危機管理防災センターの運用が3月14日(月曜日)から始まります!
大規模災害時における本県の災害対策の拠点施設として建設を進めておりました「埼玉県危機管理防災センター」が間もなく竣工し、3月14日(月曜日)から運用を開始いたします。1. センターの役割 危機管理防災センターは、大規模災害時における本県の災害対策の拠点施設で、災害発生時には県の「災害対策本部」(本部長:知事)が設置され、自衛隊、警察、消防、ライフライン団体などの防災関係機関と連携し災害対応を行います。 これまで災害時の対応としてあった「災害対応スペースの不足」「機能の分散」「災害対応機器の老朽化」などの課題が解消され、迅速・的確な災害対応により718万県民の安心・安全を確保します。2. 概要(1)場所 県庁第2庁舎北側(県民健康センター西隣)(2)規模 敷地面積 6,255平方メートル 延床面積 3,050平方メートル(3)構造 地上2階建て(鉄筋コンクリート造)(4)事業費 約18億4千万円(5)工期(建設工事) 平成21年12月22日~平成23年2月28日 3. センター4つの特長(1)危機管理・災害対応に特化した建築物免震構造を採用(震度7の揺れを震度4程度に軽減。都道府県の防災センターとして初めて採用)ライフライン断絶に対応 電気 自家用発電機を整備。3日間センターの機能を維持 水 井戸を整備。飲料水としても使用可能 下水 排水層を整備。1,000人7日分の生活排水を貯留(2)災害対策の本部機能の充実約350名が同時に活動できる500平方メートルのオペレーションルーム(災害情報の収集、調整などを統括して行う)をセンター2階に整備自衛隊、警察、消防、ライフライン団体などの防災関係機関の対策室や国の現地対策本部室を1階に確保長期間の災害対応に備え、1,000人3日分の食料、飲料水を備蓄(3)情報収集機能の強化本部会議室に230インチの大型映像装置を設置し、リアルタイムで各種映像情報を収集(各種映像情報:県防災ヘリ・自衛隊ヘリ・県警ヘリからの映像、河川映像、道路映像、防災情報システム情報、テレビ映像など)防災情報システムを再整備し、情報収集能力の向上と情報集約の迅速化を実現(平成23年9月までに整備)(4)環境に配慮した設備太陽光発電パネルを設置し、平常時の執務室照明相当の電力を確保屋上及び駐車場緑化を施し地球環境に配慮 (お問い合わせ先) 危機管理防災部危機管理課 Tel:048-830-3115 E-mail:a3115-02@pref.saitama.lg.jp