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カテゴリ:AS FOR ME
昨日の午前中、本棚の本の整理を母と二人で
やっていたのですが、小学生の頃の「卒業文集」なるもの が出てきました。 小学校を卒業してから20年以上が経過し、文集がある ことすら忘れていました。一体自分がどんな作文を書いたの か…そう思い自分が書いたページを開いて読んでみました。 失笑は覚悟の上で披露したいと思います。 「マンガと私」 私はマンガを見るのがとても好きです。 私はマンガのとりこになっているというくらい好きです。 宿題も終え、こたつでゆっくりとマンガを読むのが一番最高 です。 つかれた時などマンガは私をはげましてくれます。 でも、お父さんやお母さんは私にこう言います。 「マンガなんてものは始めからゴミになるから、あんまり 買ったりしたらいかんよ。」 私と、お父さんやお母さんのマンガへの感覚は私と正反対です。 私はマンガに感謝したいくらいです。 私はマンガの事が好きだけど、マンガも私の事が好きだと 思います。 小説などは、字がぎっしりつまっていて、目や頭がごちゃごちゃ したりするけど、マンガなら、そんな心配がいりません。 毎月二冊の割合で、マンガを買っています。そしてだいたい 月の始めにマンガは発行されています。 その日の私は、頭がマンガ、マンガでいっぱいになります。 そして、買いに行く時、私は自転車をいっぱいこいで、急いで本屋 まで行きます。 「もう売れて、なかったらどうしよう」 と心配になるけど、本屋に着いたらほっとしました。 私のほしい本がぎっしりとお店の前にあるのです。 急いでさいふから七百六十円を出して、大きな厚いマンガの本を 両手に二冊かかえて、自転車のカゴの中にどさっと入れました。 「どんな連さいかな、面白いかな。」 などを考えます。 すると私の顔がにっこりと笑っていました。 家についたとたん、私はマンガを広げて読み始めました。 こんな風にして私はマンガを楽しんでいます、 マンガは私の生きがいだ、と言ったらみんなは軽べつしたり、 マンガなんてくだらないと言うかもしれないけど、私はマンガが とても好きです。 読むだけでなく、書く人にもなりたいと、私は思っています。 他の同級生は、「修学旅行と私」とか「サッカーと僕」といった 内容の文集が多数を占めていましたが、「マンガと私」というタイトル でジツに下らない作文を書いていたのでは私一人でした。 マンガも私の事が好き、だとかマンガは私の生きがいだ、更には マンガを描く人になりたい…厚顔無恥もいいところです。とっても 自分が恥ずかしくなりました。でも、これが小学生の頃の私なんです よね。ちなみに分厚い二冊のマンガというのは『りぼん』と『なかよし』 です。 確か当時のお小遣いは500円だったので、残りの260円はお手伝い(庭 の草むしり)で稼いでいた記憶があります。 この作文を読んで、当時の私の両親はきっと落胆しただろうなぁと 思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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