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家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

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坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

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2024/11

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2008/11/20
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────────────────────────────
■子供が言うことを聞くようになる2つのポイント
────────────────────────────



「子供が言うことを聞かないんです。」



メールサポート(教材の購入者特典)をしていると、

時々、そんな声が聞こえてきます。


そういうお母さん・お父さんに

私は、次のように声をかけています。



--------------------------------------------
 では、あなたはお子さんの話を

    ちゃんと聞いてあげているんですか?
--------------------------------------------



多くの人は、この言葉でハッと気づきます。



子供の話に耳を傾けていなければ、

子供があなたの話を聞いてくれるはずがありません。



「いや、私は子供の話を聞いているはず。。。」


そう思うのであれば、次の3分テストをしてみてください。



<3分テスト>

 紙とペンを用意して下さい。

 今から3分間時間を測ってください。

 3分間で、子供への【ほめ言葉】を

 できるだけたくさん書き出すテストです。



このテストでお子さんとのコミュニケーションの質と量が

一発でわかってしまいます。


10個以上書けたら、合格点。

子供の話をしっかり聞けていますね。



しかし、10個未満の場合は、反省しましょう。

普段から褒める頻度が少ないし、

コミュニケーションが足りないってことです。



褒めることを普段から意識していれば、

15個くらいは出てくるものです。



今年6月のセミナーでは、同様のテストを

お母さん・お父さんにやってもらいました。



ところが、ほとんどの人は

10個も書けないのですね。



子供にしてみれば、実に悲しいことです。

3分で15個は書けるようにしておきましょうね。



さぁ、準備ができたら、

今すぐやってみてくださいね。



やると、気づきが得られるかもしれませんよ・・・


それに、次回のセミナーでも

このワークをやるかもしれないしね(笑)


今のうちに練習しておきましょう ( ..)φ



--------------------------


ということで、少し話が脱線しましたが、

まずは、子供の話をしっかり聞くことが第一歩ということです。


そして、これが子供の勉強のやる気にも繋がってくるのです。


決して、軽視してはいけませんよ。




そして、もう1点。

子供が親の言うことを聞くために必要なポイントがあります。



それは、「しつけのメリハリ」です。



この「メリハリ」、

あなたは漢字で書けますか・・・?




実はコレ、

漢字で書くと、「減り張り」と書きます。



つまり、「メリハリをつける」というのは、

ゆるめたり、張ったりを自身のバランス感覚で使い分けることです。



つまり、しつけで言えば

 減り → 普段通りの楽しさ、自然体のような感じ

 張り → 緊張感、怖い


といった状態を指します。



この話をする時、

私は、中1の時の担任だった

田中先生(女性)のことを思い出します。



私は授業中、よく挙手して発言をしていたのですが、

わざとみんなが笑うようなボケ発言をしては

田中先生につっこまれ場(教室)を盛り上げていました。



でも、度が過ぎる発言をしたり、

調子に乗り過ぎてしまった時には、

めちゃくちゃ怖い顔で、怒鳴られます。

(怒ると とても怖い先生でした。)



退屈になりがちな国語の授業を

私のキャラをうまく使うことで楽しく進行していき、

度が過ぎた場合には、手綱をしっかり締める。


こうして楽しさの中にも

教えるべき時はしっかり教えるという

バランス感覚を持った素晴らしい先生でした。


このメリハリのある授業により、

田中先生は、みんなから慕われながらも

まとまりのあるクラスに育てていきました。



田中先生のメリハリバランスは、

子供のしつけにおいても同様の効果が得られます。


----------------------
楽しい、おもしろい。

でも、怒ると怖い。
----------------------


そんなバランス感覚です。




母娘の関係では特に

友達同士のような感覚になりがちです。



昔、ある有名人が子育てに関して、

「ウチの娘とは、友達同士のような関係がいいなぁって。

 だって、何でも話ができたりするからいいでしょ~」

と言っていたのを覚えています。

(確かバブル期、このような子育てが流行った感がありました。)



でも、これってどうなんだろ?



きっと、子供が思春期に差し掛かるころ

娘にブレーキが掛けられない親であることを後悔する

ことになるでしょう。




私も生徒を指導している時は常に心がけていますが、


子供から見て

「楽しい・おもしろい、でも怒ると怖い」

そんなイメージを喚起させるのが大切です。



割合としては、

 楽しい・面白い 9

 厳しい・怖い  1

くらいがちょうど良いバランスだと思います。

(子供の状態によっては、8:2 くらいにもなります)



-------------------------------



では、今日の話をまとめます。


「子供が言うことを聞かない」と嘆く前に、


1.自分が子供の話を聞いてあげているのか考える

  3分間テストで15個以上のほめ言葉を出せるようにする


2.しつけにメリハリをつける

  楽しさと厳しさのバランスを意識しましょう




この2点を見直してみてください。

1週間もあれば、変化が見られるはずです。



坂本より




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Last updated  2008/11/21 01:20:26 AM
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