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カテゴリ:家族
※おごじょ→(鹿児島・宮崎地方で)若い女性を親しんで呼ぶ語。お嬢さん。の意。
今日はその、薩摩おごじょだった大好きな祖母の命日です。早いもので 亡くなって丸6年が経ちます。 私にとっての祖母はかけがえなない存在でした。 物心ついた時には父は単身赴任、母はフルタイムで仕事に出ていたので いつもいつも祖母と一緒でした。 勝気で強烈な性格の女性が勢揃いの女系家族の中で、祖母はとても もの静かで日本舞踊が得意。愚痴一つこぼしたことのない、とても芯の強い 女性でした。 祖母のおかげでカギっ子にならずにすみました。 学校から帰ってくるといつも優しい 微笑みで「おかえり。」と迎えてくれていた祖母。 これまでの人生の中で一番辛かった体験は「戦争」だった、「平和」が 一番だと語っていた祖母。 モノを大切にするコトやご先祖様や神様を大切に思うコトを教えてくれた 祖母。 10代の多感な年頃、反抗期を迎えても、怒ることなくいつも暖かく見守って くれて、「私はいつも貴女の味方だからね。」そう言ってくれた祖母。 晩年、入院生活が長く続き、最後にお見舞いに行った時、「貴女の顔を 沢山見ることが出来たから、もういつ死んでも後悔はない。」そう言って 1週間後に天国へと旅立っていった祖母。 もちろん、今の私があるのは亡くなった父、そして母のおかげでもあり ますが、祖母が私の人生に一番大きな影響を与えてくれた人だと思って います。 おばあちゃん、天国で元気にしていますか? 子供だった頃、一緒におはじきやお手玉で遊んでくれてありがとう。 おばあちゃんのおかげで寂しくなかったです。 お母さんがとても厳しく、叩かれていた私をいつもかばってくれて ありがとう。いつも味方をしてくれてありがとう。 私は今でもおばあちゃんのことが大好きです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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