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カテゴリ:計画力の育て方
「もうすぐテスト!」 そんなお子さんも多いと思います。 そこで今日は、目標の立て方について 目標を達成できる子・できない子の違い についてアドバイスをしたいと思います。 小中学生の子どもたちに 次回テストの目標を書いてもらうと、 次のような目標を立てる子が多いんです。 「全教科80点以上をとる!」 「5教科合計400点を達成する!」 しかし、このような目標を立てて そのとおりに勉強をしても なかなかその目標を達成することはできません。 もちろん、目標を立てることは素晴らしいことですし、 それに向けて努力をすることは尊いことです。 しかし、現実には 目標を実現できない場合が多い。 なぜ? どこに問題があるのでしょうか? 実は、これ。 「目標に対する考え方」に 達成できるかどうかのカギが隠されているのです。 先ほどの目標で言うのならば、 ほとんどの子は、 「各教科80点以上」を目標にすると、 “80点をとるための勉強”しかしません。 また、「5教科合計400点以上」であれば、 400点÷5教科=80点と頭の中で算盤をはじき、 “各教科80点をとるための勉強”となってしまいます。 これでは、少しでもケアレスミスがあれば 目標を達成することはできません。 目標を実現できる子というのは、 必ず、ちょっと上のレベルの目標を 自分の内側に持っているものです。 「各教科80点以上をとる」と目標設定したとしても、 自分の中では85点や90点をとるつもりで勉強をする。 「合計400点以上をとる」と公言していても 自分の中では430点くらいをとるつもりで計画を立てる。 これは、聞けば当り前のように思うかもしれませんが、 目標を達成するための非常に重要な考え方なのです。 しかし、現実問題、 ほとんどの子は、このことを意識せず 目標を80点に定めたら、 80点分の勉強しかしないのです。 だから、目標を達成できないのです。 自分が立てた目標に対して、 プラスアルファの目標を自分の頭の中に持っておく。 これが目標達成のコツです。 もし今後、あなたがお子さんから テストの目標点を聞いたら、 この話しをしてあげてください。 それだけで、 目標達成する可能性がぐんと上がります。 【目標+アルファ】を設定する。 ぜひ、覚えておいてくださいね。 坂本より ■新刊キャンペーンやってます。 『ユダヤ式学習法』(大和出版) http://www.dreameducation.net/book.html (クリックすると新しいタブが開きます) ■発行:株式会社ドリームエデュケーション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/06/18 11:15:16 AM
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