2678381 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

Category

Archives

2024/11

Recent Posts

2011/07/02
XML
カテゴリ:夏休みの勉強法

■もうすぐ、夏休み!



いよいよ7月になり、

夏休みが近づいてきましたね。



夏休みの計画、あるいは学習計画は立てましたでしょうか?



受験生にとって夏休みは、

基礎力を完成させる 超、超、超!重要な期間。



この40日間をどう過ごすかで

合格できる学校のランクを、ひとつ上げることができます。

(がんばり次第で2ランクアップも可)



また、受験生でなくても夏休みは、

苦手科目や学習の遅れを取り戻すチャンスでもあります。



長いようでアッという間に

過ぎ去っていくのが夏休み。


この40日間を、いかに過ごせばよいのか。


よりよい夏休みにするためにはやはり

事前に「計画」を立てることがカギとなります。




しかし・・・。


じつはですね、

「夏休みの計画」というのは、

子どもたちが立てる計画の中でも

もっとも難しいものなのです。



知っていましたか?



その最大の理由は、お休みの期間がとても長いこと。


春休み、冬休み、GWなどは1週間から2週間程度ですが、

夏休みは3倍の6週間あります。



計画というのは期間が長ければ長いほど

計画倒れや3日坊主になりやすいのです。



じゃあ、どう計画を立てればいいか?


簡潔に説明しましょう。




<計画の立て方の基本フロー>


まずは計画を立てるときの基本的な流れから。

これは基本ですから、しっかり頭にたたき込んでください。


1.さいしょに「目標」を立てる


「計画」には、目標が必要です。

計画を立てる期間内で、何を達成したいのかを決めます。

(例:宿題を8月10日までに終わらせる、苦手分野○×を克服するなど)



2.「何を、どれだけ、いつ」を決める


目標を決めたら、「何を、どれだけ、いつ」の順で

具体的な計画を立てていきます。

自分で立てた目標を達成するには、「何を」「どれだけ」

勉強する必要があるか。

(例:7月31日までにA問題集の○ページから×ページまでを2回くり返す)

さらにはそれをもとに「いつ」やるかを決めていきます。

(例:毎日、何時から○ページずつ進める)




この2ステップが、計画立案の基本フローとなります。

よろしいでしょうか。



そしてくり返しになりますが、

夏休みというのは、他のお休みにくらべて

期間が長いという特徴があります。


この特徴が、計画の実行をむずかしくさせています。

40日という「期間の長さ」がネックになるのです。



そこで、私がすすめているのが、

夏休みを3つの期間に分ける計画立案法です。



夏休みを、

1)7月中 2)8月前半 3)8月後半

の3つの期間に分けます。


そして夏休みに達成したい大目標を

この期間で3つに区切り、各期間でひとつひとつ

目標を達成していくようにするのです。


たとえば、カンタンな例で言うと、


大目標:問題集を6冊終える

→ 7月中の目標 :問題集を2冊終える

→ 8月前半の目標:問題集を2冊終える

→ 8月後半の目標:問題集を2冊終える

といったイメージです。



こうして3つの小目標を立て、

それぞれの期間で、「何を、どれだけ、いつ」を決めていく。


こうすることで

より目標を達成しやすい計画ができあがります。



目標は、細分化することで達成率が上がる――。



子どもたちの夏休みの計画を立てる場合は、

この3期間に分けるのがベストバランスです。



3つに分けることで、

たとえ計画に遅れが出ても、軌道修正がしやすく、

計画倒れを防ぎ、目標にぐっと近づくことができます。



私の新刊『小学生の学力は「計画力」で決まる!』には、

3つの期間に分かれた夏休みの計画表フォーマットを

プレゼントしていますので、本をお持ちの方は

そちらのひながたを使うとラクですよー。

http://keikakuryoku.com

(クリックすると新しいページが開きます)




ここまで夏休みの計画の立て方を説明してきましたが

いかがでしたでしょうか。


7月は、夏休み直前ということもありますので、

「アドバイス強化月間」としまして、

このような学習アドバイスをできるだけ

お届けできたらなぁと思っています。



あなたのお子さんの夏休みを、

楽しく、有意義なものにする、

そのお手伝いができれば幸いです。



次回からは、もう少し具体的に、

・夏休みにはどんな勉強をするのがよいか

・優先的に学習すべき単元や分野はどう決めればよいか


といったことについて、私の考えを述べたいと思います。

ぜひ、こちらも参考にしてください。



それでは、また次回の記事更新を

楽しみにしていてください。



家庭学習コンサルタント

坂本 七郎






追伸:


計画づくりが苦手なお子さんは・・・


お子さんの中には、

どうしても計画を立てるのを嫌がる子、

性格上、計画を立てるのがなじまない子もいると思います。


その場合は、細かい計画などは立てずに、

・ざっくりとした「目標」

・おおまかな「一日ぶんの勉強量」

・毎日の「勉強開始時間」

この3つを決めるだけでも、40日後の成果は変わってきます。


いまから夏休みに向けて、

気持ちを徐々に高めていきましょう!





追伸2:


そうそう、私の2作目、

『小学生の学力は「計画力」で決まる!』ですが、

教育新聞に書評が掲載されました。


記事をくりぬいた部分をブログに貼っておきましたので

よかったら読んでみてください。

http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201106200000/

(クリックすると新しいページが開きます)





▽坂本発行の無料メールマガジンの登録は下記からどうぞ。

 → メールマガジン登録



■発行:株式会社ドリームエデュケーション







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011/07/02 01:11:27 PM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X