2678098 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

家庭学習コンサルタント 坂本七郎のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Free Space

坂本七郎 プロフィール


家庭学習コンサルタント
ドリームエデュケーション代表
オンライン家庭教師「まなぶてらす」主宰

1977年生まれ。群馬県太田市出身。

塾講師や家庭教師など5000人以上の学習指導の経験から「家庭学習」こそが学力アップのカギであることを確信。
全国の小・中学生とその保護者に、中学受験・高校受験に向けた家庭学習のアドバイス、親子の関わり方について教えている。

また、受験や習い事など各分野のプロから自由に学べるオンライン専門の家庭教師「まなぶてらす」を運営。24時間365日、世界中どこからでも質の高い教育が受けられる環境を整えている。

主な著書に、ナツメ社から『マンガでわかる!中学生からの最強の勉強法』、大和出版から『小学生のための「家庭学習」の教科書』『小学漢字1026が5時間で覚えられる問題集』、『出る順「中学受験」漢字1580が7時間で覚えられる問題集』、『漢字が好きになるドリル』シリーズ(いずれも大和出版)などがある。

ドリームエデュケーションHP

オンライン家庭教師まなぶてらす

坂本七郎への問合せはこちら

Category

Archives

2024/11

Recent Posts

2015/07/15
XML
カテゴリ:夏休みの勉強法

坂本です。


もうすぐ夏休みですね。

夏休みの“具体的な計画”を立てる時期がやってきました。


これまで、

・「夏休み学習」のカギはメリハリにある。
 http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201506180000/

・この週末、苦手分野を絞りこもう。
 http://plaza.rakuten.co.jp/kikuji/diary/201507020000/

という記事を書いてきました。


ここまでの準備は大丈夫でしょうか?



そして今日は、最後の仕上げ。

具体的な学習計画の立て方を解説します。




■夏休みは、目標・期間を3分割する
──────────────────────────


・じぶんの苦手分野を書き出し、

・優先順位を決め、

・どの問題集・教材を使って苦手をつぶしていくか


ここまで決まったら、

【夏休み全体を通して達成したい目標】

を、具体化していきます。



ポイントは、「数字」や「具体名」を使うことです。




たとえば、

「8月31日までに、A問題集、B問題集、C問題集の
 9割の問題ができるようにする」

とか

「まずは7月31日までに学校の宿題を終わらせる」


というように。


勉強だけでなく、習い事や部活動、

生活面での目標を書いても良いです。




つづいて、

こうして夏休み全体の目標が書けたら、

それを3つの期間に分割していきます。


3つの期間とは、こちら。

<期間1> 夏休み開始日〜7月31日まで

<期間2> 8月1日〜8月15日まで

<期間3> 8月16日〜8月31日(夏休み終了日)まで



たとえば、夏休み全体の目標が

「8月31日までに、A問題集、B問題集、C問題集の

 9割の問題ができるようにする」

だとしたら、次のように目標を分割します。


・期間1のあいだにA問題集を終わらせる(8割の問題ができる状態)

・期間2のあいだにB問題集を終わらせる(8割の問題ができる状態)

・期間3のあいだにC問題集を終わらせる(8割の問題ができる状態)


(先ほどの「宿題を終わらせる」という目標はすでに、
 期間1までに終えるものとしていますので、そのままでよいです)



では、そもそも。

なぜ、目標を3つの期間に分割するのでしょうか?


その理由はこうです。

1つよりも3つの期間に分けた方が、計画が立てやすくなるし、

もし計画倒れをしても修正がしやすいから。



40日という長い期間の計画を立てるときは、

いくつかの期間に分けて、それぞれの目標、計画を立てて、

1つずつクリアしていく方がうまくいくのです。





■「何を、どれだけやるか」を決めていく
──────────────────────────


3つの期間の目標が決まったら、

次に「期間1の具体的な計画」を決めていきます。



※期間2~3の具体的な計画については、いまはまだ立てなくても構いません。
 期間1(7月末まで)の進み具合を見ながら、期間2がはじまる2,3日前に、
 次の計画を立てていきます。



たとえば、

夏休みの開始日〜7月31日の間にやると決めたA問題集。

このページ数が、ぜんぶで100ページあるとしましょう。


<期間1>が14日間あるなら、1日あたりの勉強量は、

100ページ ÷ 14日間 = 7.14・・・ページとなります。


つまり、1日約8ページずつすすめていけば、終わる計算になります。




しかし。

夏休みには何が起こるか分かりません。


急な用事が出たり、熱が出て勉強ができなくなる日が

あるかもしれませんよね。


そんなときのために、私なら少し多めに、

1日10ページを1日の学習量と定めます。




ただし、

ここで10ページとなりますと、もう1つ問題が出てきます。


10ページという量は、1回の勉強量としてはすこし多めです。


一気にやろうとすれば、途中でだらけたり、

飽きたり、集中力が欠けたりする可能性が出てきます。



そんなときは、学習量を2回に分けることを検討してください。



朝に集中しやすいタイプのお子さんであれば、

午前中の学習量を多めにとるとよいでしょう。


たとえば、朝8時から6ページ、残りの4ページは夕方6時から夕飯前

までの間にする、と決めてもよいかもしれません。



単純にわり算だけで1日あたりのページ数を決めても良いのですが、

ここにお子さんの学習ペースや集中できる分量、集中しやすい時間帯

などを考慮に入れると、よりお子さんにあった学習計画になります。


このあたりは、親子で話し合いながら計画を立ててみて下さい。




・・・最後にまとめておきます。



このようにして、

・夏休み《期間1》の目標を立てる

・毎日、何時から勉強をはじめるのか

・その時間帯には、何を使ってどれだけの量を勉強するか


これら3つを、決めて

夏休みの計画を固めていきましょう。




■最後に、とっておきのプレゼント。
──────────────────────────


ここまで、ていねいに読んでくれたあなたに

ささやかなプレゼントを用意しました。


「夏休みの計画」を立てるのに役立つ

計画表のフォーマットです。


これがあれば、かなり計画が立てやすくなるはず。

どうぞ、こちらからダウンロードをしてお使いください。


■「夏休みの計画フォーマット」

 http://keikakuryoku.com/hinagata/natu.pdf



それでは、計画づくり、がんばってください。

応援しています。



坂本 七郎




追伸:

「見るだけ暗記法」を使った私の漢字問題集。
その完成が少しずつ見えてきました。

まだすべてを書き上げていませんし、
やることは山ほどあるのですが、
先ほど何となく調べてみると・・・

なんと、アマゾンでは、すでに予約注文ができるようです。

(『小学漢字1006が5時間で覚えられる問題集』
 で検索してみてください)

これはプレッシャー高いです(汗)
さてさて、間に合うのか!?

しばらくはギリギリの日々を過ごしそうです。
みんなでいっしょにがんばりましょう!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 発行: 株式会社ドリームエデュケーション 坂本七郎
 ホームページ  http://dreameducation.co.jp
 ツイッター    https://twitter.com/shichiro7
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015/07/19 07:52:24 PM
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X