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カテゴリ:親子のコミュニケーション
■「親子の会話」で脳が育つのか・・・? 先月、脳科学の研究で有名な東北大の川島隆太教授が 脳の働きについて、次の研究結果を発表しました。 ・親子で会話をしている時、脳は活発化する ・特に、目を合わせて会話をする時に顕著になる (目が合わない電話では、あまり活発化しない) ・ほめられた時、こどもの脳の働きが特に活発になる つまり、このことから次のことが言えます。 ・電話で話すよりも、目を見た会話が脳を育てる ・会話をしながら積極的にほめると、さらに良い この2つ、大事なので覚えておきましょうね。 ではここで、 「親子の会話」と「脳力(学力)」の密接な関係を裏付ける 私の教え子の話をあなたに紹介しましょう。 私が教えている生徒の一人に、今年W大付属高校を受験する 男の子がいるのですが、彼はとても「地頭」が良いんですね。 アタマの回転は速いし、情報の処理スピードも素晴らしい。 定期テストも、前日に一気に仕上げるだけで 全教科90点以上を取ってしまうという 非常に変態的(笑)な奴なんです。 そこで、彼にいろいろ聞いてみたのです。 今までどんな風に育てられてきた? お父さん・お母さんとはどんな話をするの? いろいろ聞いてみたのですが、 やはり、ポイントがありました。 それは、「親子の会話」でした。 その子のお父さんは警察官(以前は機動隊だったらしい) なのですが、 「小学生くらいから、社会やニュースのこと、仕事のことなど わけわかんないこと(笑)をノンストップで話かけられてきた、 もう、一方的に話をしてくるんですよ。」と。 (もちろん、意見を親から求められたりもしたそうです。 「おまえはこれについてどう思う?」というように。) 彼は、親子の会話を通して、 語彙力を増やし、地頭を育てていったのでしょう。 このことからも、 【どれだけたくさんのコミュニケーションを 親子で交わしてきたか】 これが、大切なポイントのひとつであることが分かります。 できれば、お子さんがまだちょっと理解しにくい話題、 予備知識や経験が少ない話題とかがベターです。 例えば、ニュースや経済、政治、社会問題などですね。 しかし・・・。 もしあなたがそのような話題が 苦手だとしても大丈夫です。 少し難しい熟語や言葉を普段の会話に入れてみるのでも いいですし、仕事の話やちょっとした笑い話だってOKです。 (そういえば私の親友Kも、母親とよく難しい話をしていたのを 何度か耳にしました。ちなみに、彼の国語の成績は常にトップ ランクでした。) 「ちょっと、ムズかしいかな?」 「こんなこと話しても分からないかもしれないなー。」 と感じても、思いきって話をしてみてください。 例えば、 兄弟でも、お兄ちゃんの友達に加わって遊ぶ下の子は、 同学年の子に比べて精神的・知能的に進んでいる傾向 がありますよね。 親子の会話でも、 それと同じような現象が起こるとイメージして下さい。 そうして、少しずつ、少しずつ。 大人と同等レベルの話がお子さんとできるように 訓練していけばいいのです。 そんなちょっとした意識が お子さんの脳力(学力)を育てていきます。 「これから意識して話をしていこう。」 あなたが、そう思ったのなら このメールをプリントアウトして、 ポイントを手帳にメモるなり、 紙に書いて壁に貼っておくようにしましょう。 そうすれば、忘れてしまったときにでも すぐに思い出すことができますよ。 必ず実践してください。 何度も言っていますが、 このメルマガは、実践メルマガです。 まずは、毎日意識して会話をすることから ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ はじめてみてください。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これは、すぐに結果が出るものではありませんが、 ゆっくり確実に、賢い頭を育てていきます。 コミュニケーションは、子供の脳を大きく育てる きっかけになるのです。(もちろん、大人の脳も) あなたも“脳トレ会話”を はじめてみてください。 感謝をこめて 坂本より ▼ 私のメールマガジン(メルマガ)の無料登録はこちら >> メルマガ登録ページへ進む お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/18 03:00:52 AM
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