この春から、新学習指導要領の移行措置がはじまりました。
そこで受験への影響という部分で心配されている方も
多いことでしょう。
ここでは、移行措置によって追加される単元を踏まえて、
「入試対策」はどのように変わっていくのかについて
カンタンにまとめておきたいとおもいます。
今後の入試対策の参考にしてくださいね。
■中学生
・現中3受験生
数学:授業内容の変更なし
理科:仕事とエネルギー、水溶液とイオンが追加される
来年の入試では、理科の上記新分野が出題される可能性あり。
公立・私立ともにこれらの入試対策は必要となります。
・現中2生
今年は、大きな変更はなし
来年(中3)より理科・数学にて追加される単元が大きく増える。
それによって、入試の出題範囲も増える見込みがある。
・現中1生
数学・理科ともに新学習指導要領の増加分をすべて吸収する学年
入試出題範囲は、すべての増加分を含めたものになる可能性大。
■小学生
・中学受験への影響
私立中高一貫校入試
:すでに出題範囲が学校の授業内容を超えていたため
出題範囲・レベルとも特に変化はないと考えられる
公立中高一貫校入試
:適性検査の出題ベースとなる授業内容が増えるため、
出題範囲(学習範囲)が増えることになる。
ただ、出題傾向が変わる可能性はほぼゼロ。
・中学受験をしない小学生
算数や理科において増加する単元があるので
その分野の学習漏れがないように注意しましょう。
現在、市販で販売されている問題集等は、すでに移行措置の
内容を含んでいます。もし、含んでいない場合は、
各出版社のホームページにアクセスすると、問題部分が
ダウンロードできる場合があります。
<お得情報>
もし、移行措置による増加分の問題を手に入れたい場合は、
以下のページをご覧ください。とっておきの情報です。
文理のホームページで追加分野の問題が無料で手に入ります。
小学生・中学生の両方あります。
http://www.bunri.co.jp/ikousochi/index.html#_I02
今のうちにダウンロードしておくとよいですよ
移行措置による受験への影響をシンプルに説明すると
以上のようになります。
中学受験については、ほとんど影響はありません。
ただ、高校受験の場合は出題範囲が増えるため注意が必要です。
特に影響が大きく出はじめるのは、
「2年後の高校入試から」ということになります。
該当するお子さんがいる場合は、覚えておいてください。
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