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テーマ:中学生ママの日記(17697)
カテゴリ:親子のコミュニケーション
おはようございます、坂本です。 年が明けたと思ったらもう2月。 早いものですね。 公立高校の入試はこれからが本番ですが、 中学受験の方は入試日程が終わりました。 中学受験を終えた受験生のみなさん、親御さん、 お疲れ様でした。 そして、たくさんの合格報告メールをありがとうございます。 直接勉強を教えているわけではありませんが、 こうして報告メールをいただくことは何とも嬉しいことです。 読者さんに恵まれているなぁと感じています。 このブログを読んでくれている方。 また、私の教材や書籍などで勉強し、実践を進めている親子。 そんなあなたのためにも、これからも価値ある情報を 不定期ではありますが、届けていきたいと思います。 それでは今日のテーマ、行ってみましょう。 最後までしっかり読むと、学びがあるかもしれませんよー。 ■ 男の子の母親、女の子の父親のためのコミュニケーション学。 「灯台もと暗し」という言葉があります。 これは、ご存知の通り、手近の事情はかえって分かりにくい という意味の言葉です。 関係が近すぎるとかえってわかりにくい。 これは親子関係にもあてはまるのではないでしょうか。 「息子の気持ちがよくわからない」 「娘の気持ちが理解できない」 こうしたことはよくあることです。 もちろん、こうした親子間の理解というのは、親子の対話、 特に子どもの話を聞くことで改善していくということは 「ユダヤ式学習法」の第一章でお話ししています。 すでに実践した方であれば、その効果もご存知のはずです。 ですが、もうひとつ。 「知っておくだけで」役に立つ。 そんな知識というのがあります。 それが「男女間の性差」です。 男の子はこういう傾向があり、女の子にはこうした特徴がある。 そうした男女の性差を知っておくだけで、親子関係が俄然よくなる。 そんなちょっとしたコツがあるのです。 今日は、この男女間の性差の中でも 「男子と女子の心を開くポイント」 について見ていきましょう。 男子と女子では次のような違いがあります。 ・男の子は、ある活動への「興味」を分かち合うことで 心を開いていく。 ・女の子は、いっしょに過ごす時間と自己開示から 心を開いていく。 くわしく見ていきましょう。 男の子は、自分の好きなゲームやマンガ、趣味などに対する 「興味」を共有するところから一気に打ち解けることがよくあります。 つまり、同じ興味関心を持つ仲間をつくりたいという欲求が強いのです。 たとえば、息子さんとの関係をより良いものにしたい場合は、 その子が好きなもの、興味を持っているものを否定しない ことが大切です。 たとえ、鉄道マニアになろうが、 アキバ系のキャラクターを好きになろうが、 ハリー・ポッターの主人公が嫌いだろうが、 ネガティブな発言はしてはいけません。 可能であれば、多少なりとも親が関心を持ち (無理にとは言いません)、 共通の話題がつくれれば親子間の距離はぐっと近づくはずです。 一方、女の子はすこし複雑です。 一緒にいる時間、一緒に出かける時間、一緒にはなしをする時間 というように、一緒に過ごす時間と機会を増やすことが第一。 その上で、子どもの話をていねいに聞くなかで、 個人的な悩みや恥ずかしい話、失敗談や内緒ばなしを 互いに打ち明けていく。 つまり「秘密の共有」ですね。 こうした過程を経て、はじめて女の子は心を開くものです。 もちろん、子どもには性格というものがありますので、 ここで話したこと、すべてが当てはまるわけではありません。 しかし、中には読んでいてご自身の経験などから うなずける部分がいくつかあったかもしれません。 こうした男女間の性差の知識が、 親子のコミュニケーションの助けになる場合もあります。 男の子の「興味」を否定せず、可能なら分かち合うこと。 女の子とは、いっしょに過ごす時間と互いの自己開示が重要であること。 このことをしっかり覚えておいてください。 あなたの子育てのヒントになれば幸いです。 それでは、また次回まで。 雪の降る埼玉にて 坂本 七郎 【男女の性差 重要なおまけ】 これはお子さんの教育にも活かせるおまけですが、 「男の子は自分の能力を過大評価し、 女の子は自分の能力を過小評価する」 という傾向があります。 だから、男の子には厳しめに接すると同時に、 現実を見せる機会(模試やテストを受ける機会)、 カンタンにほめないということが重要になります。 一方、女の子の場合は、厳しくするよりも自信を持たせたり 励ましたりすることでうまくいくことが多いです。 母と娘という同性の関係だと、 どうしても厳しく接してしまいがちです。 厳しさも時には必要ですが、 はげますことやほめることを軸にすると 娘さん本来の能力を発揮できるかもしれませんよ。 このこともぜひ覚えておいてくださいね。 ■発行:株式会社ドリームエデュケーション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/02/09 08:06:46 AM
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