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2008年01月06日
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カテゴリ:
yuki

 ↑不機嫌な顔でテーブルの上に座っている黒白猫(女の子)。

 あれは平成6年夏のこと。私はまだ大学生で一人暮らしを
していた時。

 何故か「私、宅地建物取引主任の資格を取る!」と宣言し、
仕事から帰るや否や、ほぼ徹夜状態で試験の当日まで勉強
をし続けた母。

 夜中の2時になると、カランカランカラン、と缶が転がる
音がするので不思議に思った母が外に出てみると、中身が
空っぽの猫の缶詰を必至に舐めている激痩せの黒白猫が
いたとのこと。

 その痩せ方といったら半端じゃなく、骨と皮だけで
毛艶も悪く、見るも無惨な姿だったそうです。

 すぐに缶詰とカリカリを、その黒白猫の所に持って入った母。
しかしよほど怖い目に遭って来たのか、絶対に近づかずに
母が立ち去った後にご飯を食べていた様です。

 そんな毎日が1ヶ月ほど続き、母と黒白猫との距離が段々
縮まり、2ヶ月が経過したころにやっと家の中まで入ってくる
ようになった、と話を聞きました。

 よほど酷い虐待を受けてきたのでしょう。母以外の人間を
怖がり、私に慣れるのにも10年はかかりました。それでも
彼女は今も尚、母にしか心を開きません。

 勇気を持って生きるんだよ…という願いを込めて、名前は
「勇気」となりました。今年で14歳。

 もし、あの時母が宅建の試験を受けると言い出さなければ
きっと勇気の存在にも気が付かず、勇気は恐らく餓死していた
でしょう。

 本当に運命的な出会いとしか考えられません。

 因みに3ヶ月後、母は見事宅建に合格しました。なので
母は勇気の事を今でも「ラッキー猫」と言って溺愛しています。
 





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最終更新日  2008年01月06日 17時52分58秒
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