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カテゴリ:計画力の育て方
坂本です。
今年も冬休みの準備を整えていく時期に入りました。 今日は、より良い冬休みにしてもらうために、 今週末にやるべきことを書いておきたいと思います。 重要な内容になりますので、プリントアウトをして、 保管しておくことをおすすめします。 ■冬休みは、伸びしろベースに取捨選択をしよう ────────────────────────── 長期休みのメリットは、 「まとまった時間が確保できるところ」にあります。 普段はなかなか手が付けられない勉強に着手できる 絶好の機会といえます。 たとえば、 ・志望校の過去問演習 ・弱点教科や苦手な単元の克服 ・取りこぼした単元の復習 ・勉強の遅れを取り戻すための勉強 ・先取り学習 こうしたことに集中的に取り組むことで、 休み明けからの学習に勢いをつけることができます。 しかし、ここで忘れてならないのは、 「やることの取捨選択」です。 やみくもに勉強内容を決めるのではなく、 自分の現状をよく見た上で、何をすべきかを考えること。 「何をしたいか」よりも、「何をすべきか」を 考えるようにしてください。 たとえば受験生なら、 過去3年分の入試問題をよく見て、 自分の現状と照らし合わせます。 比較をすると、 何をやるべきか、何を優先すべきかが見えてきます。 ・どの単元がもっとも伸びしろが期待できるか ・その中で、少ない時間でマスターできそうな単元はどこか ・後回しにした方が良い(時間がかかる)単元はどこか このように考えて、徐々にやるべきことを絞り込んでいくのです。 単に、できないから苦手だからと決めてしまうのではなく、 入試傾向をよく見て、自分の伸びしろをベースに 学習内容を取捨選択していくことが重要になります。 ■冬休みの目標を考えてみよう ────────────────────────── 学習内容の取捨選択ができたら、 それをもとに冬休みの目標を決定します。 <目標例> 「入試レベルの国語文法問題をマスターする」 「数学の図形問題(平面図形)の苦手を克服する」 「英単語の意味を200語おぼえる」 「憲法改正について調べ、問題演習をやっておく」 「月の満ち欠けをマスターする」 「冬休みの宿題を12月31日までに終わらせる」 目標の数は、多くとも3項目くらいまでにしておきましょう。 「冬休みの計画表のひながた」を私の方でつくっておきましたので、 ここに各自の目標を書き込んで掲示しておいてください。 ■冬休みの計画表(ひながた) http://www.dreameducation.co.jp/present/keikaku-winter.pdf こうしてつくった目標は 勉強のやる気を支えるエンジンとなるはずです。 冬休みに何を学習すべきか。 まずはここから考えていきましょう。 良い週末をお過ごしください。 坂本 七郎 追伸: 過去に時事問題が出題されているなら、その対策も忘れずに。 勉強の合間に次のような時事ニュースを集めた本を読んで 理解を深めておくとよいです。 ・重大ニュース 2016年(栄光) http://goo.gl/kqGamR 中学入試用として作られたものですが、高校入試用としても活用できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018/07/21 07:46:21 AM
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