と指摘されてしまいますし、太極拳でも手の動きなどに気を取られていると、「些細なところはいいですから、もっと大きくのびのびと」と注意を受けてしまいます。 やはり流れ、しかもダイナミックな流れが大切なのかな、と感じさせられますね~。 音楽や運動に限らず、すばらしいものにはストーリーがあり、理があり、よどみない流れがあり、均整がある……と柄にもなく考えてしまう今日この頃でございます。 それにしても極めた方の動きって、あまりにも自然なので、カンタンそうに見えてしまうんですよねえ……それで一回失敗した私^ ^; (すばらしいギタリストの演奏を聴きにいった際、らくらくと弾きこなしているので何か自分でも出来そうと思い込んでしまい、早速習い始めたら、数年で挫折しました……) ガッコもそろそろ冬休みですから、もう少しブログもペースアップできればいいなあ。 ではまた! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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