坂本です。
先日、テレビの収録で、現在ブレイク中のお笑い芸人
あばれる君に「見るだけ暗記法」を教えてきました。
「見るだけ暗記法」のやり方はこちら
→ http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201206120000/
今日は「見るだけ暗記法」の効果的な復習方法について、
書いておきたいと思います。
■「見るだけ暗記法」の効果的な復習タイミング
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以前、小中学生に「見るだけ暗記法」を試してもらったときは、
・暗記をした3日後:9割の漢字を覚えている
・暗記をした5日後:8割の漢字を覚えている
というデータが出ました。
このことから拙著『中間・期末テストに強くなる勉強法』では、
2割ほど忘れてしまう時期に復習するのがよいという意味で、
5ー7日後の復習をおすすめしています。
もちろん基本は、これでよいのですが、
もう1つ、覚えておくとよいポイントがあります。
それは、
・毎回1、2回の暗記で覚えてしまう人は、3日後に再テスト(復習)をする
・毎回3回以上かかる人は、5日後または7日後に再テスト(復習)をする
というものです。
つまり、これは
・手軽に覚えたものほど、忘れやすい。
・苦労して覚えたものほど、長く覚えている。
という人間の基本法則を踏まえたものになります。
「見るだけ暗記法」は他の暗記法とくらべて、
断然覚えやすく、忘れにくいという特徴が基本にあります。
ですが、復習をせずに放置しておけば、いつかは忘れてしまいます。
覚えたことをできるだけ長く記憶にとどめるためには、
復習にもちょっとした工夫が必要になるのです。
同じ「見るだけ暗記法」をやっても
・たった30秒(1回)の暗記で10個の漢字を覚えてしまう人
もいれば、
・6回かけて(計3分)、10個の漢字を覚える人
もいるわけです。
30秒も3分も暗記時間としては短いのですが、
努力量に差があります。くり返す回数も異なります。
このちょっとした差が、記憶の持続時間の差となります。
「見るだけ暗記法」を使うときには
お子さんが何回で覚えたかによって、
復習のタイミングを調整することも覚えておきましょう。
目安はこちらです。
・毎回1、2回の暗記で覚えてしまう人は、3日後に再テスト(復習)をする
・毎回3回以上かかる人は、5日後または7日後に再テスト(復習)をする
今後も、お子さんの家庭学習で活用してみてください。
それでは、またメールします。
坂本 七郎
追伸:
「見るだけ暗記法」の実践にはタイマーが必要です。
私が推奨しているのはこちらのタイマー。
■XXERT(イグザート) デジタルタイマー
・10秒単位でのセットがカンタン
・タイマー音も大・小・消音(光でお知らせ)が選べるので
場所を問わずに見るだけ暗記法が実践できる
このことから、このタイマーがベストですね。
追伸2:
下記の番組に出る予定です。
5月10日(日)母の日 昼1時55分から
テレビ朝日「お願いランキング特別編 かわれる君」
もしお時間があれば、どうぞ。
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発行: 株式会社ドリームエデュケーション 坂本七郎
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