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カテゴリ:AS FOR ME
苦しそうな表情をしている、ゴールドの猫。 さて、その正体は? 「お金たまるまでがまん」そう、貯金箱です^^ 懐かしい就職活動時代…当時は「氷河期」と言われる ほど就職難で、大学4年生の頃に受けた会社は50社以上 でした。 母子家庭だった私は履歴書の家族構成の欄に母と祖母の名前 を書くことしか出来ず、面接では大半の面接官の方から 「この家庭環境で大丈夫なの?貴女、母子家庭なんでしょ?」 と言われていました。 「またか…。」落胆し、泣きながらバスに揺られて帰宅して いたことを今でもよく覚えています。 どうしても入りたい会社がありました。そこで私は開き直って 面接官の方に 「私は母子家庭です。これまで受けた会社では、母子家庭だから と散々言われてきましたが、母子家庭であることはそんなに いけないことなんですか?私は好きで父を亡くしたわけでは ありませんし、母子家庭であることと仕事が出来る出来ないと いうことは全く関係のないことなのではないですか?少なくとも 私はそう思います!」 と開口一番、そう述べました。どんな言葉が返ってくるのかな… そう思っていると、 「そんな酷いコトを平気で言う人がいるんですね。仕事に母子家庭も なにも関係ありませんよ。」 その面接官の方は仰られました。数日後、無事に採用が決まりました。 入社が決まった時、ささやかながら入社祝いのパーティーがあったの ですが、その時にその面接官の方と久々に会いました。すると、 「わが社に入社して下さるんですね。いやぁ、とても嬉しいですね。 貴女には本当に期待していますよ。」 そう言われて心底嬉しかったことが鮮明に思い出されます。 この貯金箱。私の結婚退職が決まった時に、当時の部長(面接官の方) が私にプレゼントして下さったモノです。 「退職しても持ち前の頑張り精神を忘れずにね!」そう仰られ、 私に手渡しました。 この貯金箱、2/3ほど小銭が貯まっておりますが、まだ一度も 開けていません。 私の大切な貯金箱です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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