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テーマ:小学生ママの日記(28695)
カテゴリ:親子のコミュニケーション
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■子供が言うことを聞くようになる2つのポイント ──────────────────────────── 「子供が言うことを聞かないんです。」 メールサポート(教材の購入者特典)をしていると、 時々、そんな声が聞こえてきます。 そういうお母さん・お父さんに 私は、次のように声をかけています。 -------------------------------------------- では、あなたはお子さんの話を ちゃんと聞いてあげているんですか? -------------------------------------------- 多くの人は、この言葉でハッと気づきます。 子供の話に耳を傾けていなければ、 子供があなたの話を聞いてくれるはずがありません。 「いや、私は子供の話を聞いているはず。。。」 そう思うのであれば、次の3分テストをしてみてください。 <3分テスト> 紙とペンを用意して下さい。 今から3分間時間を測ってください。 3分間で、子供への【ほめ言葉】を できるだけたくさん書き出すテストです。 このテストでお子さんとのコミュニケーションの質と量が 一発でわかってしまいます。 10個以上書けたら、合格点。 子供の話をしっかり聞けていますね。 しかし、10個未満の場合は、反省しましょう。 普段から褒める頻度が少ないし、 コミュニケーションが足りないってことです。 褒めることを普段から意識していれば、 15個くらいは出てくるものです。 今年6月のセミナーでは、同様のテストを お母さん・お父さんにやってもらいました。 ところが、ほとんどの人は 10個も書けないのですね。 子供にしてみれば、実に悲しいことです。 3分で15個は書けるようにしておきましょうね。 さぁ、準備ができたら、 今すぐやってみてくださいね。 やると、気づきが得られるかもしれませんよ・・・ それに、次回のセミナーでも このワークをやるかもしれないしね(笑) 今のうちに練習しておきましょう ( ..)φ -------------------------- ということで、少し話が脱線しましたが、 まずは、子供の話をしっかり聞くことが第一歩ということです。 そして、これが子供の勉強のやる気にも繋がってくるのです。 決して、軽視してはいけませんよ。 そして、もう1点。 子供が親の言うことを聞くために必要なポイントがあります。 それは、「しつけのメリハリ」です。 この「メリハリ」、 あなたは漢字で書けますか・・・? 実はコレ、 漢字で書くと、「減り張り」と書きます。 つまり、「メリハリをつける」というのは、 ゆるめたり、張ったりを自身のバランス感覚で使い分けることです。 つまり、しつけで言えば 減り → 普段通りの楽しさ、自然体のような感じ 張り → 緊張感、怖い といった状態を指します。 この話をする時、 私は、中1の時の担任だった 田中先生(女性)のことを思い出します。 私は授業中、よく挙手して発言をしていたのですが、 わざとみんなが笑うようなボケ発言をしては 田中先生につっこまれ場(教室)を盛り上げていました。 でも、度が過ぎる発言をしたり、 調子に乗り過ぎてしまった時には、 めちゃくちゃ怖い顔で、怒鳴られます。 (怒ると とても怖い先生でした。) 退屈になりがちな国語の授業を 私のキャラをうまく使うことで楽しく進行していき、 度が過ぎた場合には、手綱をしっかり締める。 こうして楽しさの中にも 教えるべき時はしっかり教えるという バランス感覚を持った素晴らしい先生でした。 このメリハリのある授業により、 田中先生は、みんなから慕われながらも まとまりのあるクラスに育てていきました。 田中先生のメリハリバランスは、 子供のしつけにおいても同様の効果が得られます。 ---------------------- 楽しい、おもしろい。 でも、怒ると怖い。 ---------------------- そんなバランス感覚です。 母娘の関係では特に 友達同士のような感覚になりがちです。 昔、ある有名人が子育てに関して、 「ウチの娘とは、友達同士のような関係がいいなぁって。 だって、何でも話ができたりするからいいでしょ~」 と言っていたのを覚えています。 (確かバブル期、このような子育てが流行った感がありました。) でも、これってどうなんだろ? きっと、子供が思春期に差し掛かるころ 娘にブレーキが掛けられない親であることを後悔する ことになるでしょう。 私も生徒を指導している時は常に心がけていますが、 子供から見て 「楽しい・おもしろい、でも怒ると怖い」 そんなイメージを喚起させるのが大切です。 割合としては、 楽しい・面白い 9 厳しい・怖い 1 くらいがちょうど良いバランスだと思います。 (子供の状態によっては、8:2 くらいにもなります) ------------------------------- では、今日の話をまとめます。 「子供が言うことを聞かない」と嘆く前に、 1.自分が子供の話を聞いてあげているのか考える 3分間テストで15個以上のほめ言葉を出せるようにする 2.しつけにメリハリをつける 楽しさと厳しさのバランスを意識しましょう この2点を見直してみてください。 1週間もあれば、変化が見られるはずです。 坂本より ▼ 私のメールマガジン(メルマガ)の無料登録はこちら >> メルマガ登録ページへ進む お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/11/21 01:20:26 AM
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